★ひなP、こっちのレポート、先に行くねぇ。
3月31日(水)、上海レフリーズ、チェアマン;Davidからの電話「今週、杭州だけど
どう?」……に、二つ返事で「OK!」。だいたいこんな感じで、その週のレフリー
担当がアサインされる。
上海レフリーズは現在、Davidを始めとして、Steve、Charlie、Chris、Alex、そして
私;Michael.が主なメンバーといったところなんだけど、Davidの週末は子供の世話で
忙しく(?)、Steve、Charlieの両名は学校の先生で、土日もいろいろ行事が有るらしい。
Chrisは毛蟹のプレイヤーでもあるし、Alexは病気がちという事で、消去法的に僕の所
にお鉢が回って来る。まぁ、数やってナンボみたいなところも有るので、お声が掛れば
余程の事でもない限り、お受けする様にしている。ただ、慢性的にレフリーは不足気味
だし、双龍のメンバーも是非、レフリーの世界にも足を踏み入れて欲しいと思う。但し
ハマる人はハマってしまうよ。
さて、そんな訳で杭州は浙江大学グラウンドで行われた上海杯、杭州ハーレクインズvs
上海毛蟹。
データは以下の通り。
*日時:2010年4月3日(土) 14時40分キックオフ
*場所:浙江大学グラウンド
*天候:曇り(気温:15℃位?)
*試合形式;
・15人制(40分×前後半)
・スクラムはノンコンテスト
・ローリング・サブ
*杭州ハーレクインズvs上海毛蟹
前半:(4T3C=26)vs( 0=0T0C)
後半:(4T2C=24)vs( 0=0T0C)
---------------------------------------------
合計:(8T5C=50)vs( 0=0T0C)
前半は得点程の力の差は感じられず、ハーレクインズもしっかりしたタックルを見せて
いた。しかし、毛蟹のキャプテン(James、CTB、元クィーンズランド州代表らしい)
に再三大きなゲインを許す等、終始自陣ゴールを背負い、そして反則…という展開では
どうにもならない。
後半、点差が開いた事もあってハーレクインズはリザーブ選手を大量投入。彼らの殆ど
がしかしラグビー初心者に近いとあって、今度はルール認知度がイマイチと…。それに
付き合う形で毛蟹の方もプレーが雑になってしまい、レフリーとしては色んなところで
気を遣わねばならない試合となった。ったく「ラグビーしようよ」この一言に尽きるん
だけど。
初心者相手に大量得点が有るんだから、毛蟹ももう少し「大人ラグビー」をして欲しか
ったね。ハーレクインズが反則をする度に、ゲームを止めて説明をするんだけど、毛蟹
としては速攻を仕掛けたいと、何でゲームを止めるんだと。これは試合後に毛蟹の選手
にも話したんだけど、拮抗したゲームでは勿論、速攻の機会を摘み取る様な事はしない。
しかし今日はこれだけ点差が開いているし相手は殆どが初心者。いや、相手が初心者だ
ろうが何だろうが、常にトライを取りに行く、手を抜かない姿勢はラグビー精神として
立派だが「初心者への配慮」みたいなものも、老舗クラブとしては考えて欲しいという
様な事を。
試合中に何度となく、ハーレクインズのゲームキャプテンから「discipline‼」という
コールが聞かれた。このチーム、確実に成長している。
★道中色々;
ところでワタクシゴトになるが、僕にとっての杭州は、かなり難儀なお客さんが在って、
過去の一時期、毎日の様に通い詰めたという、ちょっと苦い思い出の残る街だ。
往路は毛蟹メンバーのバスに同乗させてもらった。この季節、上海郊外では、いわゆる
「江南之春」を満喫出来る。道路の両側には、これでもかという程に菜の花が咲き誇る
んだけど、その数というか量というか、10年前に比べるとちょっと迫力が無くなった
様に思うのは気のせい?
建設中の新幹線専用軌道………を撮りたかったのではなく、写真の主役はこの白い車。
路肩に反対向きに停まっていたけど逆走?
こちらは「鉄塔アート」。まぁ某かの必然性が有っての事なんだろうけど「何でまた
この形なの?」と問いたくなるのが少なくない。中でも以下の2つが特に。
←[A]
←[B]
もうだいぶ前になるけど、ゴルフをしていて僕が「あれ([A]の方)って、何か『友達
のワッ!』みたいな形やねぇ」と言ったのに対して「あっち([B]の方)は、パンツを
足首まで下げた状態のまま逆立ちした女の人だ」と形容した人が居た。時々この様な
天才的な発想によって言動するだに、僕はこの人に尊敬の念を抱く。その人とは……。
答えは最後に。
それにしても、清明節という事もあって、ちょっと進んでは渋滞にぶつかる……の繰り
返しで、普通なら2時間ちょいで着くところが、結局4時間半も掛ってしまった。
バスに乗って遠足気分でワイワイやって、しかし次のサービスエリアまでの時間が読め
ないとなると、決まって出くわすのがこのシーン。失礼!
毛蟹のメンバーは杭州泊まりだったので、帰りは1人で動車組(新幹線タイプ)で上海へ。
こいつが専用軌道を走る日も近い訳だが、苦言を1つ。動車組の最終で上海南駅に到着
したのが22半過ぎ。急いで地下鉄乗り場へ走るも既に終電が出た後で以降はタクシー
頼みとは情けない。杭州⇒上海南が動車組(2等/サ込)で55元。上海南駅⇒虹橋地区
がタクシーで41元。このいびつさが、昔も今も、上海公共交通の実力である。地下鉄
路線網がいくら広がろうとも、こういった乗り継ぎの不便さが解消されない限り、一流
の交通網とは言えない。
★「鉄塔アート」に天才的発想でコメントした人は? の答え。
ご想像の通り、この人です。
(↓)(↓)(↓)
以上、レポートを終わります。編集長;ひなP殿、4月3日の「公欠扱い」をお願い!
Michael.(97XX)@最近またミツバチコーヒー。
【追】実は複雑な気持ちでこのレポートを書いていた。元日本代表FL、マンキチこと
渡邉選手の訃報に接しての事だ。線路に降りた? 何が有ったのか判らんけれど、
ちょっと、俄かには信じ難い。ショックが大き過ぎて、コメントのしようもない。
ご冥福を祈るばかりだ。合掌。
3月31日(水)、上海レフリーズ、チェアマン;Davidからの電話「今週、杭州だけど
どう?」……に、二つ返事で「OK!」。だいたいこんな感じで、その週のレフリー
担当がアサインされる。
上海レフリーズは現在、Davidを始めとして、Steve、Charlie、Chris、Alex、そして
私;Michael.が主なメンバーといったところなんだけど、Davidの週末は子供の世話で
忙しく(?)、Steve、Charlieの両名は学校の先生で、土日もいろいろ行事が有るらしい。
Chrisは毛蟹のプレイヤーでもあるし、Alexは病気がちという事で、消去法的に僕の所
にお鉢が回って来る。まぁ、数やってナンボみたいなところも有るので、お声が掛れば
余程の事でもない限り、お受けする様にしている。ただ、慢性的にレフリーは不足気味
だし、双龍のメンバーも是非、レフリーの世界にも足を踏み入れて欲しいと思う。但し
ハマる人はハマってしまうよ。
さて、そんな訳で杭州は浙江大学グラウンドで行われた上海杯、杭州ハーレクインズvs
上海毛蟹。
データは以下の通り。
*日時:2010年4月3日(土) 14時40分キックオフ
*場所:浙江大学グラウンド
*天候:曇り(気温:15℃位?)
*試合形式;
・15人制(40分×前後半)
・スクラムはノンコンテスト
・ローリング・サブ
*杭州ハーレクインズvs上海毛蟹
前半:(4T3C=26)vs( 0=0T0C)
後半:(4T2C=24)vs( 0=0T0C)
---------------------------------------------
合計:(8T5C=50)vs( 0=0T0C)
前半は得点程の力の差は感じられず、ハーレクインズもしっかりしたタックルを見せて
いた。しかし、毛蟹のキャプテン(James、CTB、元クィーンズランド州代表らしい)
に再三大きなゲインを許す等、終始自陣ゴールを背負い、そして反則…という展開では
どうにもならない。
後半、点差が開いた事もあってハーレクインズはリザーブ選手を大量投入。彼らの殆ど
がしかしラグビー初心者に近いとあって、今度はルール認知度がイマイチと…。それに
付き合う形で毛蟹の方もプレーが雑になってしまい、レフリーとしては色んなところで
気を遣わねばならない試合となった。ったく「ラグビーしようよ」この一言に尽きるん
だけど。
初心者相手に大量得点が有るんだから、毛蟹ももう少し「大人ラグビー」をして欲しか
ったね。ハーレクインズが反則をする度に、ゲームを止めて説明をするんだけど、毛蟹
としては速攻を仕掛けたいと、何でゲームを止めるんだと。これは試合後に毛蟹の選手
にも話したんだけど、拮抗したゲームでは勿論、速攻の機会を摘み取る様な事はしない。
しかし今日はこれだけ点差が開いているし相手は殆どが初心者。いや、相手が初心者だ
ろうが何だろうが、常にトライを取りに行く、手を抜かない姿勢はラグビー精神として
立派だが「初心者への配慮」みたいなものも、老舗クラブとしては考えて欲しいという
様な事を。
試合中に何度となく、ハーレクインズのゲームキャプテンから「discipline‼」という
コールが聞かれた。このチーム、確実に成長している。
★道中色々;
ところでワタクシゴトになるが、僕にとっての杭州は、かなり難儀なお客さんが在って、
過去の一時期、毎日の様に通い詰めたという、ちょっと苦い思い出の残る街だ。
往路は毛蟹メンバーのバスに同乗させてもらった。この季節、上海郊外では、いわゆる
「江南之春」を満喫出来る。道路の両側には、これでもかという程に菜の花が咲き誇る
んだけど、その数というか量というか、10年前に比べるとちょっと迫力が無くなった
様に思うのは気のせい?
建設中の新幹線専用軌道………を撮りたかったのではなく、写真の主役はこの白い車。
路肩に反対向きに停まっていたけど逆走?
こちらは「鉄塔アート」。まぁ某かの必然性が有っての事なんだろうけど「何でまた
この形なの?」と問いたくなるのが少なくない。中でも以下の2つが特に。
←[A]
←[B]
もうだいぶ前になるけど、ゴルフをしていて僕が「あれ([A]の方)って、何か『友達
のワッ!』みたいな形やねぇ」と言ったのに対して「あっち([B]の方)は、パンツを
足首まで下げた状態のまま逆立ちした女の人だ」と形容した人が居た。時々この様な
天才的な発想によって言動するだに、僕はこの人に尊敬の念を抱く。その人とは……。
答えは最後に。
それにしても、清明節という事もあって、ちょっと進んでは渋滞にぶつかる……の繰り
返しで、普通なら2時間ちょいで着くところが、結局4時間半も掛ってしまった。
バスに乗って遠足気分でワイワイやって、しかし次のサービスエリアまでの時間が読め
ないとなると、決まって出くわすのがこのシーン。失礼!
毛蟹のメンバーは杭州泊まりだったので、帰りは1人で動車組(新幹線タイプ)で上海へ。
こいつが専用軌道を走る日も近い訳だが、苦言を1つ。動車組の最終で上海南駅に到着
したのが22半過ぎ。急いで地下鉄乗り場へ走るも既に終電が出た後で以降はタクシー
頼みとは情けない。杭州⇒上海南が動車組(2等/サ込)で55元。上海南駅⇒虹橋地区
がタクシーで41元。このいびつさが、昔も今も、上海公共交通の実力である。地下鉄
路線網がいくら広がろうとも、こういった乗り継ぎの不便さが解消されない限り、一流
の交通網とは言えない。
★「鉄塔アート」に天才的発想でコメントした人は? の答え。
ご想像の通り、この人です。
(↓)(↓)(↓)
以上、レポートを終わります。編集長;ひなP殿、4月3日の「公欠扱い」をお願い!
Michael.(97XX)@最近またミツバチコーヒー。
【追】実は複雑な気持ちでこのレポートを書いていた。元日本代表FL、マンキチこと
渡邉選手の訃報に接しての事だ。線路に降りた? 何が有ったのか判らんけれど、
ちょっと、俄かには信じ難い。ショックが大き過ぎて、コメントのしようもない。
ご冥福を祈るばかりだ。合掌。