上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.438)ラグビーボール

2010-07-18 19:09:46 | その他
羊がいっぱい。数えていると眠くなります。


ニュージーランドに行って来ました………

………ウソ。

ここは中国青海省。大黄河の源流に近い、標高3000m超の高原です。

青海省は蔵族(チベット族)や回族(イスラム)をはじめとする少数民族の
人達が数多く居住する地域で、今回、青海省東南部に位置する共和県の、
蔵族の子供達が通う民族学校に訪問する機会が有りました。

決して裕福とは言い難い(早い話が貧困)地区の子供達ですが、サッカー
はみんな大好きな様です。




が、しかーし………;




Michael.:小朋友、橄欖球ってのも面白いんだぜ!


少年:★$△&●!@■#◆?(な、なんやこのオバハン?)


あれれ、どん引き?



いやいやラグビーボールの魔力は偉大なもので、果たして30分後…;



ご覧の様に、楕円球に馴染んでくれていましたとさ。

普及作戦、成功!



立ち止まってはいられない。子供達とラグビーの未来に出発進行!




★少しだけマジメな話。民族学校を訪問する前日、関係者の方々から
 貧困地区の子供達を取り巻く環境が、如何に厳しいものであるかを
 お聞きしました。初めてラグビーボールを手にして、取り合いっこ
 している少年達の笑顔が、毎週SRFCのピッチで見る双龍Kidsの
 それと少しも違わない事に癒され乍らも、彼等の普段の生活やこれ
 からの事に思いを致すと、こうして冗談半分にブログに綴るのにも、
 実はためらいが有ります。その様な形ゆえに、ラグビーのボールは
 不規則に、どちらに転ぶか判りません。この日に出会った子供達の
 人生もまた、右に左に、不規則に転がって行くんでしょうけれど、
 どちらに転んだにせよ、ボールに追い付き、拾い上げたその場所に
 幸多かれと思う、今日この頃です。


★もひとつおまけ:現地で色々とお世話をして下さった張さん。笑顔
         がとても素敵な別嬪さん。勿論ストライクゾーン
          だけど、コヂロー君、どうよ?
         

Michael.(97XX)

(筆者注) 社会貢献活動の一環として横河電機(中国)さんが毎年、中国
    の貧困地区の小学校を対象に物資等の援助をされています。
    その中には上海の少年野球やサッカーの連盟で集められた、
    子供達の古着等も有り、筆者が勤務する物流会社では運送の
    部分で協力させて頂いているご縁で、今回、現地小学校での
    セレモニーに参加させて頂きました。
コメント
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