Earthyとは土臭い、例えばジャガイモやごぼう、レンコン、人参、土に埋まっている野菜、根菜類は土臭い。そのかわり食物繊維もビタミン類もたっぷりだから健康にいいこと間違いなしだ。その点けんちん汁なんかかなり良さげだ。しかし今回は根菜ではなく、土臭~いFUNKについて話そう。
=====EathyなFUNKとは?=====
FUNKには元々臭~いという意味があるのは以前書きました。意味合いからするとさぞ田舎で作られてそうが、普通のポップスと一緒でかなりインターナショナルな編成で、音楽的にもかなりミクスチャー的サウンドである。Salsaっぽい物やBossa系、Kazooを使ったアフリカンっぽい物等かなりバラエティに富んではいるが、基本はFUNKである。
L.A.で活動していたWarもかなりEarthyなLatin Funkであった。お隣がメキシコなのでラテン系の移民が多いせいかL.A.
あたりでもラテン系をやっていたFUNKバンドは多いようだ。Latin FUNK系に関してはbugalooさんのブログでよく紹介しているので興味があれば是非訪問してみよう!http://http://blog.goo.ne.jp/bugalu/
=====初期 Earth Wind & Fire=====
初期EW&Fはその名の通りかなりEarthyであった。Chicago出身であるリーダーのMaurice Whiteはバンド結成前、OkehやChessでスタジオでドラムを叩いていた。そしてJazz Pianist Ramsay Lewisのトリオのツアーにもしていた。当時のRamsayのサウンドはモロLatin系であり、トリオと言ってもレコーディングではオーケストラやPerc.類がたくさん参加していた。
1stアルバムはSoul/FUNKと言うよりはChicagoやB.S&TのようにJazz Rock的なサウンドであった。2ndはFree Jazz+朗読のような物があるかと思えば、"I Think About Loving You" のように美しいバラードもある。このあたりまではまだ実験段階であったのが良くわかる。3rdはRonnie LawsやRolando Bautiste、そして最重要人物Phillip Baileyが加入、WarnerからColumbiaに移籍してかなりアフロ指向のサウンドに進化して比重がVocalに傾きはじめた時期である。4thはどちらかと言えばSamba寄りのサウンドになり、5thの"Open Our Eyes"はAfrica回帰を感じさせる3rdを進化させた内容。Mighy Mightyという歴史的FUNKが生まれ、Devotionという名曲が生まれた。そしてEarthy系サウンドの卒業アルバム、That's The Way Of The World。これはEW&F史上最高傑作と言ってもいいだろう。
=====New Orleans FUNK/The Meters=====
文句無し、土着FUNK#1であろう!New OrleansはJazz発祥の地として有名だが、FUNKもRockもSoulも何でもかんでもここから始まったように感じる。というかNew OrleansにはJazzもRockも無くてNew Orleansミュージックと呼ぶべきではなかろうか?その中でのMeters、FUNKとは言え基本的にはMamboのビートが流れているのだ。JB'sあたりは4ビートが基礎になっているのである。だからGroove感が全然違うのだ。たぶんそういうことであろう、私はNew Orleans専門ではないので詳しい人がいれば是非教えて下さい。
ZigabooのドラムはBrassバンドのドラム、つまりBassドラム、Snareドラム、Tom、Cymbal担当と別の人がプレイしているノリなのだ、それを一人で表現するとあんな感じ?
EarthyなFUNK、これはFUNKの基本である。今回はこの辺で...
みなさ~ん、どしどし意見くださーい!
=====EathyなFUNKとは?=====
FUNKには元々臭~いという意味があるのは以前書きました。意味合いからするとさぞ田舎で作られてそうが、普通のポップスと一緒でかなりインターナショナルな編成で、音楽的にもかなりミクスチャー的サウンドである。Salsaっぽい物やBossa系、Kazooを使ったアフリカンっぽい物等かなりバラエティに富んではいるが、基本はFUNKである。
L.A.で活動していたWarもかなりEarthyなLatin Funkであった。お隣がメキシコなのでラテン系の移民が多いせいかL.A.
あたりでもラテン系をやっていたFUNKバンドは多いようだ。Latin FUNK系に関してはbugalooさんのブログでよく紹介しているので興味があれば是非訪問してみよう!http://http://blog.goo.ne.jp/bugalu/
=====初期 Earth Wind & Fire=====
初期EW&Fはその名の通りかなりEarthyであった。Chicago出身であるリーダーのMaurice Whiteはバンド結成前、OkehやChessでスタジオでドラムを叩いていた。そしてJazz Pianist Ramsay Lewisのトリオのツアーにもしていた。当時のRamsayのサウンドはモロLatin系であり、トリオと言ってもレコーディングではオーケストラやPerc.類がたくさん参加していた。
1stアルバムはSoul/FUNKと言うよりはChicagoやB.S&TのようにJazz Rock的なサウンドであった。2ndはFree Jazz+朗読のような物があるかと思えば、"I Think About Loving You" のように美しいバラードもある。このあたりまではまだ実験段階であったのが良くわかる。3rdはRonnie LawsやRolando Bautiste、そして最重要人物Phillip Baileyが加入、WarnerからColumbiaに移籍してかなりアフロ指向のサウンドに進化して比重がVocalに傾きはじめた時期である。4thはどちらかと言えばSamba寄りのサウンドになり、5thの"Open Our Eyes"はAfrica回帰を感じさせる3rdを進化させた内容。Mighy Mightyという歴史的FUNKが生まれ、Devotionという名曲が生まれた。そしてEarthy系サウンドの卒業アルバム、That's The Way Of The World。これはEW&F史上最高傑作と言ってもいいだろう。
=====New Orleans FUNK/The Meters=====
文句無し、土着FUNK#1であろう!New OrleansはJazz発祥の地として有名だが、FUNKもRockもSoulも何でもかんでもここから始まったように感じる。というかNew OrleansにはJazzもRockも無くてNew Orleansミュージックと呼ぶべきではなかろうか?その中でのMeters、FUNKとは言え基本的にはMamboのビートが流れているのだ。JB'sあたりは4ビートが基礎になっているのである。だからGroove感が全然違うのだ。たぶんそういうことであろう、私はNew Orleans専門ではないので詳しい人がいれば是非教えて下さい。
ZigabooのドラムはBrassバンドのドラム、つまりBassドラム、Snareドラム、Tom、Cymbal担当と別の人がプレイしているノリなのだ、それを一人で表現するとあんな感じ?
EarthyなFUNK、これはFUNKの基本である。今回はこの辺で...
みなさ~ん、どしどし意見くださーい!
そういう訳なのかどうかは良く分かりませんが、ラテンをやっているニンゲンの多くは、アーシーなファンクが好きです。
このシリーズ、楽しみにしております!
生の音楽ですな、やはり。
ちょっと路線からはずれてしまうかもしれませんが、E.W&FのAfricano-Powerを聴くといつもアフリカの赤い土と熱風が映像として浮かんできます。
時刻は真っ赤な太陽が赤い土の向こうに沈んでゆくころ。
これから始まる夜のお祭りへの序章曲・・・・。
ごく当たり前のことですが、日本人とは違う、決定的な「何か」をビンビン感じます。
言葉では言い表せませんが、圧倒的なエネルギーを感じます。
すごいなあ~
それにしてもHidekichiさん、ものすごい博識です。
いつも勉強させていただいております。