早寝早起き

2006年11月29日 | 生活習慣
9月に用賀から日吉に引っ越してちょうど二ヶ月になる。用賀在住の時はだいたい明るくなる頃、朝五時頃寝て正午ぐらいに起きるようなモグラのような生活をしていたのである。

元々夜型の生活はしていたものの、朝寝るような習慣は10年以上前に新宿でハコバンをやっていた頃についたものだ。
19時前に店に入って平日は2時過ぎに終わって、その頃は初台(渋谷区本町)に住んでいたので歩いて帰っていた。週末は3時半頃終わってそのまま帰る事もあったが飲みに行く事も多々あった。必然的に朝寝る生活は避けられないのは理解していただけただろうか?

バブル期に生まれた店は私が入った頃は既に赤字経営であったが、残念ながら不況の波に飲み込まれるようにピリオドを打つ事になる。
その後六本木あたりの店で歌っている間にボイストレーナーの話があり、夜のお仕事からは遠ざかって行った。しかし ボイトレーナーやGOSPELの仕事はOLさんのアフターファイブが中心のため、夕方からがメインになるのである。
生活パターンを変える必要性が無かった事もずるずるとモグラ的人生を長引かせる要因となった。最近は夜2時ぐらいには朝8時に起きる生活に慣れて、深夜やっていた作業は日中仕事に出る前にやっている。


うむ、煙草も止めたし健康的な毎日、名実共に人生明るくなった気分である。





ついでにこんなサイトを見つけてしまった。まあこれを読んで早起きをになったわけではないが...

☆早起きのコツ http://plaza.rakuten.co.jp/getupearly/7000

☆早起き心身医学研究所 http://www.jah.ne.jp/~hayaoki/

ボジョレーヌーボー解禁

2006年11月17日 | グルメ
ボジョレーヌーボー解禁
私の誕生日がもうすぐやってきます。

毎年その直前にやってくるのが『ボジョレーヌーボー解禁』です。

私は普段ビール党(発泡酒/その他の雑酒)ですが、赤ワインもよく飲みます。カベルネとか渋くて重めの赤を臭ーいブルーチーズ等といただくと何とも中和されて美味なのである。

ボジョレーヌーボーはフレッシュではあるが、酸味が強すぎるのと軽すぎるのであまり好きじゃないなあ。



       ===携帯電話===

携帯買い換えしました。私は今までDoCoMoのムーバユーザーだったが、9、10月分のパケ代の請求額がいつもの1.5倍以上になってしまい、今回買い換えに踏み切った。

9月末に引越して2週間程ネットが使えなかったため、携帯で『先日一部上場したSNSサイト』をチェックしていた事が大きな要因であろう。

最近は『ナンバー・ポータビリティー』とか『予想外割引』だのがやたら流行っているが、ここ8年程DoCoMoを使用していたし、普段保守的で頑固オヤジな私は他の会社に変えるつもりは全くなかった。

ただauの電波の強さ、パケ代の安さは魅力的であったが…


それにしても機能や操作方法がかなり違うのは仕方ないが、文字入力もかなり勝手が違い苦労している。フリーランスな仕事なので移動が多いため、その時間を利用して携帯で日記や記事を書き込んで自宅に戻ってからMacで編集をしている。

つまり操作がままならないまま更新が遅れているのである。

ペトロコーヒー商会

2006年11月07日 | コーヒー
     
    ==== ペトロコーヒー ====

本日恵比寿のスクールに向かう途中、少し時間があったのでいつもと少し経路を変えてみた。ちょっと路地を入ったところにコーヒー器具、豆の販売の看板発見!(株)ペトロコーヒー商会である。外に豆のサンプルと値段が表示してあって非常に親切である。ん、どの豆も500円以上か…高いな、と思ったところ200gの値段、こりゃあ安い!どうやら問屋さんらしい。       

まずフレンチブレンドを探したが無かったので、豆の焙煎度を目で見て炭焼ブレンドかイタリアンブレンドにするか迷ったが、結局イタリアンにする事にした。

今家にあるコーヒー豆が『肉のハナマサ』(スーパー/家からチャリで3分)で買ったベトナム産豆のフレンチブレンドである。まあ飲めない事は無いが香りが薄くて味気ない。挽いていてもあまり香りがしない。最近大好物の下北沢モルディブの豆を切らしている。引っ越したら遠くなったのでなかなか買いに行くことも出来ない。通販嫌いだが、それも仕方なしか?と思っていたところである。モルディブが切れた時の繋ぎ役を努めてくれるとうれしい。

帰って早速開封すると超香ばしい匂い!挽いてみたらさらにその香りが漂う。落としてみると少々甘味が足りないが結構旨い。
もちろん『モルディブ』のフレンチブレンドには到底及ばないが繋ぎとしては使える!まずは値段が安い、その割には結構いけてるし、週に三回は行く恵比寿で見つけたのは大きい。

(株)ペトロ商会  http://www.kanshin.com/keyword/957822



George Duke~MPS時代 #4

2006年11月05日 | Jazz-Fusion
このブログにはカテゴリーってのがあって、Soul/R&B、FUNK、格闘技等とカテゴリー分けしなければならない。音楽中心であるが時々スポーツや食について書く事もあるので、いつのまにかカテゴリーが『17』にまで増えてしまった。そして今回George DukeはJazz-Fusionというカテゴリーに入れた。しかし当時はまだJazz-fusionと言う言葉は無くCrossoverと呼ばれていた時代の作品である。

==== Liberated Fantasies('76) ====

CD復刻された『I Love The Blues』に続く作品である。今回もNdugu(drs.)はもちろんAlphonso Johnson(bass)も参加している。彼はEpicとアーティスト契約してしまったので本名を使えなかったのであろう。Embambaという変名を使っての参加である。今回もAirto(Perc.)が参加している。今回初めてZappaのグループからNapoleon "Murphy" Brock(Vo.)が参加している。彼はEpicでの『Master Of The Games』('80)までレギュラー参加しているByron Millerと並ぶ重要人物である。Georgeの声とは全く違うパワフルかつハスキーなハイテナーボイスだ。Zappaのグループでもかなりリードを取っていたがSaxも担当していたマルチプレイヤーだ。

A-1の "Don't Be Shy" はGeorgeがすべてのVocalをやっているFUNKナンバーで、珍しくWurlitzerのエレピを使用している。George JohnsonがGuitarで参加している。そしてEmbambaのBassがかなりFunkyである。

2曲目は "Seeing You"は後にGeorgeお得意にしていくメロウなミディアム曲である。

3曲目は "Back To Where We Never Left" はインストFUNK。Georgeの弾くSynthBassがめちゃくちゃFunkyでいいのだ。終盤NduguのRoto-tomソロになる。

5曲目は "Tryin'&Cryin'" はNapがリードヴォーカルを取るRock/Zappa色が強い曲である。Georgeのファルによるコーラスもいい味を出している。

B面である。
1曲目は "I C't Hear That"で前曲同様Zappa色が強く感じられる 、インスト曲。Marimbaで前々作から参加しているEmil Richardsであるが、彼のプレイはかなり個性的である。曲の色を決めてしまう程のインパクトである。

2曲目はGeorgeお得意のBrazil色が強いスキャット入りインスト曲 "After The Love" 。David AmaroのAc-guitarがいいなあ。

アルバムラストはタイトルナンバー、"Liberated Fantasies "はSamba調のインスト曲である。GeorgeのFender Rhodesによるイントロダクションから始まり、スキャットによるテーマに続きRhodesソロ~moogソロ、さらにEmbambaのBassソロ。John McLaughlinの影響が強そうなDaryl Stuemerのソロの後にNduguのDrs.ソロになってテーマに戻りこのアルバムの終焉を迎える。

この後Epicに移籍する('77)が、MPSでは最後のアルバム『The Dream』(George独りで制作)を'78年にリリースしている。なぜ発売が前後したのかは不明である。

以前あまり聞かなかったアルバムで、今聞きながら再評価しているのだが、是非とも復刻して欲しいアルバムである!




George Duke-MPS時代 #3

2006年11月02日 | Jazz-Fusion
==== The Aura Will Prevail ====

通算5枚目のアルバムで邦題『オーラの勝利』というタイトルがついている。ジャケは万華鏡のような何でしょうか?かなり神秘的であります。レコーディングメンバーはいつものNdugu(drs.)、Airto(Perc.)に加えてAlphonso Johnson(bass)が参加している。Alphonsoはほぼ同時期にWeather Reportの『Mysterious Traveler』、『Tail Spinnin'』、『Black Market』に参加していた。初代Miroslav Vitousと天才Jaco Pastoriousの間に参加したため影が薄いが、彼のFretress bassによる独特の音色やプレイは非常に印象的であり私は結構好きだ。ソロアルバムも数枚出していて、70'sのEpic時代(当時)のアルバムが最近三枚CD復刻された。ベストも合わせてると4枚出ている。

・ Moonshadows - Epic PE 34118
   ・ Yesterdays Dreams - Epic X698
・ Spellbound - Epic JE 34869
・ The Best of Alphonso Johnson - Epic JE 36521

彼のニックネームは『Slim』でアルバムクレジットでもAlphonso "Slim"Johnsonと紹介されている。




このアルバムはこの時代の他のアルバムから比べると少々Latin色が強い。

さてA面1曲目 "Dawn" はMysteriousな雰囲気のミディアム・インスト曲。

2曲目は "For Love" はGeorgeのファルセットヴォイスをフューチャーしている。途中半分テンポになってFUNK調になるのだが、Nduguの声が何ともFunky!それに答えているGeorge?の声もFunkyである。

3曲目"Foosh"はSlow FUNK。Drs.以外すべてをGeorgeがやっている。サウンド的にHerbie Hancock風と言えばそうだが、Synthの使い方、センス等はGeorgeの方が数段上だ。

4曲目 "Floop De Loop" はアップテンポのインスト曲、ArpらしきSynthでテーマを弾いてClavinetでのソロにつなぐ。その後mini moogのソロ→Alphonsoのbassソロ→Fuzz→Nduguのdrs.ソロでA面終了!

B面に入って1曲目 "Malibu" はかなりSambaですなあ、スキャットがまたいい!Nduguが声でもかなり貢献してるのが分かります。ハスキーな声がNduguであと三人の女性コーラスが参加しているが、そのうちのひとり、Sylvia St. Jamesはこの後L.A.のヴォーカルグループSide Effectに参加するが、1stアルバム "Side Effect" のみに参加してグループを離れている。
(私はこのSide Effectが好きで、1st以外をLPで所有している。1stは2ndとカップリングでCD復刻されている。)

2曲目 "Fools"はミディアムナンバーでまたGeorgeのファルセットでの歌が聴ける。

3曲目 "Echidna's Arf"はZappaとGeorgeの共作。Zappaのアルバム『Hot Rats』収録、LIVEアルバム『Roxy&Elsewhere』でも演奏されている。やっぱかなりZappa色を感じますなあ。

4曲目もZappaとの共作、『Apostrophe'』にも収録されている "Uncle Remus" である。バラードナンバーで、とてもいい曲である。

5曲目の "The Aura"は思い切りSambaである、Airtoが大活躍だ。GeorgeのBrazil好きが良ーくわかるアルバムである。

MPS時代って改めて聞くと非常に深いのである。

Georgeってホントにセンスがいい!