Maurice White~EWFの思い出~#1

2016年02月16日 | FUNK
すっかりご無沙汰でした。

2か月ほど放置?

Sam Cookeフォロワーブログとして復活したものの、暮れから正月の忙しさにかまけてすっかり更新が滞ってしまいました。

その間にNatarie Cole、David Bowieの訃報があり、今度はEWFのMaurice Whiteが亡くなったとの情報が。

もうずいぶん前にパーキンソン病を患い、一線から身を引いたという情報があった。

EWFの活動からは引退状態ながらもプロデュース業は続けていた。


私にとってEWFはSoul/FUNKの入口のひとつであり、今時の言い方をすると【神】と言えるような存在であった。

最初に聴いたのは


Earth Wind And Fire - Getaway





高校1年の頃、Soul系のAMラジオでヘビーローテーションであった。

その高1の正月にお年玉で買ったアルバムがこの『Getaway』収録の【Spirit】であった。

盤面が粉を吹くほど聴きまくりました。

そしてある日、NHK-FM?でEWF特集があり、この2曲がPlayされた。

Earth Wind & Fire- Shining Star





Earth Wind & Fire - Mighty Mighty (Audio)





EWFのコンセプトが宇宙であったことは【Spirit】の内容でわかってたものの、まるで宇宙人が現れそうなそのサウンドと声は非常に衝撃的であった。



続く...



Sam Cookeの命日

2015年12月11日 | Sam Cooke フォロワーズ



本日、12/11はSam Cookeの命日。

私は彼が亡くなった時、すでに生まれていたものの、まだ4歳だったので、全く知りませんでした。

多分Samを知ったのは1981年頃のこと。

なんと死後17年後である。


最初に聴いたのはこれ


Sam Cooke You Send Me




なんてスムーズな歌い方だろう。

もうこの1曲でやられてしまった。

そしてこれ


Sam Cooke - Wonderful World (lyrics)





コメントする気にもならん


そしてこれは忘れちゃいけない。

Sam Cooke-Twistin' The Night Away




Sam Cooke Having A Party




あまり知られていない曲だが、大好きなナンバー

Sam Cooke. "Sugar dumpling"




Little Richardのヒットナンバー、Samが歌うとまるで彼のオリジナルかと勘違いするほどだ。

Sam Cooke - Send Me Some Lovin'



そしてまだまだたくさん貼り付けたいところですが、際限ないのでこの辺で...


最後はやはりこの曲で締めます。


A Change Is Gonna Come, Sam Cooke, 1963




私なんぞが歌い継いでいかなくともSamの歌は歌い継がれ、さらに次代のシンガーにも影響を与え続けていくことでしょう。


しかし、ほんのちっぽけながらも、語り継ぎ、歌い継いで行きます。


わが師、Sam Cooke、最高の歌、ありがとうございます!
























Sam Cooke フォロワーズ #19

2015年12月04日 | Sam Cooke フォロワーズ
Sam Cookeの影響はSoul界だけに止まっていなかった。

今まで取り上げて来たシンガーは自分以外は黒人シンガーばかり。

しかし、Rock界にもSam Cookeフォロワーはいた。

Journeyの【Steve Perry】だ。

基本Sam Cooke好きの人はRockなんか聴かないし、RockファンでSam Cookeを知っている人はかなりコアだ。

そんなわけでSteve PerryがSam Cookeフォロワーだということが語られる機会はあまり無かった。


しかし、Steve Perryの歌のアプローチはSam Cookeフォロワー以外の何物でもない。


まず1979年リリースのアルバム【Revolution】から、彼らの代表曲のひとつであるLovin' Touchin' Squeezin'を聴いて欲しい。

Journey Lovin Touchin Squeezin



歌の入り口からまるで『Nothing Can Change This Love...』を彷彿させる歌い回し。


メロディーは違うが、発音や音の繋ぎ方がまるでSam Cookeである。

元親さんのブログで【Rock界のSam Cookeフォロワー四天王】と言う記事があった。

こちらに

『ジャーニーの曲の中でも、もっともサム・クックを感じる曲として、初のトップ20入りを果たした"Lovin' Touchin' Squeezin'"(全米16位)があげられる。
ジャーニーのドラマー、スティーヴ・スミスによると、この曲は初めスティーヴ・ペリーがオールド・スクールなブルースのリズムをベースで弾いているところに、他のメンバーもジャムセッションのように加わり、当時からサム・クックに影響されていたスティーヴ・ペリーは、その曲の中にサムの"Nothing Can Change This Love"の要素を含ませ完成したと言っている。』


と言う記述があった。

だよねえ~!


もう1曲R&B風ナンバー、これは私も好きな曲『Lights』、

Lights (When The Lights Go Down in the City) Journey



これはSteveがJourneyに加入して初のアルバム【Infinity】から。

これもめっちゃSam Cooke節炸裂。


次もバラードナンバー、Open Armsは

Mariah Careyのカバーで有名だが、実はJourney最大のヒットでもある。

Journey - Open Arms




同じアルバム【Escape】の1曲目を飾った『Don't Stop Believin'』は当時もヒットしたが、米国TVシリーズ【Glee】でカバーされてリバイバルヒット、若い人はこちらで知ってるであろう。

これはLiveバージョン。

Journey - Don't Stop Believin' (Live in Houston)




これも思い切りSan Cooke節で歌われている。

Steve Perry、まさにSam Cooke Loveであった。

体調不良によりJourney離脱、脱退のあと引退状態にあるようだが、是非復活してほしいものだ。

Sam CookeのスタイルはGospel/Soulの宗教やジャンルを超えている。RockやJazzのシンガー我影響を受けていても何の不思議でもない。

もちろん人種を超えてもだ。


Sam Cooke Is Greatest!



Sam Cookeフォロワーズ、まだまだ続きます。


10周年記念~タイトルを変えました。

2015年12月03日 | INDEX (このブログの見方)
このブログ、いつの間にやら10周年を迎えていたことは前回の記事でも書いた通り。

それにしてもずいぶんと偉そうなタイトルを付けたもんです。

10年前はインターネット初心者に近い状態。

ブログを始めたきっかけは、11年前に初めて自分のGospel Choir【TFOS Choir】を立ち上げた後にホームページを作ることにしました。

作成者からのアドバイスでブログを始めることにしました。

それがこのgooブログ。

その後gooを音楽専門にするべく、Amebloをバラエティーブログとして始めました。

何度かタイトルを変えようか考えてはいたものの、なかなかきっかけがなくてそのうち休止状態に。

Sam Cookeフォロワーズをきっかけに復活、10周年を機にタイトルを変えることにしました。


【Soul Singer吉田英樹の魂のつぶやき~Sam Cookeフォロワー】

しばらく放置してもなんだかんだ、毎日70前後のアクセスがありました。

このように読者の方がいるからこそ10年も続けて来られたわけです。

訪問してくれた皆さんに感謝、感謝でございます。

今後もどうぞよろしくお願いします!


Soul-Jam! 吉田英樹~Sam Cookeフォロワー




Sam Cooke フォロワーズ#18~The Ovations

2015年12月02日 | Sam Cooke フォロワーズ
12月に突入しました。

先日勝手ながらTwitterで【Sam Cookeフォロワー】を名乗らせていただきました、吉田英樹です。

このところ自分の映像ばっかだったので、そろそろ本編に戻らせていただきますが、また本人が登場しますのでどうぞよろしくお願いします!


さてさて、今回は思い切りSam Cookeフォロワーだった【The Ovations】です。

通常なら5番目ぐらいに登場してもいいぐらいのグループですが、あえてこのタイミングです。

リードのLouis WilliamsがSam Cookeそっくりに歌うことから有名であった。


まずはThe Beatと思われる映像、MCは何とあのOtis Reddingである。

The Ovations - Twistin' the Night Away - 1966



Sam Cookeのヒットナンバーから『Twistin' The Night Away』、かなりハイテンポでのパフォーマンスで、最後は『Don't Fight The Feeling』のフレーズで締めている。

Louis Williams/The Ovations ♪Having A Party




お次はR&Bチャート19位まで上った『Touching Me』

冒頭はSam Cookeファンならすぐに気付くと思うが、Good Timesのフレーズから始まる。


Touching Me - Louis Williams & The Ovations



Sam Cookeの曲ではないが、ホントにSamのコピーのようなスタイル。


Wonderfull to be in love - The Ovations



次の曲なんかまさにSam Cookeの曲をカバーしたんじゃないかって勘違いするような仕上がり。

I'm Living Good by Louis Williams and the Ovations




次はお馴染みのSamのヒットナンバーだが、Live仕立てでSam Cookeメドレーになっている。

Louis Williams/The Ovations ♪Having A Party




そしてこのThe Ovations、1度来日している。私は札幌公演を見に行きました。

確かすでに活動を停止していたグループをこのために復活?してのパフォーマンスだった。

当時50歳よりは若かったはずだが、印象としては結構おじいちゃんっぽいイメージだった。

現役を離れていたということもあったと思うが、振り(ステップ)も頑張ってやっていた感があった。

その時の映像がSam Cooke Taste Hunterさんのブログで紹介されていた。

The Ovations - You Send Me



もうすでに30年前のことになるんだなあ。

Louis Williamsも10年以上も前に亡くなっているし、この来日公演を見たことは非常に貴重な経験であった。

余談であるが、この2年後上京してすぐにBobby Womackの初来日公演を見た。

Bobbyは年齢的にはLouisよりも3つ若いので、2年後だと1歳若いだけであるが、Bobbyは超エネルギッシュではるかに若く見えた。


まあそんなことはどうでもよくて、改めてThe Ovations、Louis WilliamsのSam Cooke Loveなパフォーマンスに感謝したい。







Sam Cooke フォロワーズ #17

2015年11月30日 | soul,r&b
11/19に誕生日だったもので、11/22に原宿CrocodileでBD Liveをやり、ました。たくさんのゲストシンガーと素敵なミュージシャンたちをバックにたくさん歌い、お客さんも大盛況で終了。

改めてご来場ありがとうございました。

そして協力いただいたみなさん、ホントにありがとう!

ただ、Liveが終わった直後、いきなり声が擦れて出なくなり、会話にも少し支障が出るほどの状態でした。

その2日後、六本木Real Diva'sでSam Cooke Tribute Liveなのに、大丈夫か?

と思いましたが、まだ本調子にはほど遠いものの何とか最後まで歌い切りました。

いや、逆にその擦れ具合が妙にSam Cookeに近い感じになって、楽しみながら歌っちゃいました。

お客さんが映像を撮ってくれていて、データをもらったので二つほどアップします。


まずは擦れ具合が絶妙だった大好きな曲『Nothing Can Change This Love For You』から


Nothing Can Change This Love For You @ Real Diva's 2015 11 24



Sam Cookeの中でも最もDeepなナンバー、『A Change Is Gonna Come』

A Change Is Gonna Come @ Real Diva's 2015 11 24



まだいくつかあります、またアップしますのでもし気に入ったら【いいね!】ポチッとよろしくお願いします!




PS.映像を撮ってくれた新島さん、ありがとうございました!



訃報 : Cynthia Robinson~Sly & The Family Stone

2015年11月27日 | FUNK
すっかりSam Cookeフォロワーズブログと化した当ブログ。

実は2005年11月25日に始めたらしく、何と一昨日10周年を迎えていた!

何度か幽霊ブログになりかけていたところ、Sam Cookeフォロワーズを始めたのがきっかけで復活。

何より休んでいても皆さんからアクセスしていただいているお陰で、アクセス数もそれほどおちこまずにモチベーションを保つことができています。本当にありがとうございます!



ほぼFUNKを中心に取り上げて来ましたが、先日訃報が届きました。

吉岡正晴のソウル・サーチン

で紹介された記事がSly & The Family StoneのオリジナルメンバーであったTrumpet player【Cynthia Robinson】が亡くなったというニュース。

私の音楽史の中でSam Cookeと並ぶ最重要アーティスト。

CynthiaはFamily Stoneの中でも非常に存在感が大きかったのだ。


まずは最初のヒットナンバー『Dance To The Music』でのオープニングシャウト。


SLY & FAMILY STONE Dance to the Music



そして『Sing A Simple Song』のBメロで「sing a simple song, try a little do re mi fa...」と叫んでいるのもCynthiaである。

Slyの実の兄弟がバンドを抜けてもCynthiaはSlyと行動を共にした。
そして『I Want To Take You Higher』ではかっちょいいハイトーンのソロを吹いている。

I Want To Take You Higher - Sly & The Family Stone


70's終盤には廃人同然と噂され、ほとんど表舞台に現れる事がなかったSlyが21世紀に入って復活、そのLiveツアーにも帯同したCynthia、

2012年のLiveがフルでアップされている。

50分45秒あたりからHigherのソロが聴ける。まだまだ元気なところを見せていた。


The Family Stone LIVE 2012 (Full Concert)


まだまだこれからかと思っていたが、どうやらガンだったらしい。

69歳

たくさんの素敵なパフォーマンス、Funk musicをありがとうございました!


R.I.P.







吉田英樹Sam Cookeを歌う~ちゅうPresents Blues Night @ Real Diva's

2015年11月25日 | Sam Cooke フォロワーズ
昨夜のSam Cooke Tribute Night @ 六本木Real Diva's、前々日にBirthday Liveだったので、大盛況とは行かなかったが、超ベテランミュージシャンたちに支えられながら最高な夜を堪能させていただきました。

今までもSam Cookeの曲は歌っては来ているが、35年もSoulを歌ってきて全編Sam Cookeと言うのはホントに初めて。

中でも一番多く歌ってきたこの曲、早速お客さんがyoutubeにアップしてくれたのでこちらでも公開させていただきます。

超歌いなれた曲なはずが、3番の一部の歌詞が飛んで2番の歌詞を歌っちゃってるのはご愛嬌(笑)。

A Change Is Gonna Come



Donny HathawayやStevie Wonder、そしてL.J. ReynoldsやEddie Levertにも多大な影響をいただきましたが、やはりSam Cookeの影響が一番だったんです。

また来年やりたいと思います。

よろしくお願いします!


次の日曜日11/29(日)は吉田英樹がPianoトリオで歌うという新しい試み第3弾!

スタンダードを含め、普段とはちょっと違うスタイルで歌い上げます。

かと言えばSam Cookeのナンバーも歌う予定。

吉田英樹アコースティックバンド @ 東京倶楽部本郷店
11/29(日)
吉田英樹(vocal)
平賀篤(piano)
鹿島達彦(bass)
山村牧人(drs.)

Guest : 阿部奈緒子(vocal)
深澤彩(violin)
charge
2,500円+税(当日:500円UP)
open : 18:30
1st : 19:10 ~ 19:50
2nd : 20:40 ~ 21:20
3rd : 21:50 ~ 22:30



Sam Cooke フォロワーズ #16

2015年11月16日 | Sam Cooke フォロワーズ
すっかり放置気味の当ブログ。

さすがに師走を直前にしてちと忙しくなってきた今日この頃。

今月、とうとうSam Cooke Tribute Liveをやってしまいます。

ちゅうpresents 六本木BluesNight vol.8

11/24(火)’吉田英樹SamCookeを唄う’ @六本木Real Diva's

open 19:00 start 20:00(2stages)

中村"ちゅう"和生(guitar&vo.)

吉田英樹(vo.)

Tomochin(keyb.)

樋沢達彦(bass)

清水淳(perc.)

新島浩子(cho.)

Sam Cookeを敬愛して止まない吉田英樹がSam Cookeのナンバーばかりを歌うという初の試み。

Deepに歌い上げます。

是非是非来てください!

ご予約はinfo@soul-jam.netまで


今度はBring It On Home To Meを弾き語っています。

Pianoの映像は初公開?

Bring It On Home To Me - Hideki Yoshida




11/22(日)吉田英樹 Go Go Birthday Live @ 原宿Crocodile

Open 18:00 Start 19:30 / 21:00(2stages)
Charge Advance:¥3,000 Door:¥3,500

Gospel director、Soul Singerとして活動する吉田英樹の55歳のBirthday Live、ゲスト多数予定!

小畑智史(piano & keyb.)

若林大道(guitar)

なかじまてつや(guitar)

河野友弥(bass)

松岡健(drs. & perc.)

河崎真澄(drs.)

深澤彩(violin)

Tri▽Colors(chorus)

Guest : Paradi-Soul、美月、持田浩嗣、遊佐夏子、華子、mitsuki、阿部奈緒子、ERI、ERI、阿部剛(sax)


ゲストにアーティストやプロのシンガーとして活躍する弟子たちを中心に呼んでDuet、Xmas ソングなんかも交えながら歌いまくります。

ボイストレーナー、ゴスペルディレクター始めて17年、弟子たちがこうして育って行くのは誇りであり、宝なんです。

ラストはGospelナンバーを大合唱しちゃうぞ~。

みんな集まれ~!

ご予約は
原宿Crocodile tel : 03-3499-5205 e-mail : croco@crocodile-live.jp

または
info@soul-jam.netまで




Sam Cooke フォロワーズ #15

2015年10月05日 | Sam Cooke フォロワーズ

いつも当ブログに訪問いただきましてありがとうございます。

Twitterでお世話になっている【Sam Cooke BOT】さんに触発されて、すっかりSam Cookeフォロワーズブログと化してしまいました。

35年もSoul大好きで歌ってきて、LiveではSam Cookeのカバーは実際それほどやってきてないのですが、20代の時あまりにハマりすぎてうろ覚えながらたくさんの曲が歌えます。

中でもCupidはLiveで1度も歌ったことはありませんが、1番の歌詞までメモってました。

またアカペラで歌ってます、聴いてやって下さい。

Cupid a cappella version - Hideki Yoshida




もし気に入っていただけたら是非「いいね!」をポチって下さい。


さらに、とうとうSam CookeカバーLiveやっちゃいます。

11/24(火)ちゅうPresents Blues Night~Sam Cooke Tribute Night @ 六本木Real Diva's

吉田英樹(Vo.)

中村”ちゅう”和生(Guitar & Vo.)

Tomochin(keyb. & Vo.)

樋沢達彦(bass)

Deepな夜になります。

是非空けておいてね!