昨日恵比寿ガーデンシネマで観てきました。はっきり言って予想より全然良かったです。

実はこの映画、あまり宣伝をしてなかったので知りませんでした。
【Chanpara】さんのブログで紹介してて知りました。
Chanparaさん感謝してます!
上映している映画館も都内で二カ所のみ、完全マイナー扱いですね(笑)。

目玉はあのビヨンセが主演(制作総指揮もやっている)している事であるが、なんにしろ日本ではマイナー音楽であるBlues...

内容は50's~60'sにかけて黒人音楽専門のレーベルとして興隆した【Chess Records】の成り立ちから衰退を描いている。
前半はオーナーである【Leonald(Len) Chess】と、レーベル立ち上げからのスターであった【Muddy Waters】と、コンビを組んだ【Little Walter】が中心となってストーリーが展開する。(実際はLeonardとPhilの兄弟で立ち上げているが、ストーリーではLen一人の設定)
当然だがBluesの重鎮であるWillie Dixonも登場する。
その後ドル箱スターになる【Chuck Berry】や【Howing Wolf】の入社でレーベルは潤って行く。

ビヨンセ扮する【Etta James】は後半にならないと登場しない。薬物中毒を演じる彼女はかなり迫真の演技だ。そしてDeep Soulの名曲『I'd Rather Go Blind』のパフォーマンスには鳥肌が立つほどであった。ビヨンセは奥が深い、今後も要チェックだ!
さて何故【キャデラック・レコード】と呼んだか?
それは映画を見てからのお楽しみ!っていつまでやってるのかなあ?
あ~、これ以上語るとつまらなくなるので止めておきます(笑)。
この映画、残念ながら単館公開となっているが、ポピュラー音楽の歴史の中で非常に重要なルーツ音楽を取り上げているわけだ、是非メジャー公開して欲しいね。
音楽、特に洋楽ファンの皆さんには是非見てほしい映画だ!ビヨンセファンにもこの音楽のルーツを理解して欲しいですね~。
まだの方はお早めに!