Sam Cookeフォロワーズ#9~R. Kelly

2015年08月29日 | Sam Cooke フォロワーズ
2015年の夏はすっかりどっかに行っちまったようですね。

残暑ってのも無く秋ですかねえ?

暑いのは大嫌いだけどさすがに寂しいですなぁ~


Sam Cookeフォロワーズも9回目、そろそろ【The Ovations】が来るんじゃないの?

いやいや、まだまだ、フォロワーズはたくさんいますからね、ちなみに'85年の来日公演は見ましたよ。


今回はちと意外なシンガーが登場します。

何と1990年代~2000年代にかけてシンガーとして、プロデューサーとして大活躍したR.KellyはSam Cooke大好きであったようだ。


いきなりこの名曲を歌っている映像を発見。



R. Kelly - A Change Is Gonna Come (Live at the Five Star) (PART 3)




Sam CookeのトリビュートLiveでもやったのかな?かなり影響を受けていますね。

こんなアップナンバーもいい感じ~!


R. Kelly - Twistin' The Night Away (Live at the Five Star) (PART 4)





イギリスはBBCの番組から、Jools Hollandとジャムセッション。


R. Kelly sings Bring It On Home To Me (Live on Later... with Jools Holland)





いやいや、うれしくなっちゃうね!

R. Kelly、もSam Cookeが大好きだったなんて...


この人の代表曲、最大のヒットでもある。

R. Kelly performing I Believe I Can Fly on Jools Holland May 6th 2011




私も良くChoirと一緒に歌う曲です。

この時はPianoとDuoでやりました。

I Believe I Can Fly - 吉田英樹





本日19:30より西荻窪TerraでLiveがあります。

Motion With 吉田英樹 & Dr.駒澤 @ 西荻Terra

open 18:30 start 19:30(2stages) charge ¥2,500

Deep SoulからSweet Soul、FUNKナンバーもやっちゃいます。

お時間ある方は是非!


























Sam Cooke フォロワーズ #8~Gerald Alston

2015年08月21日 | Sam Cooke フォロワーズ
あんなに猛威を振るった猛暑もどこ行っちゃったんだか?雨が多くて梅雨に逆戻り?

もう夏もおわりかあ、暑いのは嫌だけど寂しいねえ。


最近このブログ、Sam Cooke専門ブログか?って程の入れ込み具合。

久々にSamを取り上げたらTwitterでリツイートされてアクセス数が急速にアップ。

7~8年前に頻繁にアップしてた頃と同じぐらいのアクセス数を記録、いきなりモチベーションがアップ!


リツイート主のブログ

Sam Cooke BOTさんのブログ


以前もリンクを貼らせていただいたが、こんなコアなブログ、他にありません。

Sam Cooke愛に満ち溢れています。

要チェック!


さてさて、本題でございます。

今回はThe Manhattansのリードシンガーとして全盛期を支えたGerald Alston。


私的にはSamフォロワーとしては並という評価。

彼はSam Cookeが大好きみたいですが...

彼のThe Manhattansでの歌は大好きなんですが、ことSam Cookeのカバーになると今ひとつかなあ?。


You send me - Manhattans




次の曲はいかにも80's後半のダサダサなサウンドであるが、GeraldのSam節はかなりイケている。

普段バラードばっか歌っているが、実はこんなダンスナンバーも得意なようだ。


The Manhattans - Mr Dj (1986)




しかしやっぱ全米#1に輝いたこの曲が最高だ。

The Manhattans - Kiss And Say Goodbye


んで意外なカバー、ミュージカル【Annie】のTomorrowを歌っているのだ。

The Manhattans - Tomorrow



いままで小学生を数名個人レッスンしたが、みんなこの曲を持ってくる。最近じゃあRちゃんも持ってきた。

GeraldのSam Cookeカバーはあんまり好きじゃないけど、The Manhattansでの彼は大好き!

って言うか、みんなSam Cookeが大好きなんだよね!

次回もSam Cookeフォロワーズ、続きます。
















Sam Cooke フォロワーズ #7~Peabo Bryson

2015年08月19日 | Sam Cooke フォロワーズ
昨日の雨で気温も下がり、ちと秋っぽくなったのかなと?

さてさて、Sam Cookeフォロワーズ、ってことですが、今回は私がSamを知るきっかけになったPeabo Brysonにスポットライトを当ててみます。

前回、前々回のWillie HatchやBobby King、John EdwardsのようにSam Cooke節丸出しではない。Peaboの個性がしっかり確立されていて、時々Sam節が出る程度である。


まずはNatarie Coleとのコラボアルバム(1979年)【We're The Best of Friens】でSamの出世作であり、最大のヒットナンバー『You Send Me』を歌っている。

NatarieはNat King Coleのレパートリーでもあった『Let's Fall in Love』、途中からPeaboが『You Send Me』を歌っている。


Natalie Cole and Peabo Bryson - Let's Fall In Love Medley



Samの影響を垣間見せながらも、Peaboの個性もしっかり出ている。

そして彼の代表曲として知られるこの曲


Peabo Bryson " Feel The Fire "




当時はまだ20代後半ではあるが、もう完璧!

その難易度の高さから、ハーレムのアポロシアターのアマチュアナイトではよく取り上げられる曲である。


Sam Cookeの特徴は『You』の共鳴、『i』とか『Y』の響きが独特なのである。

Peaboは明らかにその部分で影響を受けていると思われる。

そう、もちろん私もだ(笑)。


PeaboはコアなSoulファンからはそっぽを向かれているが、実は私的にかなりなDeep Soul Singerと言う認識である。

他のフォロワーと違ってSam Cookeを敬愛するが、Sam CookeになりきろうとはせずPeaboはPeaboであろうと邁進したようだ。

これが他のシンガーよりもはるかに成功した理由でもあろう。


南部出身のシンガーAl Wilsonのヒットナンバー『Show And Tell』をカバーしている。


Peabo Bryson " Show and Tell "




Alの代表曲であるが、PeaboはそのAlに敬意を表したようにかなり意外にも原曲に忠実に歌っている。

正直、デュエットの帝王的に思っている輩も多いと思うが、私的にはPeaboはかなりのDeep Soul Singerと言う認識なのである。



私が最初に聴いたPeaboのアルバムタイトル曲から聴いて下さい。


TURN THE HANDS OF TIME - Peabo Bryson




かなりDeepだと思いますがいかがでしょう?




ところで私事になりますが、Peaboのカバーをやっている映像です。

私と六本木を代表するDiva小野ひとみで『A Whole New World』を歌っている映像がある。

2008年だから7年前になるのか...


A whole new world by 小野ひとみ&吉田英樹




20年前にはよく新宿や六本木でデュエットしてたものであるが、数年ぶりに実現したのがこの2008年のXmas Live

その後私が営業の世界から抜け出し、ボイストレーナーやゴスペルディレクターとしての活動が名になったため、接点が薄くなったのであるが、やはり一緒に歌っていて最高である。


Sam Cookeとは全く関係ないが、その小野ひとみがやっている女性3人組【スリービックリーズ】、これがまた素晴らしいので紹介しておこう。


スリー・ビックリーズ  モータウンメドレー



どお?

最高でしょ?


最近じゃ鈴木聖美さんや桑マンとかとコラボしたり、活動を広げています。



スリービックリーズの小部屋


ああ、とうとうSam Cookeフォロワーから外れちまった!


次回はもっとまじめにやります。


Sam Cookeフォロワーズ #6~Willie Hutch

2015年08月12日 | Sam Cooke フォロワーズ
すっかりお盆Weekに入っていますが、非常に暑い日が続いています。

お休み、帰省されている方もいるでしょう。

8/8の立秋が過ぎると残暑っていうらしいですね。

暑中見舞もおしまいで、残暑見舞にしなきゃならんらしいです。

残暑っちゅうにはあまりに暑さ残り過ぎでないかい?


さてさて、Sam Cookeフォロワーズ特集はまだまだ続きますよ。


今回はJackson 5の『I'll Be There』(Mariah Careyのカバーでも有名ですね)の作曲者としても知られるWillie Hutch。

私の独断ランキングではJohn Edwardsと並ぶ程のSam Cookeフォロワーである。

Samフォロワーの中でも非常にDeepな歌いっぷりがたまらないGreat Singerだ。


まあまずは聴いてみてね。


まずはMotown時代にサントラ2枚をリリース、スマッシュヒット。

Foxy Brownのテーマ、思い切りSam節で歌い上げている。

WILLIE HUTCH - THEME OF FOXY BROWN




次の3連バラードはたまらんね、Sam Cookeが70'sも生きてたらこんな風に歌い上げてくれたかも?

Willie Hutch - Since I found you




映画【追憶】のテーマ、この曲をミディアムFUNK仕立てにしてしまうセンスもたまらんね。

WILLIE HUTCH - THE WAY WE WERE.wmv






Willie Hutch - Love Power




唐突だが、先日発売されてBillboardのGospelチャート3位を記録した【Japn Mass Choir/Powerful】でguitarを弾いているGemi Taylor、

実はこのWillieのバンドにいたことがある。

'76年のアルバム【Concert In Blues】にはしっかりクレジットされている。

次の曲でFuzz guitarを弾いているのはGemiだろう。


WILLIE HUTCH BABY COME HOME







この日米のタッグで実現した1,000名でのMass Choir、とにかく聴いて欲しい一枚であります。


Japan Mass Choirのページ



まだまだ続くSam Cookeフォロワーズ特集、乞うご期待を!
















Sam Cooke フォロワーズ #5~Bobby King

2015年08月03日 | Sam Cooke フォロワーズ
いやいや、猛暑と言うかもう酷暑って言った方がいいんじゃないかって程暑い日が続きます。

汗だく×2な感じの毎日です。

さてさて今回は80's前半にアルバムを2枚リリースしたBobby King。

ルイジアナ州出身、1944年生まれと言うから、ソロデビューは35歳を過ぎていた事になる。

その彼の1stアルバムではSam CookeのHaving A Partyをカバーしている。



残念ながらyoutubeには無かったので、聴いてみたい方は是非こちらを。

Bobby King/Having A Party

SamとOtis Clayあたりを足して割ったようなスタイル。非常にdeepなHaving A Partyである。


彼のメジャーなキャリアのスタートはGuitaristのRy Cooderのバンドに参加したのが最初。

1987年のLive映像があった、やってました『Chain Gang』!


Ry Cooder, Bobby King - Chain Gang



Ry Cooderの1974年のアルバム【Paradise and Lunch】では、弟子のBobbyのグループValentinosの『It's All Over Now』をReggae調にアレンジして、Bobby達に歌わせている。


Ry Cooder - It's All Over Now




主メロを歌っているのがBobbyであろう、コーラスもかなりいい!それにしてもこのサウンドクオリティーの高さはなんだろう?

残念なことに私はRy Cooderをまともに聴いたことが無かった。

彼の経歴を見て、その節操のなさにあまり魅かれなかったのである。まあ私はSoul一辺倒だったから...

この当時のReggaeのカバーとしては凄いクオリティーだと思います。

奇しくもあのEric Claptonの『I Shot The Sheriff』と同時期である。こちらはBob Marleyのカバーだが、ほとんどReggaeっぽさは無い。

Ryのアルバムは1枚も持っていなくて、RyがプロデュースしたMavis Staplesの【We'll Never Turn Back】(2007年)を所有しているのが唯一である。

いやあ、私はBobbyの1stアルバムのみ持っているが、改めて聴く機会があってホントに良かった。

マジで素晴らしいシンガー、私的にはSam Cookeフォロワーの中ではJohn Edwardsと並ぶ程の評価(お前がするか?)である。


このシリーズ、しばらく続きそう(笑)!


また更新しますので、どうぞよろしく~!






Sam Cookeフォロワーズ#4~Ronald Isley From The Isley brothers

2015年08月01日 | Sam Cooke フォロワーズ
Sam Cooke BOTさんのtwitterでのリツイートのおかげ飛躍的にアクセス数が増えて超モチベーションがアップしたhidekichiでございます。

こどもがアンパンマンやドラえもんが大好きなように、SoulファンならSam Cookeがみんな大好き。

50'sまではR&Bと呼ばれていた黒人ポップス音楽。

60'sに入って公民権運動が激しくなった頃からSoul Musicと呼ばれるようになったのかなあ?

実際Sam Cookeは公民権運動、黒人の社会的地位向上に対しかなり積極的に働きかけていたようだ。


さてさて、今回は超ベテラン、50'sから活躍してるThe Isley Brothersである。


ちと意外に思う方もいるだろうけど、リードのRonald IsleyはSam Cookeが大好きだったんじゃないかな?


まずはこのミディアムバラードを聴いてくれ。


The Isley Brothers - For The Love Of You



まずは曲がいいと言宇野は間違いないが、このスムースさはSamに匹敵する素晴らしさだ。

そして曲の後半、4.30を超えたあたりからRonald節が炸裂するが、実はこれ、Sam Cookeのフレーズを引用しているのである。

特に一番痺れるのが『Each and everyday I...I...』ってところ。

まず声色がJohn Edwards達のようにはSamに似ていないので、思いもよらなかったかもだが、RonaldはSam Cookeの進化形No.1と言っても過言ではない。


Ronald節=Sam節の応用を連発してるのがこの曲。


The Isley Brothers - Make Me Say it Again girl



The Isley Brothersの音楽性はSam Cookeに大きく影響を受けたRonald、Jimi Hendrixの再来と自分で言っちゃうEarnie、

しかしThe Isleysのサウンドの基盤はKeyb.のChris Jasperなのである。

この粋なコードワークがRonaldからSamフレイバーを抜いているのである。

フォロワーと呼ぶにはあまりに個性的ではあるが、Ronaldは間違いなくSam Cookeフォロワーである。


次はAcid Jazz系のアーティストにかなりの影響を与えただろうこの曲。

'6年当時としてはめっちゃ斬新なコード進行。


The Isley Brothers - Harvest For The World



サウンドが隠れ蓑になってはいるが、この曲、完全にSam Cooke節で歌われているのだ。



8/13に東京の本郷三丁目にある東京倶楽部本郷店でPianoトリオでLiveをやるが、Sam のカバーを何曲かやってみたいと思う。

Sam Cooke好きの皆さん、いやSoulファンの皆さんもし空いてたら是非来て下さい。

8/13(木)

吉田英樹カルテット

吉田英樹(vo)
鹿島達彦(b)
平賀篤(p)
山村牧人(ds)

チャージ
2,000円+税(当日:500円UP)
ライブ
オープン : 18:30
第1ステージ : 19:30 ~ 20:10
第2ステージ : 21:00 ~ 21:40
第3ステージ : 22:10 ~ 22:50
クローズ : 23:30