Sam Cooke フォロワーズ #15

2015年10月05日 | Sam Cooke フォロワーズ

いつも当ブログに訪問いただきましてありがとうございます。

Twitterでお世話になっている【Sam Cooke BOT】さんに触発されて、すっかりSam Cookeフォロワーズブログと化してしまいました。

35年もSoul大好きで歌ってきて、LiveではSam Cookeのカバーは実際それほどやってきてないのですが、20代の時あまりにハマりすぎてうろ覚えながらたくさんの曲が歌えます。

中でもCupidはLiveで1度も歌ったことはありませんが、1番の歌詞までメモってました。

またアカペラで歌ってます、聴いてやって下さい。

Cupid a cappella version - Hideki Yoshida




もし気に入っていただけたら是非「いいね!」をポチって下さい。


さらに、とうとうSam CookeカバーLiveやっちゃいます。

11/24(火)ちゅうPresents Blues Night~Sam Cooke Tribute Night @ 六本木Real Diva's

吉田英樹(Vo.)

中村”ちゅう”和生(Guitar & Vo.)

Tomochin(keyb. & Vo.)

樋沢達彦(bass)

Deepな夜になります。

是非空けておいてね!



Sam Cookeフォロワーズ #14~Arthur Conley

2015年10月03日 | Sam Cooke フォロワーズ
更新をすっかりサボっていたらついに10月に突入!

10/11には福生のニューライフ教会でゲストとしてSJMF Choir(Soul-Jam! Mass Choir)で歌わせていただく。

米軍基地からほど近い当教会は米軍のクリスチャンが集う教会で、牧師も黒人とUSAの教会と変わらないと聞いています。

非常に楽しみ!


さて、今回はSam Cookeフォロワーの中でも指折りのシンガー、あのOtis Reddingに見いだされたという人物。

Arthur Conleyである。


彼の最大のヒットナンバー(全米2位)から

Arthur Conley-Sweet Soul Music



実はこれ、Sam CookeのYeah Manのリメイク作品。

クレジットにもSam Cooke, Arthur Conley and Otis Reddingと連名になっている。


まるでSoul Danceナンバーのレビューのような歌詞で、

The Miracles、Lou Rawls、Sam & Dave、Wilson Pickett、Otis Redding、James Brown等の曲と実名が出てくる。


Arthur Conley - Sweet Soul Music (The Sam and Dave Show, 1967)




そしてもう1曲、中ヒットFunky Street

ARTHUR CONLEY - FUNKY STREET.TV PERFORMANCE 1967





彼の歌のGroove感は特筆もの!ぐいぐい引っ張られていく。


実際にSamのカバーも歌っている映像があった。

Arthur Conley - Live at "Reiziger in Muziek"



70's後半にはヨーロッパに移住して音楽活動をしていたようだ。

これはドイツのTVに出演したときの模様らしい。当時はオランダ在住だったようだ。

Sam Cookeへの愛を感じる。

そしてこの代表曲もオランダでのLiveアルバム収録。

Arthur Conley - Bring It On Home To Me Live



いやあ、どう、最高でしょう?

最後に師匠Otisが亡くなった後に残したTribute song


Otis Sleep On



これは何度聴いても泣ける。

Otisの死後、その支えを失うように失速していったのは本当に残念。

70's後半にはUSAではDeep Soulは過去のものとして、残念ながらほとんど見向きもされなくなっていった。

そしてArthurをはじめた60'sのに活躍したシンガーが、需要のあるヨーロッパに活動場所を変えていった。


その後Arthur Conleyは2003年に57歳の若さでこの世を去る。


初めて聴く人もいると思いますが、こんなGreatなシンガーがいました、是非掘り起こして聴いて下さい。