更新をすっかりサボっていたらついに10月に突入!
10/11には福生のニューライフ教会でゲストとしてSJMF Choir(Soul-Jam! Mass Choir)で歌わせていただく。
米軍基地からほど近い当教会は米軍のクリスチャンが集う教会で、牧師も黒人とUSAの教会と変わらないと聞いています。
非常に楽しみ!
さて、今回はSam Cookeフォロワーの中でも指折りのシンガー、あのOtis Reddingに見いだされたという人物。
Arthur Conleyである。
彼の最大のヒットナンバー(全米2位)から
Arthur Conley-Sweet Soul Music
実はこれ、Sam CookeのYeah Manのリメイク作品。
クレジットにもSam Cooke, Arthur Conley and Otis Reddingと連名になっている。
まるでSoul Danceナンバーのレビューのような歌詞で、
The Miracles、Lou Rawls、Sam & Dave、Wilson Pickett、Otis Redding、James Brown等の曲と実名が出てくる。
Arthur Conley - Sweet Soul Music (The Sam and Dave Show, 1967)
そしてもう1曲、中ヒットFunky Street
ARTHUR CONLEY - FUNKY STREET.TV PERFORMANCE 1967
彼の歌のGroove感は特筆もの!ぐいぐい引っ張られていく。
実際にSamのカバーも歌っている映像があった。
Arthur Conley - Live at "Reiziger in Muziek"
70's後半にはヨーロッパに移住して音楽活動をしていたようだ。
これはドイツのTVに出演したときの模様らしい。当時はオランダ在住だったようだ。
Sam Cookeへの愛を感じる。
そしてこの代表曲もオランダでのLiveアルバム収録。
Arthur Conley - Bring It On Home To Me Live
いやあ、どう、最高でしょう?
最後に師匠Otisが亡くなった後に残したTribute song
Otis Sleep On
これは何度聴いても泣ける。
Otisの死後、その支えを失うように失速していったのは本当に残念。
70's後半にはUSAではDeep Soulは過去のものとして、残念ながらほとんど見向きもされなくなっていった。
そしてArthurをはじめた60'sのに活躍したシンガーが、需要のあるヨーロッパに活動場所を変えていった。
その後Arthur Conleyは2003年に57歳の若さでこの世を去る。
初めて聴く人もいると思いますが、こんなGreatなシンガーがいました、是非掘り起こして聴いて下さい。