梅雨真っ只中、この湿気を吹っ飛ばせってことで、ダイナミックに歌って我々を楽しませてくれている中なら、私のお薦めのシンガーを紹介しよう。
独断ながら、まず1から2を争うFUNKシンガーとして、The Temptationsの2代目リードシンガーであった【Dennis Edwards】を挙げたい。
オリジナルリードシンガーDavid Ruffinは死後も相変わらず根強い人気を誇る。
そして80'sに参加したAli Ollie Woodsonは日本ではかなりの人気がある。
それに比べ、在籍期間が圧倒的に多いDennisはかなり過小評価されている。
FUNKを歌わせたら右に出るものはいないんじゃないかなあ?
GuitarにFunkadericの重鎮、Eddie Hazel、Bassに元FunkadelicのBilly Bass Nelsonを配したこのナンバーは最強FUNKだ!(Soulチャート#1)
The Temptations - Shakey Ground
作曲にLoinel Richieの名前があり、サウンド的にもThe Commodoresが演奏してるかも?Soulチャート#1を記録したこれ!
The Temptations - Happy People
Sly Stoneが制作に絡んでいたらしい【Wings Of Love】(1976年)から
The Temptations - Up The Creek (Without A Paddle)
このアルバムのA面は【A Song For You】以上のFunknessを感じていたのは私だけではないだろう。
A面1曲目を飾ったこの曲のサウンド、DennisのVocalは最強だ!
eThe Temptations - Sweet Gypsy Jan
この【Wings Of Love】、商業的には成功しなかったので、残念ながら未だにCD化されていない。
しかし、先程ちらりと触れていたSly絡みと言うところが気になるだろう。
LPの裏ジャケにミュージシャンのクレジットがあるのでスキャンしてJPG化してみた。
GuitarにFreddie Stewart、Bass にRustee Allen?
聞いたことのある名前だ(笑)!
前者はFreddie Stoneの本名、後者はRusty Allen、Sly & The family Stoneのメンバーだ。
これに前々作にも参加していたBilly Bass Nelsonが参加してるのだから、FUNKじゃないわけが無い。
TrumpetsのところにやはりSly & the Family Stoneに参加したPat Rizzoがクレジットされているが、saxの間違いだろう。
彼はWoodwind系なら何でも吹くようだが、金管となるとちと違うような...
すっかり埋もれてしまっている作品だが、FUNKの秀作という意味では絶対に外せないところ。
今度は遡ってNorman Whitfield時代のヒットナンバー
Motown - The Temptations - Psychedelic Shack 1970
そして全米#1を記録したNorman Whitfieldの集大成であろうサイケFUNKナンバー。
Dennis一人でリードを取ってるわけではないが、彼の存在なしにはここまでのサイケFUNKは生まれなかったであろう。
The Temptations - Papa was a rollin stone (high sound quality)
私はDennis Edwardsを史上最強のFUNK Singerのベスト3と評価している。
David Ruffin、Ali Ollie Woodsonはすでに他界しているが、彼はまだ現役シンガー、
末永く歌い続けて欲しいと思っています。
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