Graham Central Station (#588)

2010年05月29日 | FUNK
Liveがあったり、イベントの準備があってすっかり放置気味の当ブログ、そんな中毎度ご訪問下さいましてありがとうございます!


さてさて、Larry Grahamが9月の9、10、11の3日間をBillboard Live東京で、13日をillbard Live大阪にやって来ます。

ウキウキ!

Larry Graham & Graham Central Station @ Billboard Live


来日を記念して特集を組んでみたい。


前回G.C.S.として来日したのが1992年、なんと18年前のことである。その間にdrummerのGaylord Birchが亡くなっている。いったい誰がDrumsを担当するのであろうか?って言うかRobert Sam(Organ)とHarshall Happiness(Synth.& tp)、Chocolate(Vocal)あたりはここ10年の間に一緒にやっているから帯同すると予想しているのだが、いかがなものか?

さて、彼らの初期の頃の映像があったので貼り付けておこう。


Graham Central Station Live on Midnight Special 1974



1stアルバムから『We've Been Waiting』~『Hair』と続き、2ndアルバムから『'Tis Your Kind Of Music』をやっている。36年前の映像、みんな若くてかっちょいい!


何と80's前半に作られた教則ビデオがアップされていた!

Larry Graham - The origins of bass thumping


うひゃあ~、これは凄い!


もう今から楽しみで仕方ありませ~ん!


また特集続きます(笑)。











久々のLive Information

2010年05月19日 | LIVE Information
吉田家では3月に第一子の出産があったため、Liveは2月~4月をお休みにしていました。よって今回復活Liveになります(笑)。


年に多くて二回しかやらないTower Of PowerのTribute Liveであるが、何と2010年二回目のLive!今年はこれで最後?

なにしろ忙しいメンバーが多い上に12人もいるので、毎回スケジュールを合わせるだけでも大変なのだ。今回は久々にドリカムのサポートを長らく務めた【山本一】(a-sax)が戻って来る。久々のレギュラーメンバー集結なのだ。

5月27日(木)
Motion Plays Tower Of Power @ 高円寺 Jirokichi

Tel:0333392727

Jirokichiのサイト

start 19:30~ charge 2700

矢野間健、吉田英樹(vo.)
村上こうよう(tb)
鈴木正則、斉藤幹雄(tp)
山本一、鎌田一夫、倉富義隆(sax)
中村じぞう(guitar&vo.)
平賀篤(Keyb.)
鹿島達彦(bass)
河崎真澄(drs.)

本物より一人多い6管のホーンズは大迫力である。

楽しみだ。

みなさんお誘い合わせの上是非おこしくださ~い!







Larry Grahamがやって来る(#586)

2010年05月18日 | FUNK
なんとLarry GrahamがGraham Central Stationを引き連れてやって来ます!昨年の10月にBraian Culbertsonのスペシャルゲストとして参加、改めて日本のファンがどれだけ熱いかということを認識してくれたくれたのではないでしょうか?


Larry Graham & Graham Central Station @ Billboard Live

来日時には64歳になっているLarry、今後また来日できるかどうかわかりませんからね、後悔しないように絶対行きます。今度で4回目になります。

ちなみに最初はLive Under The Sky'85の【The Crusaders】にゲスト参加した時である。ちなみにDavid T. Walkerもゲスト参加した。この時すでにマイクが生えているBassを使用していた。これは札幌の厚生年金会館で見たな。

そのあと上京してから1992年にGraham Central Stationを再結成して来日、On Air Eastで2days公演があったので両方行った(笑)。


昨年のLiveの映像(大阪Billboard Live)があったので貼り付けておこう。ダイジエスト映像なのでLarryが映っているのは最初の『Higher』だけ?

Larry Graham, Brian Culbertson & The Funk All-Stars Live in Osaka, Japan



とにかく絶対行くぞ~!













日本のFUNK曲 #1(#585)

2010年05月13日 | 日本の音楽


前回【大橋純子】さんを取り上げてやたら反響があったので、調子こいてまたJapanese路線で行きたいと思います(笑)。

私は1976年頃にSoulにハマってからは国産の音楽にはほとんど興味を失ってしまいました。まあ興味が無いと言っても当然耳には入って来るし、まだ昭和時代のものなら結構わかりますけどね。Jazz/Fusion系(当時はCrossoverと呼んだ)のアーティスト、渡辺香津美さんやPlayers(コルゲン鈴木さんのバンド)のコンサートに行ったりはしましたけどね。そう言えばアマチュア時代に【カシオペア】の前座をやった事がありますよ。

おっとすっかり脱線気味~。

そんなわけで今回はあの伝説のバンド【サディスティック・ミカ・バンド】のこの曲だあ~!
Sadistic Mika Band - 塀までひとっとび




このバンドは特にFUNKバンドではありませんが、のちに日本の音楽界を席巻するような重要人物が参加していました。【Y.M.O.】の高橋幸宏さん(drs.)、Guitarインスト王【高中正義】さん(Guitar)、海外でも活躍した【小原礼】さん(Bass)というめっちゃ強力なメンバーでした。リーダーは昨年10月に亡くなった【加藤和彦】さん(Vocal&guitar)であった。

歌的には全くもってFUNKとはいいがたいが、サウンド的にはSlyの『I Want To Take You Higher』と『Thank You...』を足して少しこねてから二で割った感じのFUNK Rock的ナンバーになっている。何がいいたいかさっぱりわからん抽象的な歌詞がまた怪しい。

Liveバージョンがいくつかあったが、なぜかリードが入れ代わっている。


Sadistic Mika Band - 塀までひとっとび Live(1974)




Suki Suki Suki★SADISTIC MIKA BAND 1975




え~、ここでは日本のFUNKバンドを紹介するつもりはありません。この曲はFUNKだよね?ってナンバーをアップして行きたいと思います。みなさんこれはFUNKぢゃないか?って曲知っていたら是非教えて下さい。なるべく昭和時代のネタで(爆)!

ではお楽しみに!




J-Lady Soul (#584)~大橋純子&美乃家セントラル・ステイション

2010年05月10日 | Lady Soul


このブログを見てる方で大橋純子さんってご存じ無い方も結構いるだろう。彼女は北海道出身、つまり私の先輩ミュージシャンなのである。小柄(150cm無い?)な体躯からは想像もつかないパワフルなボイスの持ち主であり、とにかく歌の上手い人でした。

『シンプル・ラブ』、『たそがれマイ・ラブ』、『サファリ・ナイト』の大ヒットで有名ではあるが、彼女の3rdアルバムからは【大橋純子&美乃家セントラル・ステーション】
と言うバンド名義でリリースされている。

大橋純子&美乃家セントラル・ステイション - ナチュラル・フード




70's後半当時のJ-pop(歌謡曲)界としては驚異的な歌唱力であった、いや、今でも十分凄いですね。最近ではあまり名前も聞きませんが...








バンドも当時としてはかなりテクニシャンが揃ってましたね。ちなみにGuitarの土屋昌巳さんはバンド脱退後、ニューウェーブ系のバンド【一風堂】を結成しました。しかしwikiには土屋さんが【美乃屋セントラル・ステイション】に参加していたことが書いてないなあ...


大橋純子さん、ホントにすごかったです!




FUNKなLiveアルバム #12 (#583)~The O'jays

2010年05月04日 | soul,r&b
昨年The O'jaysの看板シンガー【Eddie Levert】が来日して67歳ながらまだまだバリバリの現役である事を証明して帰った。欲を言えばThe O'jaysの3人で来て欲しかったが...


その彼らも1974年にLiveアルバムを出していた。

The O'Jays - Live in London



1972年にPhilladelphia Internationalに移籍直後、『Backstabbers』を全米#3/R&B #1と大ヒットさせブレークするが、翌年さらに『Love Train』を全米#1/R&B #1に送り込み、その地位を揺るぎないものにする。

その翌年のLiveであるからもう人気絶頂期であった。オリジナルメンバーであるWilliam Powellもまだ健在であった('77年にガンで35歳の若さで亡くなった)。

さてではA面からいってみよう。

ただ断っておかなければいけないのは、今回貼り付けたyoutube映像はこのLiveのものではありませんのでご了承下さい。

これはyoutubeにも無かったのでアップできませんでしたが、Introductionがまたかっちょいいのです。それに続いて『Love Train』と同じ路線であるファストテンポのナンバー『Put Your Hands Together』がメドレーで演奏されている。Love Trainから見ると少しGospelっぽさが加味された感じですね。Philladelphia Internationalからの2ndアルバム【Ship Ahoy】のトップを飾る曲。全米#10/R&B #2。

The O'Jays - Put Your Hands Together



続いて1stアルバム【Backstabbers】のトップを飾るFUNKナンバー。

The O'Jays - When The World's at Peace


このGrooveは2ndアルバム収録の名FUNKナンバー『For The Love Of Money 』に受け継がれる。

この後はなぜか【New Birth】のヒットナンバー『Wild Flower』、今となっては有名な話だが、オリジナルはCanadaのバンド【Skylark】のナンバーであり、そのメンバーには後にプロデューサーとしてブレイクするDavid Fosterがいた。このThe O'jaysのコーラスがめっちゃかっちょいいのです。あ、今回はFUNKなアルバムと言うことでバラードは貼り付けませんので悪しからず~。

終盤アコピからエレピに変わってGospel調になるところがまたかっちょいい!聞きたい人は是非CDを買いましょう。

B面に移ると彼らの代表的ナンバー『Backstabbers』、イントロはよく知られているPianoのかき鳴らしではない。このツアーの時のオリジナルアレンジであろうか?他のLiveではほとんどPianoのかき鳴らしである。一度終わったふりをして始まる後半のJam見たいなところがまたいい。

The O'jays - Back Stabbers




2曲目は名曲スローバラード『Sunshine』、これこそまさにEddie Levertの真骨頂である。もちろん貼り付けないが「聴け!」って感じです(笑)。

最後はあまりFUNKではないが、彼ら最大のヒットナンバー『Love Train』でおしまい。

The O'Jays - Love Train (Stereo)


このLPは結構聴き込みましたがさらにCDも買ってしまいました。Vocal Groupですが、The TemptationsバリのFUNKナンバーが得意、これはThe Dramaticsなんかにも言える事ですね。BalladだけでなくDanceものもめっちゃイケる、だからここまで長い間生き残ってきたのでしょう。

是非今度は3人揃って来日して欲しいものです。