Real Funkness~Ohio Players

2015年06月25日 | FUNK
梅雨真っ只中、不快指数がどんどん高まっています。

じっとしてると肌寒いのに、動くと汗が出て来てなかなか引かず、いやーな季節ですなあ。


以前mixiで【FUNKとは何だ?】と言うコミュ二ティを作って管理人してました。

400名以上参加していただき一時はかなり盛り上がりましたが、facebookに移行したため2012年の正月以降ほぼ放置しています。

参加していただいた方々には大変申し訳ありません。

この場を借りて(誰も見てないか?)お詫び申し上げます。


FUNKと一言で言っても、元祖James BrownとSly & The Family Stoneではかなりテイストが違う。

同じFUNKバンドとカテゴライズされるP-FUNK系のサウンドとCon-Funk-Shunを比較してもかなりかけ離れている。


FUNKバンドの中でも最強って誰だろう?


まあJ.B.は別格として、私的にはP-FUNKは少々過大評価だと思うんです。


カリスマ親父、George Clintonも先日言ってたけど、P-FUNKのサウンドの基礎はJ.B.、そして要はBootsyと言っていた。

私的にもP-FUMKというよりBootsy's Rubber Bandの方に思い切りFunknessを感じていましたが...


BootsyはJB's出身で、入門はまだ10代、まさに筋金入りのFUNKエリートであった。


んで、そのBootsyはどこ出身だったか知ってる?


このブログの愛読者なら聞くまでもないでしょうが...


初めての方のためにお答えします。


目黒区です。


いやいや、Ohio州です(笑)!


Ohioと言えば祐天寺にOhioと言うFUNK大好きなマスターがやってるSoulバーがあるのだ。

Soul Music Bar Ohio


横道に逸れてしまったが、

Ohio出身のスターアーティストと言えば、まずThe Isley Brothers(Cincinnati)、そしてちょうど1年程前に亡くなったBobby Womack(Cleaveland)、The O'jays(Canton)、

音楽ではないが、NBA Final2015で惜しくもGSWに敗れたスーパースターLebron James(Akron)と私の大好物がたくさん獲れたところだ。


しかし、FUNKの聖地と言えばCincinnatiとColumbusの間にあるDaytonと言うことになる。


この地からはあのTalk Boxで有名なRoger & Zappが産まれている。


しかーし、なぜ聖地と呼ぶのか?それは...


そのまんまバンド名にしてしまった【Ohio Players】がそのFUNKの礎を築いたからである。





私が最初に聴いたのは'76年のSoulチャート#1を記録した『Who'd she Coo?』

Ohio Players - Who'd She Coo?




中3時代のある日、姉が買って来てかけたシングル、K.C. & The Sunshine Band『Sound Your Funky Horn』でSoul/FUNKに目覚めた私は、

この『Who'd She Coo?』と『Play That Funky Music』で完全にFUNKに釘づけにされたのである。


そのWild CherryもOhio州出身だが、Ohio川に面したMingo Junctionと言う超田舎村であった。

番外であるが、そのWild Cherryの映像。

Wild Cherry - Play That Funky Music ( White boy ) HQ




また少し脱線気味だが、先のWho'd She Coo?が収録されたアルバムはMercuryに移籍後4枚目のアルバム【Contradiction】収録。

1曲目を飾るタイトル曲がめっちゃCoolでカッチョいいのだ。

Ohio Players ~ Contradiction



A面はどの曲も秀逸。

Mercury以前も元々SM系のエロいジャケであったが、Mercury以降、特にHoney以降はサウンドにもSexyなニュアンスが強まった。


このSlow FUNKがたまらん!

Ohio Players - Precious Love




ファルセット中心のコーラスとSugerのウイスパーボイスがヤバい!

んでBassがまたエロいのだ。

次のLittle Lady MariaはSpanish~フラメンコなテイストのナンバーだが、見つからず。

A面ラストはちょっとHerbie Hancock & Head Huntersを思わせるようなサウンドの『Far East Mississippi』

アルバム1のFUNKナンバー、A面のクライマックスだ。

OHIO PLAYERS - Far East Mississippi - 1976




B面の1曲目が前出の『Who'd She Coo?』、B面もかなりイケていて、私の持ってるLPは白く粉が吹くほどヘビロテであった。

WestboundからMercuryに移籍後、4枚連続でSoulチャート#1を獲得したが、その快進撃もこの【Contradiction】でおしまい。

シングルでも『Who'd She Coo?』以降#1は一度も無く、彼らのテーマ曲ようなナンバー『O-H-I-O』が9位を記録以降、10位以内に到達することも無かった。


OHIO PLAYERS O-H-I-O,FROM THEIR ANGEL LP.wmv



カッチョいいんだけどなあ...


そんなわけで、次回はBobby Womackで行っちゃいます。




























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