Sexy ジャケ #3 (#536)

2009年10月29日 | レコード・ジャケ
今度はやはりかなりグラマーな女性のヌード、それもヨコ乳である。
マニアの間では乳首ジャケとも呼ばれているらしい。(いったい何のマニアじゃあ~?)

これは前回と同じくGroove Merchantからリリースされたアルバム、OrganプレイヤーのJimmy McGriffの【Groove Grease】である。やはり渋谷TSUTAYAで借りてコピーしたものであるが(笑)。



やはりyoutubeで発見!
はっきり言ってマニアックな物ほど貼り付けてあったりします。もうありがたみもなにもあったもんじゃあありません。なんて時代でしょうか?

毎回ブログに貼り付けといて、って感じですけど(爆)...

まあどうぞ!

Jimmy McGriff - Red Sails In The Sunset



Jimmy McGriff--The Bird (1971)


youtubeでさらに関連映像を探していたところ発見したのが何とGospel!あの『Oh Happy Day』で有名な Edwin Hawkinsの弟嫁であるTramaine Hawkinsのステージに客演したのが、Jimmyと昨日も登場したCarlos Santanaであった。もちろんTramaineは凄いが、まぢゲストの二人とも凄いっす!


Tramaine Hawkins, Jimmy McGriff, Carlos Santana - "Lift Me Up"




でしょ?でしょ?

超Excitingなパフォーマンスですな。

このシリーズまだまだ続きます!




Sexy ジャケ #2 (#535)

2009年10月28日 | レコード・ジャケ

な、何と何と!若い黒人女性のおしりをわしづかみにしているジャケ、エロ~い!

Soul-jazz系のGuitarist【O'Donel Levy】の74年発売のアルバム。New York録音でralph McDonald(Perc.)やDavid Sanborn(Sax)、そして最近ではManhattan Jazz OrchestraやQuartetを率いてるDavid Mathews(Arrangement)が参加している。彼はJames Brownのアレンジを手掛けていた事もある人だ。


O'Donel Levy - Everything I Do Gonna Be Funky

アルバムタイトル曲であり1曲目が超FUNKでかっちょいい!終盤のSaxのオブリはDavid Sanbornであろう、やっぱかっちょいいです!

Everything I Do Gonna Be Funky



あと私が知ってる中でも3曲がSoul系のヒットナンバーのカバーである。Billy Prestonの『Will It Go Round In Circles』(これはテンポが速すぎ、歌も下手でパッとしない)、Blue Magicの『Sideshow』、そしてStevie Wonderの『Living For The City』、これはyoutubeで発見!

Living For The City


そして問題の曲

Marbles


この曲はCarlos SantanaとBuddy Milesの共演Liveに収録されていた(1972年)。こちらのクレジットにはJohn McLaughlinとなっている。いったいどっちが本当?

これもyoutubeにありました。正直こっちの方がかっちょいいが...

Carlos Santana & Buddy Miles - Marbles


彼にはこんな曲が似合う。Blues調でGuitarはちょっとCornell Dupree風でかっちょいい!歌もJazzyでCool!結構いいんじゃないでしょうか?


O'Donel Levy - Willow Weep for Me





21世紀に入って復刻レーベルP-vineからこの【Groove Merchant】のアルバムがどしどし復刻になった。実は渋谷のtsutayaのはこのシリーズがほとんど置いてあり、私はことごとく借りてしまい、コピーしてしまいました(笑)。もちろんこれも...

このエロジャケシリーズ、続きますよ~!






Sexy ジャケ #1(#534)

2009年10月27日 | レコード・ジャケ

Soulだけに限らないが、SexyなAlbumジャケットって結構ありますよね。特にOhio Playersなんか毎回新譜が出るのが楽しみでしたけど...

もちろんOhioも取り上げる予定ですが、今回はそのOhio州出身の後輩バンドである【Wild Cherry】、ご存じの通り白人バンドである。しかし誰もが知っている彼らの代表曲『Play That Funky Music』収録の1stアルバムではジャケットに彼らの顔が載せられてなかったため、誰もが黒人だとばかり思っていたのだ。それもこんなエロいさくらんぼを咥えたくちびるのジャケット。


Wild Cherry

このアルバムの中で唯一のミディアムバラードナンバー『Hold On』はかなりの佳曲であり、当時はPlay Thatに続く人気曲であった。

Wild Cherry - Hold On (With Strings)





Electrified Funk


Wild Cherry - Baby Don't You Know


2ndアルバムからの最初のシングルは『Baby Don't You Know』と言う曲、Play Thatをモチーフにしているのは一目瞭然であったが、かっちょいいことには変わりない。でもなぜかベストアルバムには収録されていない。なぜだろう?

もう一丁、アルバムタイトル曲からハードロック仕立てのFunkナンバー。やっぱJimi Hendrixが好きなのであろうか?Isleys風とも言える。

Wild Cherry - Electrified Funk





I Love My Music


2枚目がちょっと不発に終わったため、この3枚目ではさらにエロいジャケットになった(関係ないか?)。元々彼等はMotownサウンドが好きだったのか、1stではMartha & The Vandellasのヒットナンバー『Nowhere To Run』をカバーしていたが、このアルバムでは二曲もカバーしている。Four Topsの『It's The Same Old Song』とThe Isley Brothersの『This Old Heart Of Mine』である。

でもここではやはりOhio州の先輩であるThe O'jaysを意識したと思われるナンバー『I Love My Music』を聴いてもらおう。

Wild Cherry - I Love My Music


そしてすでに忘れ去られてしまった4枚目、


Only The Wild Survive

やはりSexyジャケであるが、このアルバムの後バンドは解散してしまう。内容的にはそんなに悪くないのであるが...

『Hold On To Your Hiney』は前年の'78年にWilson Pickettがレコーディングしている。リードVo.のRobert Parissiのホーススタイルっぽい歌い方は時々Wilsonを彷彿させる。1stでも『99 1/2』をカバーしているので、きっと大好きなのであろう。
Sexyジャケシリーズは魅惑のSoul Balladと共にシリーズ化していく予定。

またよろしくお願いしま~す!






魅惑のSoul Ballad #21 (#533)

2009年10月23日 | Soul ballad
ありゃりゃ~、魅惑のSoul Balladの21回目を飛ばして22回目をアップしちゃったようです(笑)。お恥ずかしい。

と言うわけで、今回は#21をお送りします。

前回同様、Isleysのナンバーから選びました。

私がisleysを最初に聴いて買ったシングルが『Who Loves You Better?』('76)と言うのは前回書きました。そして最初に買ったアルバムは【Go For Your Guns】('77)でした。このLPは擦り切れるまで聴きました。もちろんCDも持っています。
全曲好きですが、この中で一番のお気に入りはB面の2曲目『Voyage To Atlantis』でした。

The Isley Brothers - Voyage To Atlantis



Earnie IsleyのGuitarをフューチャーしたバラードナンバー。Jimi Hendrix直系と言われているEarnieだが、ここではJimiとCarlos Santanaを足して2で割ったような味わいのLead Guitarである。ChorusとDelay、そしてストラトキャスターのトレモロアームを駆使したプレイは彼の最高傑作のひとつだと思います。

Ronaldのリードはいつもの通りSam Cooke的歌い回しが垣間見られながらも、非常個性的でありたまらんですなあ。









魅惑のSoul Ballad #22 (#532)~The Isley Brothers 2

2009年10月20日 | Soul ballad
昨日、ボイトレの生徒で美メロ好きである【やっこ】さんが「この曲やりたいんです」と持ってきたのが、何とIsleysの『You Are Love(At Your Best)』であった。いやあ、懐かしい。

私が最初にIsleysを聴いたのは『Who Loves You Better』と言う曲で当時シングルを買った。実はこの『You Are Love』が収録されている【Harvest Of The World】の中からシングルカットされた曲であった。この曲は1976年当時R&Bチャートで3位までのヒットになったものの、Isleysのベストアルバムなどにはなぜか絶対収録されていないのである。

なぜだ(笑)?

LPを買ったのはその数年後であったが、そのLPは売ってしまったので現在はCDで所有している。



久々に聴いたけどやっぱとろけてしまいますね。

でも普通の恋愛を歌った曲ではないようで、実は彼らの母親に捧げた曲だそうです。


Isley Brothers - You Are Love (At Your Best)


脱税の罪で刑期を全う中である、リードシンガーのRonald Isley、現在68歳であるから復帰は70歳になってしまうのか?結構最近までバリバリ現役なところを見せていたから、きっと見事な復活劇を見せてくれると信じているが...
何しろ高齢だ。

ちなみにこの映像ではなぜか本タイトルと副タイトルが逆になっている。

これは2001年に飛行機事故で22歳の若さで亡くなった【Aaliyah】が『At Your Best(You Are Love)』のタイトルでカバーしていたからだろう。当時15歳のAaliyah、少女とは思えない歌唱力と表現力ですね。

Aaliyah - At Your Best







【やっこ】さんもAaliyahバージョンで知ったらしいが、Isleysバージョンを聴いてすっかり溶けてしまったようです(笑)。

プロデュースはもちろんR. Kelly、彼のIsleys好きはあまりにも有名ですね。

【Harvest For The World】と言うアルバムは強力なヒットナンバーは無いが、捨て曲のない素晴らしいアルバムだと思います。全部いいけど、これはお勧めだなあ。





Rufus Featuring Sly Stone?(#531)

2009年10月16日 | FUNK


昨年Blue note、東京Jazzで来日したSly Stoneが再来日する !?



何と~来年1月にBlue note東京で公演が決まったRufusに特別参加が決まったそうだす!

GuitarのTony Maidenに近い人物からの情報です。

鼻血もんですなあ!





FUNKの魔術師Slyの再来日、これは奇跡のまた奇跡!



でもまずは生きているのが奇跡!【暴動】発売直前まではすでにこの世にいないか?ぐらいの噂があったほどであったSly。一時は廃人、生ける屍と言われていたわけで、昨年の来日はおろか復活劇事態奇跡だったのです。私は幸い東京Jazzで拝観することができましたが、前回見逃した皆さんにとっては起死回生の敗者復活戦になるわけですよ。


Rufusのは全盛期のメンバーはTony Maiden(Guitar&Vo.)とオリジナルメンバーであるKevin Murphy(Keyb.)の二人だけだと思われます。Tonyも娘もきっと参加してることでしょう。一時日本に住んでいたBobby Watson(一度共演したことがあります)が参加してくれたらたまらないのですが...



日程はまだ未定なようですが、いまのところ1/17~23と言うのが有力なところ。すべてにSlyが参加ってのは難しいとも思いますが、少しでも分散されればチケット(予約)も手に入りやすくなるので、是非何日か参加して欲しいですね。

まあ参加したからと言って5分しか出てこなくても困りますが(爆)。





今から鼻血が止まりませ~ん(爆爆爆)!










K.Y. Session @ 四谷メビウス(#530)

2009年10月15日 | LIVE Information

☆10/25(月) @ 四谷メビウス

『吉田&鹿島ソウルセッション』

open:19:00 / 1st 19:40~ / 2nd 21:20~

Charge:2,200円


吉田英樹(vo.) 鹿島達彦(bass)

阪口誠(guiar) 小西真澄(piano) 山村牧人(drs.)

Guest Vocal:Dr. 駒澤 (マジで現役の医師なのであります)

東京都新宿区舟町8 舟町ビルB1

営団地下丸の内線 四ッ谷三丁目駅 徒歩3分
都営地下鉄新宿線 曙橋駅 徒歩3分

電話・FAX/03-3341-3732




いつもは自由が丘Mardi-GrasでやっているK.Y. Session、今回は初めて四谷メビウスでのLive。
それも珍しく男性のVocalをゲストに迎えてお送りします。今回のゲストは何と現役のドクター駒澤氏!

声楽系の医師はそれほど珍しくないが、Soul Singerの医師と言うのはあまり聞いたことがないだろう。だからめっちゃ楽しみなんですよ~!いつもやらない曲もやってしまいますぞ~。


日曜日と言うのも結構久々です、今まで来られなかった皆さんにもチャンスが廻ってまいりました。是非このチャンスを逃さないようお待ちしています!






Drummerのリーダーアルバム ~ Lenny White(#528)

2009年10月09日 | FUNK
Lenny Whiteと言えばChick Corea率いる第二期【Return To Forever】を思い浮かべる。あの最強の四人組だ。



1949年New York生まれ。彼の出世セッションは何とMiles Davisの歴史的アルバム【Bitch's Blew】('69)であった。





彼のプレイは非常に個性的だ。通常右利きのセットの場合右手でハイハットを刻み、左手でスネアを叩くのが普通。しかし彼は左右逆なのだ。70'sからこのスタイルは他にはBilly CobhamとSimon Phillipsぐらいしか知らないかな。(知らないだけかも知れないけど...)

Jazz畑ではあるが、Rock BeatやFUNKが得意だ。RTFでのプレイはもちろんだが、私にとって彼のプレイで印象的だったのはStanley Clarkeのアルバム、【Journey To Love】の中の『Hello Jeff』なのである。あのダイナミックなビートとタムがひしゃげるようなサウンドは粗削りだが迫力満点!Rock Beatではあるが、普通のJazzドラマーではありえないGroove感である。また強烈なフラムも特徴的。正直主役のStanleyやゲストのJeff BeckをLennyが食ってしまっている(笑)。

彼はRTF在籍中の1975年にNemperorと契約し、'76年にソロデビューアルバム【Venusian Summer】を発表、その後もう一枚製作した後、Elektraに移籍した。二枚のソロアルバムを制作後、今回のネタであるFUNKバンド【Lenny White With Twennynine】を結成した。それまではRock寄りのFUNK的Fusionサウンドであったから、いきなりSoul/FUNKなアルバムに驚いた。

この名義で計三枚のアルバムを残している。


1979: Best of Friends (Elektra)



1980: Twennynine (Elektra)




1981: Just Like Dreamin' (Elektra)





どれもかなり良質なサウンドに仕上がっている。難を言えばボーカル陣が少々弱いところであろう。
今回は彼らの1stアルバム【Best Of Friends】を紹介しよう。

この作品、メンバーはLennyの他、FUNK大王【Don Blackman】(keyb.)、【Denzil Miller】(keyb.)、【Barry Johnson】(Bass&Vo.)、【Eddie Martinez】(Guitar)で制作されている。さらに興味深いのがEW&FのHornsとして活躍した【Phenix Horns】が参加していることだ。これはCD復刻されてから気が付いた事である。さらにEW&FのKeyb.プレイヤーであったLarry Dunnもアレンジで加わっているし、Maurice Whiteのプロデュースでデビューしたフュージョンバンド【Caldera】の中心人物であった【Eddie Del Barrio】も参加している。その割には意外にEW&F的なサウンドにはなっていないのはさすがLennyである。

A-1の『Citi Dancin'』はFastテンポのFUNKナンバーで、歌はオマケみたいな感じでいきなりPhenix Hornsが大活躍している。SynthのソロはLarry Dunnであろう。A-2の『Take Me Or Leave』もアップテンポのFUNKナンバーであるが、はっきりしたクレジットが無いのだが、きっとElektraのレーベルメイトである【Dee Dee Bridgewater】が歌っているのではないだろうか?

A-3はアルバムタイトル曲だが、いまひとつやる気が感じられない男性リードはどうにかならなかったものか?

A-4はクラブでも人気の超ドFUNKナンバー『Penut Butter』、ちょっとP-Funkを思わせるSynth Bassがかなり印象的である、Don Blackmanの作品。女声コーラスがいい感じだが、男性リードはちょっとGeorge Duke的、たぶんDon Blackmanであろう。

Peanut_Butter
B面はA面と比較するとアダルトな雰囲気であり。B-1『Betta』はちょっとAOR的な曲。きっとBassのBarry Johnsonが歌っていると思われる。

B-2はミディアムスローナンバー『Morning Sunrise』

B-3はこのアルバムで1番テンポがあるLatin FUNKナンバー。

B-4はLennyの作曲で、やはりラテン系、Salsaっぽいインストナンバー。インタルードで聴けるのはLennyのいDrs.ソロらしき曲。フルで聴いてみたい感じ(笑)!

2nd以降は女性Vo.を正式メンバーに迎えてVo.を強化している。

Fancy Dancer - Twennynine Feat. Lenny White









EWFメドレー~ Liveレポート(#527)

2009年10月06日 | LIVE レポート
Larry Graham & Brian Culbertson with FUNK ALL STARS

タイトルに少々問題があるのかなあ?と思いました。私としては全く予想通りの流れであったのですが、mixiあたりではLarry目当てで来場していた客が、なかなか出てこなかった事に苛立ちを覚えたと言うコメントを残していた事。確かにこのネーミングでは出づっぱり?とも受け取れる。むしろ【Brian Culbertson FUNK ALL STARS Featuring Larry Graham】的なネーミングなら、そう言ったファンも納得したであろうか。まあセールス的に考えるとLarryを頭に持って来た方が効果的であるから致し方ないだろう。

このオールスターズの一角を形成するのが元EWFの二人。後期のEWFを支えたGuitar/vocalのSheldon Reynoldsは最初から登場した。ごついイメージがあったが、痩せてかなり老けた感じ。FUNKビートに身体を動かす事もなく、首から上と目だけ動いてる印象。まるで動物園のキリンを彷彿させる佇まいだ。もしかして軽い脳梗塞を患ったのでは?ただ不思議と出てくる音はしっかりしている。EWFメドレーではしっかり歌っていた。

Larry Dunnは二曲目からの登場!全盛期を支えたKeyb.プレイヤーである。Brianがとてもリスペクトしているのが良く伝わってきた。やはりかなり老けたが、プレイは全然衰えていない。フューチャリングソロの場面ではmini-moogとFender Rhodesを使用、それらの音色やプレイが当時にタイムスリップさせてくれたかのよう。そうそう!これは私が大好きだったEWFのサウンドである。改めてLarry Dunnの存在が大きかった事を認識させられた。あんまり期待していなかったんです、ホントに申し訳無い!そしてありがとう!

SheldonはMaurice Whiteが引退した後、彼のパートを担当したので、もしかして少しEWFの曲をやってくれるかなあ?とは思ってましたが、いやいや、怒涛の
【Earth Wind & Fire Medley】に会場は熱狂の渦!これがフィーバーだよ、フィーバー!

それも最初にやったのは、私がリアルタイムで最初に聴いたヒットナンバー『Getaway』ですよ、もうヤバイ!その後、Larry Dunnが小さな箱状の物を持ったなと思ったら、何とKalimbaである。弾きながらステージ中央に。いやあ、こりゃ全にEWFのステージだあ~!

お次は『Serpentine Fire』、こりゃ意外な曲がキター!あれ?アルバムの一曲目が続く。もしかして...


Shining Starだ~!やはりアルバム一曲目攻撃であった。SaxのMarqueal JordanがPhillp Bailey役をやるが、これがまたなかなか結構イケてる。Vocalパートに関してはSheldon以外に歌える人がいるかどうかもわからなかったので、正直こんなにEWFの曲をやるとは思ってませんでした。Keyb.のEddie Millerがコーラスをやるので、最低限のハーモニーになってたし、何しろ客が歌うから大丈夫(笑)!

この後はEWFファンならずとも知っている『Let's Groove』と『September』で会場はマックス状態!留めに『After The Love Has Gone 』をやってEWFメドレーはおしまい。BrianはTb.を中心に縦横無尽に動きつづけた(笑)。彼の弱点は歌えない事かな?鍵盤を逆向きにFUNKなソロを聴かせてくれた時にはのけ反った(笑)。

この後Larryが出てくるんだが、あんだけフィーバーした後にあれだけ持って行っちゃうんだから、やっぱFUNKの横綱である。飛車角抜きのEWFでは露払い、差し詰めBrianは太刀持ちと言ったところか?

次はG.C.S.での再来日を期待したい!





Larry Graham & Brian Culbertson Live レポート!(#526)

2009年10月03日 | LIVE レポート

いやあ、興奮しました。先日サインを貰ってきたことまでは書きましたから、その興奮状態はきっと理解していただけるでしょう。

Graham Central Station時代からほとんど変わっていないと思われるパフォーマンス、弾いてるBassのフレーズだって一緒に口ずさめるほどワンパターン。しかし、その勢いとオーラは全く衰えていなかった。

Brian CulbertsonはホントにFunkyな奴でした、見た目はまるっきり白人の若者であるが、そのプレイは黒い!そしてサービス精神旺盛。それは選曲にも表れていた。EW&Fの全盛期を支えたLarry Dunnと後期の重要人物であったSheldon Reynoldsが参加していた事もあるが、これでもかって言うほどのEW&Fのメドレーで客席は大フィーバー!メインアクトであるBrianの曲は全体の3分の1程。やはりエンターテイメント根性がありますね。

しかしEW&Fのこれでもか~メドレーの後、Larryが出てくるともうそこはLarry一色!

予想通り、『Jam』で登場した、それも客席からである。ワイヤレスでMicが生えているBassは未だ健在!私はもう感無量でハナから涙がちょちょ切れてしまいました。メンバー紹介的FUNKナンバーなので各メンバーのソロを挟みつつ、盛り上がって行きました。そのあとすかさず1st収録のAl Greenのナンバー『It Ain't No Fun To Me』を一人で歌い始めました。もしかしてアドリブでやり始めちゃったのかな?と思いきや、途中からバンドも加わりました。私はほとんど歌詞も知っているので一緒に歌ってました(笑)。

その次はBrianの最新アルバムからLarryがゲスト参加した曲『The House Of Music』を披露、さらにBootsy Collinsが参加した曲、アルバムトップ収録の『Funkin' Like My Father』をLarryに弾かせちゃいました。ここで発覚したのがこのLiveに参加していたTrumpetプレイヤーはBrianのお父さんであった事。FUNKな親父さんなんだ!

それが終わるとrryのBassソロです。お約束のフレーズをつなぎ合わせているだけですが、もう大騒ぎ。会場を掛けずりまわり、みんなホントに63歳?と思った事でしょう。
右手を差し上げての【一番】ポーズは今まで見た中でも最高に多かったような気がします。