昨日大学に足を運んだとき、大学の生協でとても嬉しいことがあった。
なんと、僕が今恋している真っ最中の浅野真澄さんが初めて出版したエッセイ集「ひだまりゼリー」が、入荷していたのだ。
新入荷コーナーで見つけたときには目を疑ったが、その表紙は紛れもなくあの「ひだまりゼリー」で、僕は「おいおい、マジかよ・・・」と内心でめちゃめちゃ喜びながら手にとって見た。
その時に「なんでこんなところにあるのか」という疑問が沸いたのは自然なことだと思う。周囲を見回してみれば、売れ筋の新書や小説が大半を占めているコーナーで、この本の詳細を知っている僕からすれば十分に異質だった。
でも、その疑問はすぐに解けた。3冊積まれていたうちの一番上のひだまりゼリーに、読書マラソンPOPカードが貼ってあった。
「読書マラソンPOPカード」というのは、学生が、読んだ本の感想を書くための小さなカードで、生協のカウンターに10枚提出するたびに書籍15%OFFのクーポンがもらえる。まぁ、おそらくはどこの大学でもやっているだろう読書推進運動の一環である。
そして、うちの大学の生協はカードが提出された書籍を時々入荷する。おそらく、カードが提出される=良い本という割と単純だけどありがたい論理があるのだろう。
つまり、誰かが「ひだまりゼリー」の感想を書いたカードを提出したのだ。
で、誰だよこんな嬉しいことをしたのはと思ってカードを見てみたら、
名前は「GZ」となっていた。
そういえば、俺、感想書いたカード出した気がする。
と、ここまでは前振りである。実質2行くらいで済みそうな内容を長々と語ってしまった・・・。
まぁいいや。で、「入荷している」という事実に嬉しくなった僕は、思い切ってひだまりゼリーを手にとってレジに持っていった。もちろん、買うために。
実は俺、まだひだまりゼリーを買っていなかったのである。じゃあなんで感想書いてるんだよ、という話になるが、ますみんが好きな人はわかるだろう、そう、「ひだまりゼリー図書館リクエストキャンペーン」である。地元の図書館にひだまりゼリーを置くことに成功した僕は、真っ先にソレを借りて速攻で読み、感想を書いたのである。
で、根がケチな僕は「一度読んじゃったし、当分はいいかな・・・」という考えの下自分で買うことをせず、昨日に至っていたのだ。うん、長い。
そんなわけでようやくひだまりゼリーを手に入れた僕は、ついさっき、夕食の後にコーヒーをお供に本を開き、少しだけのつもりが、結局全て読みきってしまった。
僕は去年から、ますみんが好きだー恋しているーと言っている。もちろんソレはさっき、本を開く前にも確かにそうだった。ラジオで喋っている声を聴くと楽しいし、嬉しいし、幸せだ。日々ますみんが綴る日記を読み、写真を見て、想いを深めてもいる。
でも、久しぶりに読んだこのエッセイは本当に本当にすばらしかった。
ありていに言えば、惚れ直してしまったのである。
僕は人よりも感動しやすい性質だ。特に、頑張っている人を見ると自然に目じりが熱くなって、鼻がツーンとする。
でも今日の感動は、「憧れ」だったと思う。
ますみんが綴った文章は、なんであんなにも綺麗なんだろう。
僕は、あんなにも素直に物事を考えられない。綺麗なものを見て、素直に100%の気持ちで「綺麗だ」と思えない。
でも、あの人はそれができているんじゃないかって、正直に思える。とてもとても難しいことができる人なんじゃないかって、思える。
幼少の思い出、少女の頃の思い出、学生の頃の思い出、今の想い。語られているシーンは様々だけれど、すべてが綺麗で綺麗で、ふと目を止めた言葉が何度も胸を打った。家族のいる部屋の中で、危なくマジで泣くところだった。
だから、憧れる。あの人の受け止め方に憧れる。自分も、そんな素直な考え方がしたいと思う。正直難しすぎるけど、心がけたいと思う。
まぁ、こんな風に考えている時点で、「素直に」は受け止めていないのかもしれないけれど。
自分は飽きっぽい性格だけれど、本当に好きなことはいつまでも好きでいられる自信がある。今、ますみんが大好きだ。マジで恋しているかもしんない。そして、あと十年経っても、ますみんは自分の中で大切な人だと思う。その頃までには実際の恋をしているかもしれない・・・というか、是非とも女の子と付き合っていたいから、「恋」してはいないかもしれないけど、きっと、今感じている「憧れ」はなくなっていないと思う。
ひだまりゼリー―浅野真澄エッセイジャイブこのアイテムの詳細を見る |
ますみんを知っている人には、是非読んで欲しいエッセイ集です。ラジオでは聴けないますみんの声を、聴くことができますよ。
でも、確実にいえることは、ますみんはほかの声優にはない魅力を持っているということ。
そんな気がしてる今日このごろです。
もっともっと、ますみんから感じている魅力があるはずなのに、言葉にできないのがもどかしいです。はぁ・・・もう少しどうにかならんのか、俺の文章力・・・。 _| ̄|●