那須太社 錦輔 の日記

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地球へ(テラへ)

2014-04-30 23:32:41 | 読書感想文

竹宮景子さんの一番の傑作だと思ってる。

悲劇なのだ。

最初から絶対ハッピーエンドにならないストーリーなのである。

悲劇として書き始められた物語なのだ。

管理社会への反抗、というテーマだけだったらもっと少ない巻数でまとまったのだろう。

でも、壮大な悲劇になった。

主人公を含む人たちは悲しい運命に翻弄される。

トォニイとかキース・アニアンとか脇役が、作者の竹宮さんの思惑を超えて、走っているような気がする。

手塚治虫さん以降で、全コミックのベストテンに入る名作だと思う。

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