那須太社 錦輔 の日記

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プラド美術展 スペイン宮廷 美への情熱

2016-01-21 18:43:47 | 絵画 美術展

朝、ハローワークへ行き、そのあとJR総武線で秋葉原経由、神田駅で降りる。

北口の大黒屋でプラド美術展のチケットを購入。1700円のところ1300円と結構お得だった。

それから徒歩で三菱一号美術館へ向かう。

こないだ、半蔵門から東京駅まで歩いたとき、途中で庭園みたいなカフェみたいな不思議な空間があって、ここはなんだろうと思っていたがそこが三菱一号美術館の庭だった。

音声ガイド520円也も頼んだ。

内容は古いくさい宗教画の小品が多くて期待はずれだった。

何点か言いなと思う作品もあって、特にバルトロメ・エステバン・ムリーリョという人の「ロザリオの聖母」という作品が素晴らしくて大好きになった。

スペイン語の原題は「Virgen del Rosario」

Virgenは「処女」という意味らしい。

マリア様が処女懐胎されたので、Virgenの訳語が聖母でもいいのかな?ふと疑問に思ったのでネットで検索したら、そもそも聖母とはマリア様の事で、英語では、Holy Mother(聖母)よりむしろthe Virgin Mary(処女マリア・童女マリア)、Saint Mary(聖女マリア)、Our Lady(我らが貴婦人)などと呼ぶことが多い、そうだ。

ポスターになっている、アントン・ラファエル・メングスという人の「マリア・ルイサ・デ・パルマ」も良かった。

ディエゴ・ベラスケスの「フランシスコ・パチェーコ」はテクニックが凄いと思った。どこがどうとはうまく言えないが、他の肖像画とは全く別物に見えた。

ゴヤ、ブリューゲルは期待はずれ。もっと良いかと思ってた。

ルーベンスは割りとダイナミックでドラクロワのお師匠さんみたいな感じがした。

お客さんは年配女性がほとんどで、そのせいか割り込みするひともいなくて、気持ちよかった。

「ロザリオの聖女」は関連商品があったら買おうと思ってたが、ポストカードもなかったのが残念。

帰りは東西線で帰った。

 

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