炭焼きは始まってしまうと子気味よく日にちが過ぎていくようにみえる。それは恐らく
順調にいっていると感じているからだと思う。窯の中では炭木に火が回り始めている
段階で全体に回り終えてから温度上昇がみられる。温度調節の塩梅でそのスピード
は変わってくることになるだろうが、こんな情景を生で見てみたいものだ。叶わぬこと
だがいつもそう思う。朝から夕方まで80℃を保ち煙もよろしい。明日からは温度が大
きく動くはず‥‥嵐の前の静けさか。
今回は桑中の当番、各班の匠により工程の温度調節に差はあるが最終工程では帳
尻が合うようになっている。人が炭焼きをコントロールしているように見えるが、本当は
炭窯によって私たちが動かされているのではなかろうか。
通風孔の調節、以上の写真は9時ごろ
温度変化、窯の様子を記録
日が長くなり5時前でも未だ明るい
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