桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
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四国遍路旅、11日目

2021年04月10日 18時00分22秒 | その他

四国遍路といえば一般的には八十八か所のことを指すが他にも色々とあるようだ。全てのお寺を巡り終えることを結願(けちがん)という。88番の大窪寺は1番から順番に回る場合の最終の寺になるので、遍路寺に違いはないと言えどやはり特別なお寺とお寺になっている。遍路の人だけではなく一寸した観光スポット的な要素もあるようで、そうした人たちの姿も多い。昨秋に訪れた時は駐車場が一杯で数キロの渋滞だったことと比べると、昨今の情勢からいつものような賑わいはない静かな大窪寺は気の抜けたさいサイダーのようだ。

         山門の紅葉はとても綺麗

           本堂前も人影は疎らな大窪寺

今回の締めは別格20番大瀧寺、ここは過去に痛い目をこいている。ナビにセットし前回と同じように行けるだろうと軽く考え向かってみるとナビが案内したのは、とても普通車では通れないような道幅、おまけに谷側は路肩が崩れている竹藪、後には戻れず前に行くしかないから、妻に誘導してもらい悪戦苦闘したことがある。以来、ルートを入念にセットして間違いのないようにしているが、交差不能のくねくね道の連続の長丁場には手を焼いていた。お寺の人に聞いてみたら『ナビに載ってない道を行きなさい』と道順を教えてもらった。道幅は段違いにひろい、分かり易い、言うことなしの情報をゲットし難所の一つが解消された。今回は今までの道を行ってみたら、ダム工事が大分進み前回とは様子に大きな変化があった。しかし上に行くに従って悪路に変わりはなく、お寺情報がベストであることを確認する。

明日は夫々の1番、霊山寺、大山寺にお礼参りをした後、松江に帰る。高野山へは状況が落ち着いてからゆっくりとお参りしたい。


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