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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

19日は、一茶忌でした。

2023-11-24 14:03:15 | 日記

11月22日(火)晴れ。

朝食は、昔ながらのナポリタン、豆腐の味噌汁。昼は、伊勢佐木町の銚子屋のあんみつ。夜は、月に一度の仲良しさんたちとの食事会を関内の「うどんのおおぎ」にて開催。9名が参加。

歳時記によれば、去る19日は「一茶忌」だそうだ。一茶のつくった句は約二万二千句。で、芭蕉の約千句、蕪村の約三千句に比べると非常に多い。最も多くの俳句を残したのは、正岡子規で約二万四千句であるが、一茶の句は類似句や異形句が多いため、数え方によっては、子規の句数を上回るかもしれない。よく知られている「我と来て遊べや親のない雀」にも、「我と来て遊ぶや親のない雀」と「我と来て遊ぶ親のない雀」の類似句があり、これを1句とするか3句とするかは議論の分かれるところである。

現代の一茶研究で最も権威のある『一茶全集』第1巻(信濃毎日新聞社、一九七九年)には、一茶のほぼ全作品が収録されている。なお、その後の発行された『一茶発句総索引』(信濃毎日新聞社、一九九四年)で、一九八句が新出句として追加されるとともに、『一茶全集』第1巻に久保田兎園等の句が40数句あったと記述されている。一茶の句の発見は、これ以後も続き今日に至る。(「ウイキ」より。)

そういえば、随分前に、アマゾンで取り寄せた『中曽根康弘句集二〇〇八』(北溟社)は、「学生時代・海軍時代とその後・国会議員となって」の三項に分かれているが、「学生時代」の句を読んで以来、手にしていない。少し読むか。

 


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宮嶋茂樹作品展。

2023-11-24 13:59:57 | 日記

11月21日(月)晴れ。

朝食は抜いた。昼は、伊豆高原の「山幸」という干物屋で買った「サバの文化干し」、あんかけ焼きそば、玉ねぎの味噌汁。夜は、銀座のおでん屋の「お多幸」にて盟友らと食事を兼ねた一献会。

「おでん」が好きだが、横浜では美味しい店を知らない。老舗というおでん屋に行ったことはあるが、残念ながら、黒い醤油出汁の「関東炊き」で、私は、この味付けが好きではなく、関西風のかつおだしの澄んだスープで炊いたものの方が好きだ。私のリクエストで行ったのにもかかわらず、残念だった。

夕方に、半蔵門のJCIIフォトサロンにて今月の26日迄開催して「不肖・宮嶋茂樹」さんの作品展「硫黄島・北海道国後島」へ行ってきた。今から29年前に、かつての激戦地「硫黄島」を宮嶋さんが訪れた時に撮った写真や、翌年に行われた日米合同慰霊祭の席での、栗林忠道中将夫人の栗林義井婦人(当時91歳)の凛としたお姿などを宮嶋さんの写真で見ることが出来た。日本側の出席者の殆どが喪服を着ているにもかかわらず、米軍側の参列者は皆、軽装である。ナメンナヨ。と思うのは私だけではあるまい。

国後島は言うまでもなく、終戦時にソ連(現ロシア)に奪われたままの北方領土の一つである。我が国の領土であるにも関わらず、自由に往来が出来ない。「寸土を失えば千土も失う」と言うことを日本人は、肝に銘ずべきである。

 

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食と酒を解禁。

2023-11-22 16:00:26 | 日記

11月20日(月)晴れ。

朝は、愚妻の青森みやげの「アップルパイ」を二切れとコーヒー。昼は、奮発して、愚妻と東神奈川の「菊屋」で鰻重。イャー、五日ぶりの銀シャリ、それも鰻である。胃袋がびっくりしないかと心配だったが、ちょっと体重を落としすぎたので、文字通りの回復食。ここ菊屋は戦後すぐに建てられた家屋で、鰻屋になる前は料亭だったとのこと。リーズナブルで、庶民的お店である。近くには、江戸時代から続き、広重の絵にも描かれていたり、坂本龍馬の妻だった、おりょうが働いていたという割烹・田中屋がある。

夜は、酒を解禁。井土ヶ谷駅近くの焼き鳥の名店「バクダン」へ友人と行く。調子に乗って、近くの「ひなた」へ転戦。八時過ぎに帰宅。大して飲んでいないにも関わらず、かなり酔った。食も酒も良し。断食の効果大なり。

イスラエルとハマスとの紛争は、申し訳ないがユダヤ教とイスラム教、そしてユダヤ人とパレスチナ人の歴史や紛争の経緯を知る良い機会となったのではないか。普段、政治などに興味のない愚妻も、池上彰のテレビを録画して見ている。私は、恥ずかしながら新約も旧約のどちらの「聖書」を読んだことがない。中学生の時に、二年生になる時に山の手の名門女子高に転向して行ったのが、ナカノマリさんと言う人。彼女はとても頭がよく、学年でもトップクラスだったと記憶している。一年生の時に「読書感想文コンクール」があって、彼女の「感想文」が、優秀作品として校内新聞に掲載された。その感想文のタイトルが、確か「聖書を読んで」と言うものだった。その頃(今も)聖書なんか手にしたことのなかった私は、とても驚いた。そのことが、とても印象的で、覚えている。

イスラエルとパレスチナ、どちらが正しくて悪いのか・・・。いまだに分からん。


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断食から忘年会。

2023-11-21 11:41:34 | 日記

11月19日(日)晴れ。

今日で「断食」は終わり。退所時の体重は75,1キロ。6キロ落ちた。8時30分に朝食。アジの干物など四日ぶりに、まとも?な食事が出た。九時過ぎに、盟友を乗せて帰路に就く。一時間弱で熱海に着き、盟友と別れる。ビーチラインで海を眺めながら、のんびりと帰ろうと思ってナビを入れたら、結局は嫌いなルートの「山越え」をさせられた。十国峠を越えて走るルートで、料金や時間を考えると、こちらのルートの方が安く早いのだが、高速に入るまでの道が、いわゆる「九十九折り」なので走りにくく疲れる。ナビなんか入れるのではなかったと後悔。

十国峠レストハウスの前を走る。富士山がとてもきれいである。確か小学生の6年生ぐらいの時に遠足で来たことがあり、その時の写真が残っている。同じクラスのオクガワケイコさんという人を好きだったことも思い出した。車を止めて写真を撮ろうかとも思ったが、一人ではつまらないのでやめた。ちょうど正午に自宅着。アップルパイを少し食べた。

夕方4時に、志村馨君と保土谷駅にて待ち合わせて池袋へ。日本旭友会の忘年会に出席。旭友会の忘年会は「日本一早い」として有名である。指名されて「乾杯」の音頭をとらさせて頂いた。私と同じテーブルに座ったのが敬天新聞の白倉社主。社主曰く「最近、人の名前がすぐに出てこない。今日も、蜷川さんの名前を思い出せず、周りの人が『蜷川さん』と話しているのを聞いて『そうだ蜷川さんだ』と言うことが良くある」と話していた。私も、そんなことがママある。人の名前ではないが、今朝も、歯を磨いていたら何か変な味がする。良く見たら、歯磨き粉ではなく「ニベア」だった。慌てて、口をすすぎ、歯磨き粉に替えた。呆けているのか、そそっかしいのか。後者であって欲しい。ちなみに白倉社主と私は同世代である。

忘年会は、さすがに断食明けなので、ウーロン茶三杯でやめた。九時に終了。そのまま帰宅。


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伊豆高原は、寒いのだ。

2023-11-19 14:19:03 | 日記

11月17日(金)雨。

伊豆は下田に好きな料理屋がある。そのお店の入り口には「伊豆はあたたかく野宿によろし波音も」という山頭火の句碑がある。伊豆と聞くと山頭火のその句ではないが、暖かいというイメージがあるが、断食の宿のある伊豆高原は「高原」というだけあって晩秋、冬は横浜よりも寒いような気がする。また、「断食」と言うと、多くの人はお寺のような所で、「修行」を行なうと思う人が多いが、私が盟友に誘って頂いて行く「やすらぎの里・高原館」は、普通のペンションのような所だ。清潔で、かつスタッフの皆さんの接客もとても丁寧、親切である。「修行」というイメージには程遠く、ほとんどの人がウォーキングや周辺に多くあるミュージアム巡りなど、楽しみながらやっている。

朝は、「呼吸法」や「散歩」があるのだが、歳のせいにして、今回は一度も参加しなかった。9時に治療。マッサージなどをして頂いた。10時の朝食は、「人参のスムージー」一杯。あっという間に食べ、いや飲み干して、自室に戻る。散歩に出ようと思っても、外は雨。風も強い。横浜などにいると、雨や風で木々の揺れる音や、葉のこすれあう音など耳にすることがほとんどないが、宿は木に囲まれているので、そういった自然を感じることが出来る。しばらくベットで風に揺れる木の葉と雨の音を聴いていた。そういえば村上春樹の『風の歌を聴け』を読んだのはいつの頃だっただろうか。

午後から、伊豆高原駅の近くにあるTUTAYAに、DVDを借りに行く。会員になっていれば全国どこのお店でもDVDをレンタルすることが出来る。但し返却は借りたお店でしかできない。借りたのは三作品。「ワーダ、殺しの流儀」「1950鋼の第七師団」もう一本は邦画で「シャイロックの子供たち」。お店の入り口には「11月30日で閉店します」との張り紙があった。最近は、ネットフリックスやアマゾンのような配信映画が主流となっているのだろう。当然ながら返却する手間もいらない。ますます時代に遅れて行く自分を認識する。

夕食は、「野菜のすりながし味噌汁」具はありません。酒が抜けるまで2日はかかるので、今夜も眠れず、導入剤のお世話になる。※「野菜のすりながし味噌汁」。


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