10月10日(火)曇り後晴れ。
朝食は、おでん。昼は、ソーセージパンと揚げパン。夜は、湘南餃子、おでん、春雨サラダ、水ナスのおしんこ。お供は「黒霧島」。酔狂亭にて独酌。
おでんが好きだが、つい作りすぎて3日も4も食べることになってしまう。好きな種は、ちくわぶ、白滝、竹輪にすじ。群青の会の大熊雄次さんは、おでんに「マルシンハンバーグ」を入れるそうだが、今度やってみるか。若い頃に横浜の福富町と言う所に「相川」というおでんを専門に出す小料理屋があって良く通った。お母さんが、とても愛想のよい人で、とても良くして頂いた。その後、お母さんが亡くなられ、店も場所を移してから、何度か行ったが、行かなくなってから15年ぐらいにもなるか。今度、顔を出して見よう。
ヨコハマには、と言っても私の移動範囲の中に、おでん屋を知らない。東京に行くとたまに新橋の「お多幸」に行く。目移りがして、いつも頼みすぎてしまう、おでんは俳句では冬の季語らしい。高浜虚子の「振り向かず返事もせずにおでん食ふ」という句があると、5年前の12月23日の「産経日曜版」の「歳時記」に津川綾子という方が書いていた。津川さんが浅草には、「大多福」という名店があると書いていたが、先日、読了した福田和也さんの『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである』(河出書房新社)の中に、銀座のおでん屋さんを2件紹介している。6丁目の「おぐ羅」と「やす幸」。行った時にはシャンパンでも開けるか。