
10月9日(月)雨。
寒くて、慌てて掛け布団を出した。突然秋になった。朝食は抜いた。昼は、チャーハン、ブイヨンを使った玉ねぎのスープ。夜は、寒いので今秋、初おでん、他には赤ウインナー、ボロニアソーセージ。お供は「伊佐美」。酔狂亭にて独酌。
クルマの中で、辛坊治郎氏のラジオを聴いていたら、ゲストに出ていたのが軍事ジャーナリストの井上和彦氏。氏が自著を紹介されていた。その本とは『歪められた真実ー昭和の大戦・大東亜戦争』(WAC)という本。戦記、戦史関係の本はかなり読んでいるので、普通なら聞き流すのだが、興味を持ったのは、「日本はB29を485機も撃墜していた」という事実。知らなかった。伊勢佐木町の有隣堂に行き、さっそくその本を買った。本の帯には「昭和の大戦『定説』はウソだらけ」とあるように、私たちが刷り込まれている「事実」は、事実ではないことが、井上氏の実証と解説により明らかにされている。
「真珠湾攻撃は『奇襲』ではなかった」「凄い応募者数だった朝鮮人、台湾人の志願兵」「沖縄県民を守ろうと必死に戦った日本軍」「日本はアジア独立の希望の星だった」「実は大戦果を上げていた特攻隊」など、正に目からウロコの事実に、胸のすく思いがした。あっという間に読了した。お勧めの一冊です。