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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

同級生交歓。

2013-11-05 07:49:55 | インポート

十一月四日(月)曇りのち雨。

昨日の「文化の日」は、昭和二十一年の十一月三日に、戦争を放棄し平和な文化国家として立つことをきめた新憲法が発布されたからであって、旧明治節とは何ら関係がない。こんな日を祝日としているのは日本人として屈辱ではないか。

今にも泣きそうだった空から雨が落ちてきた。午前中は自宅で仕事。藤棚のお祭りがあって出かけようとも思ったが、サリーから「体調が悪いので欠席」、とのメールが入ったのでのんびりしていたらアコちゃんから連絡が入って「皆さんお待ちかね」とのこと。

私は、お神輿を担がないが、友人たちに神輿会の人達が多く、お付き合いのある所へはなるべく顔を出すようにしている。藤棚のお祭りには、普段からお世話になっている天狗会の鈴木会長や地元のミッチー橋本氏、そして高校の同級生も参加している。藤棚商店街はお神輿が沢山出ていて、知った顔の人たちも随分いた。鈴木会長を探せば、すでに酒盛りの最中。ご挨拶をして、まず一献と勧められた。

P1000058※わっしょい、わっしょい。粋ですねェ-。

P1000061※鈴木会長とのツーショット。

盛り上がっていると、高校の同級生である木川勲、杉本純三の両君が合流。久しぶりの同級生との交歓となった。

P1000060※左から、杉本純三氏、木川勲氏。

終了後は、愚妻とアコチャン、ミッチー橋本氏らと「愛福楼」にて打ち上げ。帰宅後は、早めに風呂に入って布団に入った。まだ六時半だった。


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一の酉。

2013-11-05 01:52:45 | インポート

十一月三日(日)晴れ。明治節。

起床後に玄関に日の丸を掲げ、明治神宮を遥拝。 今日は、明治節。頭に浮かぶのが、宇垣纏がラバウルで詠んだと言う句、菊を見ぬ 明治節なり 大東亜。

それを「文化の日」とはしゃらくさい。その昔、「文化包丁」に「文化住宅」何てものがあった。断髪令の下った明治には、「ざんぎり頭を叩けば、文明開化の音がする」などという狂歌が流行ったらしいが、どうも「文化」などと言うと、胡散臭い感じがする。

また今日は、お酉様。一の酉が立冬の前に来る年は三の酉まである。三の酉まである歳は火事が多いなどと言われているので火の用心。ちなみに今年の立冬は七日。「立」には、新しい季節になるという意味があり「立春」「立夏」「立秋」と同様に、季節の節目。

そう言えば、「季節の変わり目を、あなたの心で知るなんて」と歌ったのは高田みずえで、「秋冬」という題名の曲だった。そんなことから縁遠くなった昨今だが、季節感を大事にしているので愚妻と上の子供とを伴って、夕方からお酉様に出かけた。途中でカメ&アコちゃんと合流。日曜日とあってか随分と人が出ている。屋台で休憩がてら一杯やったが、「おでん」「焼き鳥」が各千円だった。これって高くないの・・・。まあケチなことを言っても仕方がないか。まだ時間も早いこともあってか知った顔とも合わず、一時間ほどでカメちゃんの知り合いの寿司屋で休憩。その後、久しぶりに焼き鳥の名店「千屋」に転戦。

P1000051※お酉様の賑わい。

P1000055※カメちゃんと。
伊勢佐木町の近くに会社があった頃は、この「千屋」には良く行った。上の子供がまだ三歳ぐらいの頃に、ここのおかみさんに抱っこされている写真がある。しばらく飲んでから早めに解散。帰宅後に、昭和十五年に製作された「暁に祈る」を観た。主演は徳大寺伸、田中絹代、夏川大二郎などである。「歌謡映画」というジャンルを生み出した最初の映画だ。主題歌の「暁に祈る」は私の数少ないカラオケのレパートリーだ。挿入歌の「愛馬花嫁」も良かった。

 


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「ガラ系」だって。「ガラ悪い系」じゃネェの。

2013-11-03 10:04:51 | インポート

十一月二日(土)曇り。山口二矢忌

山口二矢烈士のご命日。ご存命だったら今年古稀か。烈士の十七年の人生は、ダラダラと生きている私の六十三年の人生よりも、当然濃密であったに違いあるまい。どうか、すめらみくにをお守りください。

携帯の調子が悪いので、近くのドコモショップに行って交換をお願いする。「ガラ系ですか」と聞かれ、?が三つも四つもあたまの中を巡った。見かねた愚妻が助け舟「そうです」。後で知ったのだがスマートホン以外の二つ折りやスライド携帯を「ガラ系」と言うらしい。

「ガラ系」とはガラパゴス・ケータイの略。ガラパゴス・ケータイとは、世界標準とは異なる進化をした日本の携帯電話のこと。 孤立し、独自の進化を遂げることをガラパゴス化といい、独自の生態系を持つガラパゴス諸島に由来する。ということらしい。ふーん。「ガラ系」というよりも「ガラ悪い系」じゃネェの。あっ私のことです。

と言うわけで、保険に入っていたのとポイントがあったのでほとんど無料で新しい物と交換してもらうことになった。もちろん携帯も私も「ガラ系」である。店員に聞こえないように、「文句あんか」と、そっと呟いてお店を出た。

そのまま事務所へ。足の踏み場もなくなった事務所の本の整理を行った。ビデオの入った棚を空けてそこに先日、頂いてきた小早川貞夫先生の蔵書を収めることにした。ドキュメンタリーや好きな特集を撮り溜めておいたVHSのビデオテープを泣く泣く百本以上廃棄した。野村先生や群青忌関係のものは段ボール箱に入れて保管。ジャンル別に整理するのは後日にして空になった書棚にとりあえず本を詰めた。それでも通路にまだ本が溢れている。きちんとするにはもう少しかかりそうだ。

夜は、お世話になっている方たちのご招待で関内へ。待ち合わせの時間には早かったので、久しぶりに古い付き合いの塩谷かずお氏の経営する「4&9(ヨンナイン)DINER YOKOHAMA」へ行った。オーナーの塩谷氏は松田優作のファンとしても有名で、山下町のバンドホテルの近くにお店があった頃は、松田優作の命日には、彼のファンで溢れていたことを思い出した。

その後、お世話になっている方たちと合流。共通の友人であるママさんのいるお店で、思い出話に花が咲いてつい長居をしてしまった。「一杯やりませんか」などとは、気軽に言えないほどに重責を担う立場になったお二人と酒席を囲むのは随分と久しぶりのこと。お招きして頂いたことに感謝。

ニュースでは、巨人がマー君に黒星をつけたとか。巨人も王者の意地を見せたか。それは重畳。


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思い起こせば、恥ずかしきことの日々。

2013-11-02 18:40:24 | インポート

十一月一日(金)晴れ。

月が替わるたびに時の流れの速さに恐れおののく。何もせず、何もなさずにこのまま朽ちてゆくのかと思うとご先祖様に申し訳ない。かと言って何か建設的な仕事をしている訳ではないので、天を仰いで嘆息することしばしばである。

昨日の酒が昼まで抜けず、お天道様とまっとうに働いているカタギの衆に、スマン、スマン、オスマンサンコンと三度唱えてのんびりと風呂に入った。着替えようと思ったら書棚にある長谷川三千子先生の「神やぶれたまはず」の背表紙に睨みつけられたので姿勢を正して「反省」とつぶやいた。

今、親しい同志の間では、「『神やぶれたまはず』読んだ」が挨拶のようになっている。群青忌で講演して頂いた犬塚博英さんも、長谷川先生をお招きして、勉強会をやりたいと言っていた。

夜は、親しい人たちとの食事会。四時間ほど歓談して帰宅。寝室の天上に「反省」と書いて貼るか。嗚呼、思い起こせば恥ずかしきことの日々ばかりだ。


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非常識な男のいる所が「良識の府」とは笑わせる。

2013-11-01 14:54:06 | インポート

十月三十一日(木)晴れ。

みずほ銀行の提携会社がやくざに融資したからと言って騒がれている。それでグズグズ言うのならば、今まで払った金利も返還したらどうだ。儲ける時だけ儲けておいて、いざとなったら被害者を装う。大体、ヤクザだったら車のローンも「不正融資」になるなんておかしな話ではないか。

そんなことよりも、一流ホテルの食材偽装の方がもっと問題だ。これは明らかに詐欺ではないか。高い金を取っているにもかかわらず、中身が三流どころかまがい品。下町の居酒屋や回転寿司だって今時そんなことをしない。

ヤクザが居たって国は亡びないが、一流を装っている連中が、実は三流以下だったということは国家の品位、いや日本人の品位そのものが否定される結果になるということを、経営者やホテルマンは肝に銘ずるべきと思うがどうだろう。

それと「牛脂注入肉」というのは何とかならないものなのか。素人ではほとんど区別がつかないのが難だ。それと肉に薬をかけて色を鮮やかにすることも。高級ホテルとか言って、貧乏人を見下しているが、高級なスーツやタキシードの下には、風呂代もケチった不衛生な乞食同然の連中が商売をしていると言うことが分かっただけでも良かったのかもしれない。まあほとんどが、プライドを持って接客しているホテルやお店が多いのだろうが、営業停止にして貰いたいね。

しかし連日、よくもこうくだらんニュースが多いのかと呆れてしまう。最も常識も非常識の区別が分からない小僧のいる所が「良識の府」と言うのだから笑わせてくれる。

夜は、三十年もお付き合いのあるTAKAKOママのお店の三周年があり、久しぶりに狭斜の巷に出かけた。怪しげな仮装をしたオネエちゃんが目立つと思ったら、ハロウインだって。ハロウィンは祝っても新嘗祭の意味と意義も知らない日本人が多い。世も末だ。サリーを誘って「うさぎ屋」で〆。


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