白雲去来

蜷川正大の日々是口実

電波系の人たち。

2021-11-04 12:51:46 | 日記

10月23日(土)晴れ。

いわゆる「実話誌」に連載をしていた頃ほどでないけれど、私の事務所には様々な印刷物、手紙等が送られてくる。真面目なものから、ちょっとUFOかいなと思う方からの手紙やはがきが届いて、戸惑うことがある。以前、赤坂の7丁目にあった事務所には、事務所では有名な電波系のUFOの人がいて、「聞いてください」と言ってカセットテープが送られてきたことがある。再生をすると「めいそぉー(多分、瞑想)めいそぉー」というのが一時間テープに延々入っている。早送りしても、「めいそぉー」だけだ。この電波系の青年、悪い人ではないが、なぜか賞味期限の切れた食べ物を送って来るので閉口した。

そのうちにフェードアウトしてしまったが、一番記憶に残っているのが、野村先生が亡くなられてしばらくした時に、事務所に60歳前後の女性が突然現れて、いきなり「野村秋介は北朝鮮のスパイだったこと知ってんの」と叫び出した。私はもとより事務所の女性陣も皆、そういう電波系の人に慣れていたので、そこはあわてず騒がず、その電波系の人に「そうですよ。有名な話ですよ。皆知っていますよ」ると帰したら、キョトンとして、気まずそうに帰って行った。

横浜に戻ってきてから、そういう電波系の人は来なくなったのでほっとしている。夜は、子供が取り寄せた「鹿肉」の鍋を食べた。うーん、どうもジビエ料理はあまり好きになれない。


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