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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

子供の誕生日にハンバーグ。

2014-09-19 08:48:47 | インポート

九月十七日(水)晴れ。

七時に起床。朝食は、アコウダイの粕漬け、豆腐の味噌汁に納豆。食後は事務所にて書籍の片づけに精を出す。千八百頁もある荒原朴水先生の「増補・大右翼史」(大日本一誠会発行)をはじめ黒龍会編の「東亜先覚志士紀伝」(上・中・下)三巻や、弊社が発行した「右翼・民族派総覧」などの本の写真を撮って内容をメモした。

亡くなられた先輩の遺品整理で頂いた物や、持っていても古書店で見た時に買っておいた民族派関係の本がダブってかなりある。それをデーター化して、現在制作中のホーム頁に掲載して、民族派運動に興味のある方たちに公開、販売しようと思っている。なにしろ数が膨大なので一度に掲載するのには時間がかかる。コツコツとやります。

午後は、私が役員の末端を汚している大行社の幹部会議があって東京行き。電車を待つ間、駅の書店で佐々淳行氏の「私を通り過ぎた政治家たち」(文藝春秋)を買った。車中で読んだが、これが面白いのなんのって止まらなくなった。美味しい料理と一緒で少しずつ読むか。

二時半から会議、四宮正貴先生の後に挨拶をさせて頂いた。終了後に、周本昌山副会長と渡邉淳司相談役らと近くでお茶をしてから横浜に戻る。

今日は、下の子供の誕生日。何かプレゼントをとも思ったが買いに行く暇もなかった。とりあえずは後日ということにして、家族で食事。子供のリクエストで「ハングリー・タイガー」というハンバーグ屋に行く。わが家からは十五分程度だが、家族で来るのは初めてのことだ。この店に初めて来たのはもう三十年以上も前のこと。訳あって今はなくなってしまったが「新自由クラブ」という政党から立候補していた工藤晃と言う人の選挙を手伝っていた時だ。その時に、駐車場が目立たないということで、食事のついでに暇を潰していたことがあった。その時以来だ。もちろん単に思い出だけで、感傷など何もない。

関内にも支店があって何度か行ったことがあったが、食中毒を起こしたことでいつしか撤退してしまった。(間違っていたらごめんなさい)焼けた鉄板の上にハンバーグとソースを載せるものだから油がはねる。まあそれが売りなのだから仕方がない。湯煎して暖かくなったお皿に出せば良いものを、私はこんなパフォーマンスが好きではないので、自分からは好んで行ったことはない。それでも子供のリクエストだから仕方がない。

考えてみれば、この程度の店で喜んでくれるのだから浪人の身としては有難いことだ。食後、「どうだった?」と聞いたら、「一度でいいかな」と言う返事。わが子ながら食の常識が分かっていて嬉しかった。来年は、日本大通りにある老舗のレストラン「アルテリーベ」(ドイツ語で「昔の恋人」という意味らしい)に連れて行ってあげようと思う。

帰宅後は、レンタルしていた「大統領の執事の涙」を見た。黒人としての葛藤や息子とのいさかいよりも、単純に、代々仕えた大統領の個性やエピソードをもっと表に出してもらいたかった。うろ覚えで恐縮だが、映画の中にこんな台詞があった「アメリカはよその国の人権やしたことに干渉するが、自分の国で行われてきたことに関しては無関心である」。まったくその通り。しかし、アイクからオバマまでの時代を引っ張るのはいくらなんでも無理じゃないの。と思った次第。☆三つ。時間があれば。という感じでした。もちろんこれは私の個人的な感想です。


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