十二月九日(金)曇り。
明日の「北海道青年フォーラム」に出席するために今日から札幌行きである。当日出発だと、この時期、雪で飛行機が欠航したら大変なので、一水会の木村会長と打合せをして、今日に何も予定のない私が先行することになった。横浜も寒い。
何の支度もしていなかったので、朝からてんてこ舞いである。一眼レフのカメラやテレコ、田中清元和尚に依頼された「燃えよ祖国」五十部、そして着替えなどを入れるのに、普通のバックでは収まりきれず、海外用の大型カバンにした。
十一時半に松本佳展君に迎えに来て頂き、一路羽田へ。道路が空いていたので、あっと言う間に羽田着。とりあえずチェックインして、出発祝いと言う事になった。その昔、「風の会」の選挙の折に、沖縄行きの飛行機を待つ間、安岡力也さんと一緒に空港で飲んでいて、つい酒がすすみ飛行機に乗り遅れそうになったことがあった。羽田で一杯やっていると、そんな昔のことを思い出す。
昨日、遅くまで仕事をしていたので、軽く飲んだだけでいい気持ちになっり、飛行機に乗った途端に寝てしまい、目が覚めた時は千歳だった。私は、このような飛行機の乗り方が一番好きである。JALの国内線は酒のサービスがなくなった(他の路線は知らないが)ので、最近は乗る前に一杯やることにしている。さすがに北海道は寒い。外の温度は零下三度。
空港には、社友の石澤博文、梶浦直樹の両君と、国の子評論の山本和八君が迎えに来てくれていた。梶浦君と山本君とは十月の野村先生の墓前祭以来、石沢君とは、三月以来の再会である。まずはホテルへ。
六時から、薄野の「大助(おおすけ)」という居酒屋で安着祝い。この席に、梶浦君から紹介された愛国党の雪田顕正氏が合流。楽しい酒席となった。その後、一軒転戦して早目にホテルに戻った。