十一月十四日(月)晴れのち曇り。
連日の酒でさすがに疲れているのか、体がだるい。愚妻は仕事、子供達は学校へ行き、屁をひっても可笑しくもない一人者、状態である。外食が続いたので朝食を抜いた。昨日、後輩からご母堂の逝去の知らせ。驚いているところに、隠岐康氏から、今年の断食で一緒になった方のお嬢さんの訃報と、残念な連絡が続いた。合掌。
午前中に、古い友人が来訪し一時間ほど歓談。試験とのことで子供達は昼過ぎには帰って来て、珍しく二人そろって勉強している。私も、ボヤッとしていられないので「大吼」用の原稿に向った。横浜とは縁の深い作家、山本周五郎の「小説・日本婦道記」について書こうと思って事務所に行き資料を持ってきた。自宅に戻ると、私の帰りを待っていたように、札幌の石澤博文君から「荒巻鮭」と「ししゃも」が届いた。「荒巻鮭」を見ると、「暮近し」との思いになる。明日は、ししゃもで一杯やるか。
どうも調子が出ないので、シャワーを浴びてから再び原稿に向う。ようやく三分の二ほど書き上げてから、夕食の準備。(私が家にいる時は、私が夕食を作る)今日は、鶏肉の味噌漬けと「浜松餃子」に玉ネギサラダと砂肝揚げを作った。
最近は、社友の福井さんと青山さんから送って頂いたこの「浜松餃子」のファンである。私はどちらかというと餃子は白菜よりキャベツで作った方が好きだ。この浜松餃子もキャベツで私の口に合う。しかし、皮が薄いので気をつけて焼かないと、口が開いたり、焼面がフライパンについてしまい中身が出てしまう。二度目くらいから上手に焼けるようになった。
先日も、大工のヒデちゃんが、北海道からニラたっぷりの餃子を送ってくれた。今日、午前中に来訪した友人からも、「肉屋さんの餃子」の差し入れを頂いた。そういえば、膝の具合が悪く入院をしている栃木の湯浅進君も、栃木名物の「みんみん」と「まさし」の餃子を送って頂いたことがある。カメちゃんが持ってきてくれる藤棚の中華屋の餃子は美味しいのだがニンニクがハンパではない。翌日、人に会う時は要注意である。
今の我が家は、餃子のお大尽である。ちなみに私は、餃子を焼くのが上手である。焼ける直前に小麦粉を溶かして入れて「羽」を作ると更に美味しさがアップする。いつもながら社友の皆さんのご好意に感謝する次第である。さすがに今日は休肝日とした。