十一月三日(木)曇り。明治節。
良い天気かと思ったら、一瞬の内に曇ってきた。今日は、明治節である。言うまでもなく明治天皇のご生誕の日。これがなぜ「文化の日」か、祝祭日が、その本来的な意味がなくなり、単なる休日となってしまうのは、伝統と文化の消失と思うが、どうだろうか。
顔を洗い、口をすすぎ、玄関に日の丸を掲げ、明治神宮を遥拝した。万葉集に出ている「防人の歌」の、
今日よりは 顧みなくて大君の 醜(シコ)の御楯(ミタテ)と 出で立つ我は
が好きだ。
午後からは、愚妻と共に、関内や馬車道で行なわれている「はいから市」に出かけた。生憎と天気は曇り。このお祭りは「馬車道まつり」に合わせて、隣接する弁天通りでも、古物商や飲食店のブースなどが設置され、「サリーズバー」や私の徘徊の縄張りである弁天通のお店が様々なブースを出している。
骨董市などもあって、中学、高校の同級生が経営する古美術のお店も出ている。到着した時には、サリーズバーのお馴染さんが大集合という感じで盛り上がっていた。特に、サリーを会長とする女子会の「てきとう会」のメンバーが揃うと、ヘタな男などはたじたじである。
その内に、仲良くさせて頂いている石橋卓次さん夫妻や、古谷喜久男夫妻、あるいは私の同級生などが集まってきてすごいことになった。公私共にお世話になっている藤木の会長や市会議員の松本研氏などにもご挨拶させて頂いた。
四時に解散。寒くなってきたので、カメ&アコちゃん。松本君と小枝ちゃんらを誘って藤棚の「やまと」へ転戦。ここに大工の秀ちゃんが合流。しかし、さすがに軽く飲んだだけで解散した。七時過ぎには、眠くて布団に入ってしまった。