4月4日(金)晴れのち雨。
やすらぎの里、二日目。その昔は一週間の断食だったが、今ではとても一週間は耐え切れずに、盟友にお願いして三泊四日にしてもらっている。もうかれこれ10年以上は続けているだろうか。一時期、体重が98キロにもなった私を盟友が心配してくれて、伊豆高原にある「やすらぎの里」の断食に連れて行ってもらったのが始まり。何回かリバウンドを繰り返しながら、4回目くらいからは、断食に慣れて体重と体調が落ち着いた。もちろん加齢とともに食欲も落ちてきているので、以前よりも食事の量は減っているが、やはり断食の効果が大きいと思っている。加えて、3日も4日も酒を飲まないことはないので、連続した休刊日を設けることだけでも、リフレッシュする。
昨日の入所時に担当の先生から、「高齢者の完全断食は、体重が落ちますが、同時に筋力も落ちるので、出来たら完全断食よりも『半減食』(一日二食で、一食300キロカロリー程度)の方を勧めます」とのアドバイスで、今回は、その半減食の「養生食」のコースにして頂いた。
断食というと、知らない人は「お寺」や「道場」などを想像するかもしれないが、宿は個室のペンション、男女別、家族風呂などの温泉付き、更には「岩盤浴」のある快適な施設である。そして毎日の「施術」という、カッピング(背中にガラスのカップを当てて中を真空にしたもの)や全身のマッサージ、整腸効果のある自然マッサージ?などを行って頂く。
朝は、「呼吸法のストレッチ」「散歩」、夜は、「安眠ヨガ」や「生活改善講座」「セルフツボ押し講座」「脳と体についての講座」などがあり、勉強にもなる。(私は、最近はほとんど参加することはありません)。宿の周りには「陶芸体験」、「オルゴール館」「象牙のミュージアム」など様々な博物館やミュージアムなどがあり、散歩がてらに見学しても楽しい。近くには、お椀をひっくり返したような「大室山」があり、ロープウェイで登ることができる。この時期は、特に桜がきれいで、散歩をしていても飽きない。これに、新鮮な刺身と酒があれば・・・。意味ないか。
夕方から、雨とともに雷が。満開の桜に、雨と春雷。日本的だなぁー。