4月12日(土)曇り。
6時過ぎに、自宅の近くにある「ロピア」というスーパーに買い物に行こうと外に出ると、空には一面の暗雲に覆われていた。本当に黒のビロードの生地を空に敷き詰めたような、真っ黒な空。慌てて車に乗り、お店へ。幸いに屋根のある駐車場に車を止めることが出来た。買い物を終えて、車に戻ると、後から入ってくる車の屋根が濡れていた。駐車場を出るとものすごい雨。「花の雨」などと言う風流な表現は通用しない、文字通りバケツをひっくり返したような雨の量である。そして春雷が何度も聞こえてきた。
出掛けていた子供が早く帰って来たので、共に夕食。煮カツ、ナスと豚肉のオイスターソース炒め、キャベツと塩昆布のサラダ。お供は「魔王」。11時近くまで酔狂亭にて独酌。
高校生の頃に、。横浜スタジアムのある公園の前の「ボア」と言う喫茶店でアルバイトをしていたことがある。確か時間給が百円ぐらいだった。二階にも席があり、その二階から裏の旅館に入れるという凝った?作りの喫茶店だった。そこの店長から「JAZZ」を聞いてみない」。と言われて貸して貰ったのがMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のLPだった。一番気に入ったのが、「ジャンゴ」という曲。以後、JAZZに夢中になったわけではないが、それなりにCDは持っている。たまに「ジャンゴ」を聞くと、高校生時代のアルバイトのことを思い出す。まだ横浜には市電(路面電車)が走っていた頃のことだ。