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白雲去来

蜷川正大の日々是口実

初めて聞いたJAZZZはMJQだった。

2025-04-13 14:29:41 | 日記

4月12日(土)曇り。

6時過ぎに、自宅の近くにある「ロピア」というスーパーに買い物に行こうと外に出ると、空には一面の暗雲に覆われていた。本当に黒のビロードの生地を空に敷き詰めたような、真っ黒な空。慌てて車に乗り、お店へ。幸いに屋根のある駐車場に車を止めることが出来た。買い物を終えて、車に戻ると、後から入ってくる車の屋根が濡れていた。駐車場を出るとものすごい雨。「花の雨」などと言う風流な表現は通用しない、文字通りバケツをひっくり返したような雨の量である。そして春雷が何度も聞こえてきた。

出掛けていた子供が早く帰って来たので、共に夕食。煮カツ、ナスと豚肉のオイスターソース炒め、キャベツと塩昆布のサラダ。お供は「魔王」。11時近くまで酔狂亭にて独酌。

高校生の頃に、。横浜スタジアムのある公園の前の「ボア」と言う喫茶店でアルバイトをしていたことがある。確か時間給が百円ぐらいだった。二階にも席があり、その二階から裏の旅館に入れるという凝った?作りの喫茶店だった。そこの店長から「JAZZ」を聞いてみない」。と言われて貸して貰ったのがMJQ(モダン・ジャズ・カルテット)のLPだった。一番気に入ったのが、「ジャンゴ」という曲。以後、JAZZに夢中になったわけではないが、それなりにCDは持っている。たまに「ジャンゴ」を聞くと、高校生時代のアルバイトのことを思い出す。まだ横浜には市電(路面電車)が走っていた頃のことだ。

 


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コウモリ傘のパラシュート。

2025-04-10 17:50:30 | 日記

4月9日(水)晴れ。

断食前は、ほとんど毎日、朝食を食べる気がしなかったが、体調が整ったのか、「食べたい」と思うようになってきた。7日の朝食は、「山幸」のサバの文化干し、わさびふりかけ(いずれも伊豆のお土産)に昆布とカツオで出汁を取った大根の味噌汁。8日は、味の干物、納豆に細切り大根の味噌汁。今朝は、皿うどんにとろろこぶのスープ。昨夜から、休業していた酔狂亭を開店。北海道は札幌の後輩から頂いた北一輝ではなかった「魔王」の封を切った。しばらく飲んでいなかったので、正に五臓六腑に染みわたった。

私が、小学校の低学年まで住んでいたアパートのすぐ近くに、高野山真言宗寺院の普門院というお寺がある。子供の頃は、その境内が遊び場所で、かくれんぼをしたり、雨が降れば建設途中だった本堂でメンコをしたりした。そのお寺の脇を登ると関東学院という私学があり、そこのグランドも遊び場だった。普門院の山門の脇に、約3メートルぐらいの石垣があり、そこから飛び降りる度胸試しに成功するのが、子供の頃のステータスだったが、私は怖くて、どうしても出来ずにいた。

そんなある日、家の近くになぜか、大人用のコウモリ傘(黒くて大きいので、開くとコウモリが羽を広げたように見えたから)が、置いてあった。前日が雨だったから、うっかり忘れたのかもしれない。それを見て、ふと思ったのが、「この大きな傘を広げて、普門院の壁から飛び降りたら、パラシュートのようになって、フワリ、フワリと降りられるかもしれない」と言うことだった。そこでいつも一緒に遊んでいる仲間を集めて、その話をしたら「やってみよう」と言うことになった。早速、普門院に行き、傘を広げて飛び降りた。一瞬で傘は、万歳して下にドスン。当時は、まだ舗装などしていなくて土だったが、足をねん挫した。友達が「マー坊が、足を折った」と大げさに言い母を呼びに行った。慌てて来た母は、足が折れていないのを知ると、私の頭をポカリ。痛かった。

過日、その普門院の近くに行く用事があるので、境内を歩いてみた。子供の頃は広く感じた境内は、様々な物が建ち、とてもかくれんぼなど出来るスペースなどなかった。その石垣の上から下を見たが、今だってとても飛び降りるこしとなど出来ない高さだった。どこからか、「カラスが鳴くから帰ろう」という、当時の友達の声が聞こえたような気がした。※写真は、普門院の入り口。右の石垣から飛び降りた。


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断食終了。帰宅。

2025-04-08 17:08:09 | 日記

4月6日(日)曇り後雨。

七時に起床。やはり熟睡できなかった。荷物をまとめて帰り支度。8時30分に最後の朝食。伊豆高原の干物屋さんの名店「山幸」のアジの干物が美味しい。9時50分に電車で帰る盟友やお世話になった方たちを駅で見送って、帰路につく。自宅までは約130キロ。のんびりと帰るか。

途中、ラジオでは東名高速、中央高速でETCの不具合で大渋滞が発生しているとのこと。熱海までは国道135号線の一本道だから影響はないだろうが、厚木からの東名高速が心配である。ナビは伊豆スカイラインを示しているが無視して135号をひた走る。伊東のマリンタウンで買い物でもと思ったが、渋滞が怖いので素通りした。熱海から有料のビーチラインを走るのが好きだ、確か中島みゆきさんの歌に「この空を飛べたら」と言うものがあって、「人は昔々鳥だったのかもしれない」というフレーズがあるが、私は、高所恐怖症だから山よりも海が好きなので、私の場合は「昔々は魚だったのかもしれない」。そんなことを考えながら、家路を急ぐ。

西湘バイパスから小田原厚木道路へ。そして厚木から東名。幸いにもETCの障害はこちらに及んでなくてスムースに走れた。1時15分に帰宅。しかし高速道路の会社もふざけているなぁー。自分たちのミスで不具合が起こったのにも関わらず「後でホームペイジから料金を精算して下さい」だと。誰が払うものか、本当にナメている。さっさとバーを手動で開放して車を通せばいいと言うことを思いつかないのだろうか。もし時間に間に合わずに大事な契約などが出来なかったなら、高速道路の会社は責任を持ってくれるのだろうか。そういった危機を想定できないような経営幹部は、全員辞めて若い人に譲ったら良いと思うのだが。※写真は最終日の朝食。これにサラダバーやコーヒーがついている。


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韓国も大変だなぁー。

2025-04-05 16:58:29 | 日記

4月5日(土)晴れ。

長年、酒を睡眠剤代わりにして飲んでいるので、シラフだと熟睡できない。ウツラ、ウツラしつつ目を覚ます。8時である。外は良い天気。部屋には、テレビがないので、世の中の動きが良く分からん。持って来たパソコンには、ケチってテレビ機能のついていないものを買ったので、いまさらながら後悔している。テレビもねぇ、ラジオもねぇ、バーもねぇ。吉幾三の歌が聞こえてきそうだ。

宿に一部だけある新聞は「朝日」。車で、伊豆高原駅まで行って、キオスクで「読売」を買い。良い天気なので無料のテラスでのんびりと読む。

一面は、韓国の尹大統領が「罷免」の報道。これで韓国の保守の大統領が罷免されるのは朴槿恵に続いて二人目か。大統領選挙となれば、左派の李在明が当選というのが大方の予想。反日との評判の高い李在明が大統領となれば、また面倒くさいことになりそうだ。それでも、自虐史観の好きな我が国の総理とは気が合うかもしれない。日韓米がいがみ合って喜ぶのは、どこの国かは小学生でも分かりそうなものだが。

午後から部屋に閉じこもり機関誌の校正。これを済まさなければ、せっかくの休み?が台無しである。あと2号で300号となる。正に継続こそ力である。誰も褒めてくれないから自分で言います。(笑)。あと何年続けられるのかは神のみぞ知る。

今日は、すんなりと眠れるのかなぁー。


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お寺や道場に来ているわけではありません。

2025-04-05 16:07:10 | 日記

4月4日(金)晴れのち雨。

やすらぎの里、二日目。その昔は一週間の断食だったが、今ではとても一週間は耐え切れずに、盟友にお願いして三泊四日にしてもらっている。もうかれこれ10年以上は続けているだろうか。一時期、体重が98キロにもなった私を盟友が心配してくれて、伊豆高原にある「やすらぎの里」の断食に連れて行ってもらったのが始まり。何回かリバウンドを繰り返しながら、4回目くらいからは、断食に慣れて体重と体調が落ち着いた。もちろん加齢とともに食欲も落ちてきているので、以前よりも食事の量は減っているが、やはり断食の効果が大きいと思っている。加えて、3日も4日も酒を飲まないことはないので、連続した休刊日を設けることだけでも、リフレッシュする。

昨日の入所時に担当の先生から、「高齢者の完全断食は、体重が落ちますが、同時に筋力も落ちるので、出来たら完全断食よりも『半減食』(一日二食で、一食300キロカロリー程度)の方を勧めます」とのアドバイスで、今回は、その半減食の「養生食」のコースにして頂いた。

断食というと、知らない人は「お寺」や「道場」などを想像するかもしれないが、宿は個室のペンション、男女別、家族風呂などの温泉付き、更には「岩盤浴」のある快適な施設である。そして毎日の「施術」という、カッピング(背中にガラスのカップを当てて中を真空にしたもの)や全身のマッサージ、整腸効果のある自然マッサージ?などを行って頂く。

朝は、「呼吸法のストレッチ」「散歩」、夜は、「安眠ヨガ」や「生活改善講座」「セルフツボ押し講座」「脳と体についての講座」などがあり、勉強にもなる。(私は、最近はほとんど参加することはありません)。宿の周りには「陶芸体験」、「オルゴール館」「象牙のミュージアム」など様々な博物館やミュージアムなどがあり、散歩がてらに見学しても楽しい。近くには、お椀をひっくり返したような「大室山」があり、ロープウェイで登ることができる。この時期は、特に桜がきれいで、散歩をしていても飽きない。これに、新鮮な刺身と酒があれば・・・。意味ないか。

夕方から、雨とともに雷が。満開の桜に、雨と春雷。日本的だなぁー。


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