まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

宇宙エレベーター 

2011-05-30 22:22:50 | 宇宙エレベーター 

宇宙エレベーター 5/30

掲載日:2008年2月11日

 

地球表面に対して、いつも同一の位置に見える人工衛星をご存知ですか。

例えば、気象衛星は地表に対して同一の場所に留まって、気象情報を観測しています。

 

静止人工衛星とは物体の遠心力と重力が丁度釣り合っていて、あたかも地表より見て静止しているかの如く思える人工衛星のことです。

もしもその人工衛星と地表とを、エレベーターで行き来出来たらどんなに楽しいことでしょう。

 

ガガーリンより何倍もの遠くの宇宙空間へ簡単に行って、宇宙空間を体験する事が出来るなら、どんなにか嬉しい事でしょう。

しかしそれは建造可能なのでしょうか。

 

エレベーターのチューブが地表より人工衛星へと直結されたとします。その上面を開口すれば地表の大気圧により、ロケット燃料を使用する事無く人工衛星への上昇が可能です。またその上面を閉じれば地表へと降下でき、ロケット燃料を使用する事無く宇宙へ行き来出来るわけです。

 

計算してみましょう。内面積一平方メートルのエレベーター重量は一メートルあたり最低一トン必要ですから、静止人工衛星までの距離36000㎞で考えると、その質量は3600万トン必要となり、その建造は全く実現不可能です。もし3600万トン建造物が三万キロの上空より倒壊すれば地球生命は絶滅します。

 

では人工衛星とエレベーターで行き来する事は不可能なのでしょうか。いいえ、現在ではそれが実現可能と為りつつあるそうなのです。

その方法とは如何なるものでしょうか。

 

それはあたかも、人類がくもの糸を伝って宇宙へと昇っているかの如く見えます。そうです。宇宙カプセルが細い糸を手繰り寄せて宇宙へとよじ昇る訳です。

その手法とは如何なるものでありましょうか。

次回検証してみたいと思います。