まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

為替介入の愚かさ

2011-05-15 15:04:52 | 経済

為替介入の愚かさ 5/15

掲載日:2008年3月17日

 

2008年3月17日午前の東京外国為替市場は、円相場は午前11時半ごろに一時1ドル=95円台後半となりました。

心理的障壁たる100円の壁をあっさりと越えた事は、今後長期間1ドル=100円に戻らない事を予言しています。

 

政府、日銀は4年間封印してきた為替介入を再開してはなりません。

今回の円高ドル安はひとえに米国の経済失政に原因が有り、円は米国以外の通貨に較べるとむしろその価値は低下しています。

 

現在、円は一ユーロ160円近くまでその価値を下げていますが、僅か7年前には一ユーロ90円でした。円がドルに連動してその価値を下げていなければ、1.6ドル100円、つまり一ドル62円であった訳です。一ドル60円から一ドル80円は決して異常な水準では有りません。今、政府日銀がドルを買うことは、海外投資家の餌食と為る事を意味します。

 

チャートでの予測

チャートに於いては、ばかばかしい程の類似性を示す事が有ります。もしもAB間の動きをCD間にてその類似を示せばDの時期は2016年4月頃となり、一ドル100円より円安となる期間は今後10年間のうち僅か数ヶ月と為る事でしょう。政府日銀はドルを買ってこれ以上の財政窮乏を招かない事です。