福島県内の児童生徒を助けてあげたい。 5/08
福島県内の幼稚園や学校などでの子供の屋外活動を制限する放射線量について、
政府は「年間20ミリシーベルト」までを学校への指針として許容しているが、
小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大教授(放射線安全学)が30日、涙ながらに内閣官房参与を辞任したように、国際的基準値としては文字通り殺人的な数値である事は間違い有りません。
この「年間20ミリシーベルト」と政府が定めた理由とは、児童の健康を考慮したものでは無く、「年間20ミリシーベルト」であればほんの十数校で済むが、「年間10ミリシーベルト」とすれば、福島県民の過半数を避難させなければ為らない。
補償費用は払いたく無いから、「年間20ミリシーベルト」にしよう。
残念ながら、これが菅直人政権の本質なのです。
この「年間20ミリシーベルト」とは、原発作業員の被曝上限値と同一です。
また、被曝による影響は年少者ほど被曝による後遺症が大となるので、
これではまるで年少者への被曝実験、児童生徒はモルモットそのものです。
何か出来る事はないのでしょうか。
福島県内の児童生徒を助けてあげたい。
まずは校庭の表土を除去しましょう。
これだけで児童生徒への影響は三分の一程度にはなるでしょう。
さて次にはどうすれば良いのでしょうか。
児童生徒へは、外出厳禁としてマスクを常用させる。
空気中に飛散している放射性物質の吸引による被曝を緩和するためにヨウ素剤を与える。
水フィルターによる放射性物質の除去
しかし、これらの方法では何ら根本的解決には為らない可能性が高いと考えます。
空気中に飛散している放射性物質の吸引を防ぐ最良の方策とは。
私は水フィルターによる放射性物質の除去を提案したいと思います。
何も難しい事はありません。費用もごく安価です。
冷風扇をご存知と思います。
濡れタオルを水中で回転し扇風機で送風することにより空気中のホコリを吸着し、また気化熱を利用して室温を下げる、移動型室内用の打ち水機器のことです。
原発建屋に先日配置され、放射性物質を吸着する、あの機器と原理は一緒です。
冷風扇は一台僅か5000円で購入可能です。
児童生徒一人当たり一台購入して放射性物質を吸引しましょう。
校舎の全室、トイレ、廊下、には各室三台は常備しましょう。
勿論、講堂、体育館等には空間に対して50立方メートルあたり一台を常備しましょう。
また付近の家庭の各室に一台の冷風扇を政府で支給しましょう。
空気中に飛散している放射性物質による放射線量は激減する筈です。
使用済みの冷風扇は計測のうえ、基準値に達したならば、破棄すれば良いのです。
驚くべき数値の放射性物質が吸着している事でしょう。