まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

プラグイン車、発売 の遅れ

2010-07-27 22:53:33 | 経済
プラグイン車、発売 の遅れ 7/27
日本国の命運を決するであろう、トヨタのリチウムイオン電池搭載プラグイン・ハイブリッド車の発売が遅れている。
頑張れトヨタ、人類はトヨタのプラグイン・ハイブリッド車の発売を待望しているのです。
頑張って下さい。あと少しです。

本日プラグイン車の発売が公表された 2009年12月14日
予定より、一年近く遅れていたトヨタのリチウムイオン電池搭載プラグイン・ハイブリッド車の発売であったが当初の予定通り、来年、2009年中に発売して欲しいと期待していたところ、リース車のみであるが、
本日2009年12月14日プラグイン車の発売が公表された。

私は2009年中に市販して欲しい、リチウムイオン電池のみでの走行距離を40キロと望んでいたが、本日公表の販売はリース車のみであり、走行距離は23.4キロとの事であった。
リチウムイオン電池の実証試験に間に合わないのでしょう。
しかし、走行距離23.4キロは、ギリギリ セーフでしょうか。

2010年中に於いての量産販売を期待したいものです。
以下には、私が昨年記載したものを転載した。

金融危機から駒
(掲載日:2008年11月10日ヤフーセカンドライフ)

瓢箪から駒
張果(ちょうか) 中国、唐代の道士。八仙の一人とされ、張果老ともいう。恒州中条山に隠居し、尭(ぎょう)の時世に生まれたと称し、白驢(はくろ=白い驢馬)に乗って一日に数万里を行き、休息する時は驢を畳んで腰の瓢(ひさご)に納め、乗る時はその水を噴くと、忽ち驢が現れたという。一時玄宗(げんそう)の信任を得て都に招かれ、玄宗はその死後棲霞観を建立し祀(まつ)ったという。白驢に乗っているところが画題とされる。

三洋電機の合併
松下と三洋の実質合併については、11月2日の投稿でも述べましたが、もう少し詳しく見て行きたい。

半導体や白物家電といった不採算事業を抱え経営再建中であった、三洋電機にとって、今回の経済危機は三洋電機の命運を懸けるものとなった。

04年10月、新潟県中越地震が発生し、半導体工場が被災したことが引き金となって、05年3月期に最終損失1715億円、06年3月期に最終損失2057億円と、巨額赤字を計上、経営危機に陥った。

金融機関3社(米ゴールドマン・サックスグループ、大和証券SMBCグループ、三井住友銀行)は総額3000億円に上る増資を実施、三洋の発行済み株式総数の7割に相当する優先株を発行し、資本を増強した。
そして、今回の金融危機である。

金融三社が株式保有継続の義務を負う条項が失効となる、来年3月をにらんで、パナソニックへの子会社化が加速した様だ。
また、これ以前にも経営再建中であった三洋電機は、太陽電池事業で、新日本石油と提携を発表している。
2009年4月に共同持ち株会社を設立し、低コストでの量産が可能とされる「薄膜型太陽電池」を開発・生産する予定だ。

かねてより、太陽電池を次期企業技術の主軸と位置付けている三洋電機ではあったが、11年までの太陽電池事業に累計800億円の設備投資金額は余りに大きく、新日本石油の資金をあてにしたのであるが、三洋電機としては事業の主導権を取りたい。
その意味でも、パナソニックは好ましかったと思われる。
またそれ以上に重要なのが、電気自動車等の環境対応車向け次世代電池の開発である。

電気自動車業界の大規模編成変更
電気自動車やハイブリッド車などに使うリチウムイオン電池の量産についての、自動車会社と電池会社の関連は、
三菱自動車がGSユアサと合弁会社を設立。

日産自動車とNECは5月19日、共同で電気自動車やハイブリッド車などに使うリチウムイオン電池の量産に乗り出すと発表した。
独フォルクスワーゲンも三洋電機と共同開発
松下電器産業と合弁会社をつくるトヨタ自動車も量産の検討を開始した。「パナソニックEVエナジー」を通じ、平成22年からLi電池の量産を開始。

であったが、松下-トヨタのリチウムイオン電池の量産技術は、GSユアサ、三洋電機に数段の遅れが有り、トヨタのリチウムイオン電池搭載プラグイン・ハイブリッド車の発売は予定より、一年近く遅れていた。
トヨタ-松下にとって、喉から手が出るほど欲しかった三洋電機のリチウムイオン電池の量産技術には、更なるおまけまで付いている。

それは、三洋にはVW以外にも、ホンダや米フォード・モーターといった重要顧客がついている事だ。
パナソニックにとって、この重要顧客は申し分の無い取引相手と成るであろう事が予測される。

更に予定より、一年近く遅れていたトヨタのリチウムイオン電池搭載プラグイン・ハイブリッド車の発売は当初の予定通り、来年、2009年中には販売される事だろう。
このプラグイン・ハイブリッド車は世界に旋風を巻き起こす事だろう。
何事も悪い事ばかりでは無い。
この件は金融危機から出た素晴らしい駒となる事だろう。