まだできる事はある

人間を慈しむ事さえ出来ない人が、わが国を指導してきたとしか、思えません。今こそ私達の目指すべき道を本気で考えるべきでは。

小泉-竹中 政策の復活を憂うる

2010-07-08 21:59:44 | 経済

小泉-竹中 政策の復活を憂うる 7/08

 

菅直人政権の迷走を危惧する

菅直人政権は、みんなの党との連立を望んでいるのでしょうか。

そうで有るとすれば、私は過去の悪夢を思い出さざるを得ません。

郵政民営化とは売国の徒による日本売りに他なりません。

 

菅直人政権は、亀さんを追い出して、小泉-竹中 政策の復活、米国のポチとなり日本売り、郵政民営化を復活させるのでしょうか。

小泉-竹中 の政策である郵政民営化を復活させる事と為れば、日本国民の虎の子である、年金積立金が米国へと売り飛ばされてしまいます。

心配です。

 

 

小泉竹中プランの通信簿

掲載日:2008年8月25日

 

小泉首相の劇場型政治手法により、日本国国民は郵政民営化を唱える小泉自民党を熱狂的に支持し、郵政民営化に反対した自民党議員を徹底的に弾圧しました。

子供たちでも覚えています。気に入らない相手には刺客を送って殺せば良いと。

 

そして日本国民は、あろうことか小泉自民党に衆議院議席の三分の二の議席を与えてしまいました。

そして現在、福田首相のもと内閣改造人事が行われました。

 

この人事を一言で謂えば、小泉否定内閣、増税内閣でしょう。

「郵政民営化造反議員の復権」

野田聖子氏、保利耕輔氏をそれぞれ「消費者担当大臣」、「政調会長」とし、小泉的なるものを否定しました。

竹中平蔵氏、中川氏という人物を中心に、小泉内閣退陣後も自民党の政策の主流であり続けた経済成長重視政策。2001年以来、7年余にわたって続いた「小泉竹中プラン」は、ついに福田改造人事によって終止符を打たれたのです。

と格好良く福田政権を褒める事が出来たなら良いのですが、全くの期待薄どころか、これからが心配です。

 

小泉政権の負の遺産

小泉竹中プランには、根本的なる失政が数多く有りますが、

その中でも経済的に重大な事のみを記せば、

 

日本国の患部、天下り、行政の無駄には一切手も触れる事無く、国民のみに痛みを押し付け、日本国経済を回復不可能な極限的不況にまで追い込んだ。

 

諸外国が年間平均5パーセントで発展しているのに、日本国のみが、国家、政府官僚主導の不況として我が国を追い込み、世界中の笑われ者国家となった。今や日本国はシンガポール、香港以下の貧乏国なのです。

 

この八年間で、日本国の貿易品の輸入価格は七割近く上昇したが、

輸出品目の価格は横ばいとなり、輸入価格の上昇分を輸出価格に転化出来なかった。

その結果日本国の生命線であった、貿易収支も既に回復不能な数値まで落ち込んでしまった。

 

さて、どうすれば良いのでしょうか。お先真っ暗では有りませんか。

しかしただ、たった一つだけ言える事が有ります。

この腐敗しきった長期独裁政権に、決別する事です。

いったん、この腐れきった政党を野に降ろし、

それから新しき道を模索する事です。

それ以外無いのです。諦めては為りません。まだ道は啓けます。