271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

リンゴジャム(その2 セコロジー版)

2009-10-18 11:37:42 | 博物
紅玉のジャムを作り終えて第2弾の構想が浮かびました。

1、リンゴの皮を剥いたら直ぐに煮汁を作る。
2、銀杏切は面倒くさいのでミキサーを使う。
3、そのとき煮汁をミキサーに入れる。
4、砂糖とクエン酸を同時に混ぜて加熱する。
5、クエン酸の量を加減すれば紅玉でなくても良さそう。
6、台風で落果した傷物が安く手に入らないだろうか?
7、リンゴの皮の煮汁は紅茶以外に転用可能か?

以上のメモは私が思いつくままにメモ帳に書きとめたものです。土曜日に団地内に住む友人と嶺公園の北側のリンゴ園に出かけました。オバサンに聞くと、紅玉のリクエストが増えているので来年から紅玉の出荷が出来るようになるらしい。でもまだ品薄で、日持ちが悪いので、よほど頑張らないと手に入りません。

予想したように袋かけの時に落果したB品があり、これを一袋千円で購入することが出来たのです。品種は陽光(ようこう)です。この品種は群馬県で生まれ、1981年に登録された比較的新しい国産品種です。

一袋と言ってもスーパーのレジ袋ではありません。紙の米袋です。袋のまま体重計に載せて質量を測定すると約18kgありました。リンゴ一個の質量を測定すると350g程度なので単価は20円以下となります。いくらなんでも18kgは多いので、友人と山分けしたのはもちろんです。
ジャムを煮るステンレスの鍋は一回に1kgの処理が限度なので(バッチ処理)、歩留まりをやや低く見積もってリンゴ5個を一度に加工することに決めました。

実を洗って作業を始めましたが、思いのほか歩留まりが良くてリンゴ4個で1kgに達しました。リンゴの赤い皮を煮て準備を始めました。煮汁の色は紅玉を比べると赤みが少ないのです。そして1/4カットした果肉をミキサーに入れて煮汁を加えて回しましたがどうも具合が良くありません。やはりフードプロセッサーがこのような作業には向いています。半分ほど処理した状態で諦め、薄く銀杏切りにして鍋に入れてグラニュー糖500gとクエン酸を加えて加熱します。40分ほど煮詰めて消毒した瓶に移して、熱いまま蓋をして逆さのまま冷めるのを待ちます。

全体の仕上がりは紅玉より白っぽくなり、お味も自家用ならば十分でした。出来上がった容積は900mlと少しです。直接の材料費がリンゴが4個で80円、グラニュー糖が500gで98円ですからセコロジーとしても合格点ですね。作業時間は1時間です。

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