271828の滑り台Log

271828は自然対数の底に由来。時々ギリシャ・ブラジル♪

メイポールの受粉樹

2016-02-16 21:30:12 | 博物
先日、伊香保で遊んで、前橋経由で帰宅しました。前橋では園芸店でリンゴの苗を求めるという用事があったのです。自宅の庭にもリンゴが2本植えてあるのですが、受粉用「メイポール」と言う品種です。家庭用の初心者向け本によれば本種は専ら「ふじ」などの受粉用で、実の大きさは50g程度、これでは生食には向きませんが、加工用では果肉が赤いのでジャムにすると赤いリンゴジャムが出来上がります。ところが困ったことに「花は咲けどもメイポールのみのひとつだになきぞかなしき」という事態に陥りました。

これは昨年の4月にメイポールの開花を撮影したものですが、花はピンクで非常に美しいのですが実を結びません。つまりリンゴは他品種の花粉が雌しべにつかないと受粉しないのです(他家受粉)。メイポールはどの品種とも交配和合性あるのですが、メイポールだけでは実がならない。それで園芸店で求めたのが「ルビースイート」です。

これははじめて見る品種で果肉が赤いのが気に入りました。あわよくばルビースイートのジュースにメイポールのジュースをミックスした旨かろうと妄想したのです。

購入した苗木を見ると「JM台木」というラベルを認めましたので、会計を済ませてから店員さんに尋ねると「少々、お待ち下さい」と言って責任者を呼んでくれました。リンゴの台木については適切な返答が得られませんでしたが、鉢植えでの育て方はよきアドバイスを頂きました。現状では5号鉢ですが7号か8号に植え替え、だんだん大きくすれば良いとのこと。
帰宅してリンゴの台木についてネットで調べるとここに情報がありました。いつもリンゴ情報でお世話になっている杉山さんのサイトです。これらJM系台木によってリンゴの繁殖が効率化されたことがわかりました。それと植木鉢のサイズも。1号≒3cmで早い話が「寸」といえば済む話です。

見出しの画像ははメイポールとルビースイートのそろい踏みです。花の咲くタイミングが合ってくれるでしょうか?

  ↓ポチッと応援お願いします!
にほんブログ村 科学ブログ 技術・工学へ
(2016.02.22 追記)リンゴの苗木を購入して暫くそのまま庭に放置していました。やっと鉢植えにする気が起きて、7号(7寸)の素焼きの鉢を手に入れて鉢底石と鉢底ネットを買ってきました。

購入先は勿論ダイソーです。一鉢だけですからね。作業は直ぐに完了です。

ルビースイートはメイポールと同じ頃に開花してくれるでしょうか?

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Mother and Child Reunion(親... | トップ | 塩分計(タニタ SO-303) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

博物」カテゴリの最新記事