イチゴジャムの記事に寄せられたなごみさんのコメントに「ねこ鍋ってご存知ですか?」とありました。ねこ鍋ではありませんが、沖縄料理にねこのお汁(マヤーのウシル)があることを思い出しました。家内が昔、古書で購入した『沖縄の食養生料理』(渡口初美著、国際料理学院、1979年)に記載があります。同書はB5版、総クロス、金押し、箱入りで、定価は5,000円。豪華本ですね。
ねこのお汁の記事は12ページにあり、料理の写真が掲載されていないのが残念です。画像をクリックすると、ねこのお汁のレシピが拡大表示されます。「手馴れた人」とはどんな人なのだろう。
◎ねこは、鶏肉を食べている感じがして大変おいしいものです。
作家の船越義彰さんは同書の序文として「いろいろなものを食べた私」を書いています。カエルやトンボを食べたことを記しています。ねこを食べる話は以下です。
「動物では犬が好きである。猫はあまり好きではない。佐賀鍋島の猫騒動を少年の頃の映画で観たからではない。私は「喘息」持ちで、猫は喘息のクスリとかで、さかんにたべさせられた。物心つく頃までさかんにシンジをのまされ、おつゆを膳におかれたため猫へのうしろめたさとでもいおうか、そのことが、猫と私の間にわだかまって、いまでも猫を敬遠している。」
ねこのお汁の記事を見つけて、家族で大笑いしたことを思い出しましたが、今読み返すとリアリティーがあります。でも愛玩動物は食べられないでしょう。沖縄ケンミンに妙な偏見を持つこともありません。
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(追記)猫なべの正体判明。
ねこのお汁の記事は12ページにあり、料理の写真が掲載されていないのが残念です。画像をクリックすると、ねこのお汁のレシピが拡大表示されます。「手馴れた人」とはどんな人なのだろう。
◎ねこは、鶏肉を食べている感じがして大変おいしいものです。
作家の船越義彰さんは同書の序文として「いろいろなものを食べた私」を書いています。カエルやトンボを食べたことを記しています。ねこを食べる話は以下です。
「動物では犬が好きである。猫はあまり好きではない。佐賀鍋島の猫騒動を少年の頃の映画で観たからではない。私は「喘息」持ちで、猫は喘息のクスリとかで、さかんにたべさせられた。物心つく頃までさかんにシンジをのまされ、おつゆを膳におかれたため猫へのうしろめたさとでもいおうか、そのことが、猫と私の間にわだかまって、いまでも猫を敬遠している。」
ねこのお汁の記事を見つけて、家族で大笑いしたことを思い出しましたが、今読み返すとリアリティーがあります。でも愛玩動物は食べられないでしょう。沖縄ケンミンに妙な偏見を持つこともありません。
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(追記)猫なべの正体判明。
写真が無いのは自粛したのでしょうか??
イルカ漁も話題になっていますが、食文化を一概に批判できませんよね。
でも私も同じく、ねこは食べられません!!
ねこ鍋、説明不足でした^^
食べ物ではないですよ~。検索してみてください。ふふふ
「猫なべ」やっと分かりました。昼休みにエレニで試してみましたが、興味は示すものの土鍋には入ってくれませんでした。
文化ですからね、異論は唱えませんが、
初めて聞きました、本当にビックリです。
沖縄の本の文章がとても丁寧で、
全く罪を意識の無い、ごく普通の記事になっているところに、ギャップを感じますが。
この本を読み返して改めて思ったことは沖縄の食生活の豊かさです。これが長寿の要素の一つなのでしょう。
本土に住む私達は肉といったら筋肉をスライスしたものしか食べませんが、これは豊かさなのでしょうか?
娘が沖縄土産でチラガー(豚の顔の皮)を持ってきたことがありました。この時も大うけでした。