問題の解答・解説の善し悪し

本屋で売っている解答・解説。塾関係の解答・解説。ネットにある解答・解説。


一番当てにならないのは，ネットです。よくもまあこんなウソを，というレベルのものもあります。ある塾が，ネット関連の業者とタイアップして解答・解説を発表していると，誇らしげ（？）に書いてあります。しかし，その塾は開成合格を宣伝している割りには，開成合格者がゼロの年もあります。その塾・講師のレベルは，「推して知るべし」でしょう。


市販されているのも，アララがあります。国語だけでなく，単純な社会の知識問題でさえ，間違っているものあり，鵜呑みには出来ません。


塾関係は。。。○はちょっと。。。△は，一番出来が良く，参考になります。しかし，多数の講師が作っているので，記述のパターンに一貫性がありません（私は，ここの講師をしていたので，内情は良く知っています）。●は，塾としては解答・解説を出していませんが，「俺様は偉いんだ」（？）という講師たちが，自分の解答・解説をプリントして配ります。さすが，一番実績を出している塾だけのことはあり，鋭い視点。しかし。限られた時間で，この特殊性まで書けるかというと。。。。


私は，最低書くべきことと，ここまで書けたらいいね，という２通りの記述を生徒に示します。そうすると，不思議なことに，正月あたりになると，生徒は，特殊性まで踏まえた答案を書くようになります。