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痩せている人は遺伝子的に幸運だっただけ 英研究

2019-02-02 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190201-00010001-clc_teleg-int

痩せている人は、体重管理に苦労している人よりも「道徳的に勝っている」わけではなく、幸運にも痩せやすい遺伝子を持っているだけである可能性が高いとする新たな研究結果が、米オンライン科学誌「プロス・ジェネティクス(PLoS Genetics)」に掲載された。

研究は、BMI18以上で健康的に痩せているボランティア1622人を対象に行った。この集団を詳しく調べたのは今回が初めてとなる。唾液サンプルのDNA分析により、健康的に痩せていることに関連するこれまで知られていなかったヒトゲノムの領域が明らかになった。また、被験者の約4分の3に痩せている家族がいることも分かった。

 研究では同時に、重度の肥満である1985人との比較も行ったところ、体重管理ができないことに関する遺伝子が発見された。「重度の肥満者には肥満になりやすい遺伝子的なサイコロが組み込まれている」と研究では説明している。

 論文の筆頭執筆者を務めたサダフ・ファローキ(Sadaf Farooqi)教授は、「体重から他人を判断したり、批判したりするのは簡単だが、事実ははるかに複雑であることを科学は示している」と指摘する。「自分が思うように体重を管理するのは極めて難しい」

 これまで数多くの研究が肥満遺伝について深く掘り下げてきたが、対極に位置する痩せる遺伝子に関する研究はほとんどされてこなかった。

 今回の研究は、なぜ健康的に痩せているのかという議論を、ライフスタイルの問題から遺伝子の問題へとシフトさせるものといえる。

 ファローキ氏は「一般的に健康な人が痩せているのは、体重が増える機会を高める遺伝子の負担が他の人よりも少ないからであって、一部の人が唱えるように、道徳的に優れているからではないことが、今回の研究により初めて示された」

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歯周病の原因菌がアルツハイマー病に関連している可能性を示す研究結果

2019-02-02 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190201-00010008-newsweek-int

──口腔内の細菌とアルツハイマー病とのつながりを示す研究結果が発表された

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)」は、「アミロイドβ」といった特殊なタンパク質が脳内に蓄積し、正常な神経細胞を変化させることで、脳の働きを低下させたり、萎縮を進行させたりする脳疾患だ。

「アミロイドβ」は従来、脳組織で生成されるものと考えられてきたが、血液循環によって生成された「アミロイドβ」が脳内に入り込んで蓄積し、神経細胞の機能を損なわせることを示す研究結果や、緑内障、加齢黄斑変性(AMD)、糖尿病網膜症(DR)など、加齢に伴う眼疾患とアルツハイマー病発症リスクとの間に関連があるとの研究結果も明らかになっている。そしてこのほど、口腔内の細菌とアルツハイマー病とのつながりを示す研究結果が発表された。

■ 慢性歯周炎の原因細菌とアルツハイマー病の関係

米ルイビル大学のヤン・ポテンパ博士らの研究チームは、2019年1月23日、オープンアクセスジャーナル「サイエンス・アドバンシーズ」において、「慢性歯周炎の原因細菌であるポルフィロモナス・ジンジバリス菌がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」との研究論文を公開した。

この研究結果によると、脳内には、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌のほか、ポルフィロモナス・ジンジバリス菌が産生する毒性プロテアーゼ「ジンジパイン」も確認されており、そのレベルは、アルツハイマー病と関連のある「タウ・タンパク質」や「ユビキチン」との相関が認められている。

また、研究チームでは、マウスの口内にポルフィロモナス・ジンジバリス菌を感染させたところ、6週間後には脳内でポルフィロモナス・ジンジバリス菌が確認され、脳内の「アミロイドβ」も著しく増加した。

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