幸せの深呼吸

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認知症の妄想、徘徊、暴言…それは薬のせいかもしれません

2018-04-18 | 医療、健康

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180418-00010000-yomidr-sctch


 認知症は、脳の神経細胞が壊れ、記憶力や判断力が失われていく病気ですが、周囲の人が悩まされるのは、「物を盗まれた」といった妄想や、徘徊(はいかい)、暴言・暴力、イライラ・不眠などの症状です。これらは「認知症に伴う行動・心理症状(BPSD)」と呼ばれています。

 BPSDは、生活環境が変わったりした場合に起きやすくなりますが、薬が原因で起きることも少なくありません。

抗不安薬を処方され悪化 暴力を振るうように

 東京都の89歳の男性は、7年ほど前に認知症と診断されました。その後、不眠、めまいなどの症状に合わせ、様々な薬を飲むようになりました。

 男性は以前、穏やかな人柄でしたが、だんだん怒りっぽくなってきました。徘徊もひどくなり、1日に何度も家を出ては、妻が捜し回ることが続きました。

 かかりつけ医に相談すると、抗不安薬のデパスなど、さらに2種類の薬が追加されました。抗不安薬は、不安感を抑えて精神状態を安定させる効果があるとされる薬です。

 ところが、症状は良くなるどころか、さらに悪化しました。夜中の2時か3時頃に目を覚ますと、大声を出したり、ベッドのへりをドンドンたたいたりして、妻は眠れません。ついには暴力を振るい、興奮して妻を突き飛ばして骨折させてしまいました。

薬を17種類から4種類に減らすと穏やかに

男性が服用している薬を調べたところ、抗不安薬など向精神薬2種類のほか、血圧降下剤3種類、胃腸薬4種類、前立腺肥大症、脂質異常症の薬など、合わせて17種類にも及んでいました。この男性は、それまで三つの医療機関にかかっており、それぞれの医療機関が互いにどんな薬を出しているか知らずに、薬が増えていったようです。

それらの薬をいったん全てやめ、新たに認知症治療薬、血圧降下剤など4種類の薬を処方しました。急にやめると症状が悪くなる薬もあり、本来は少しずつ減らしていくのですが、暴力的な行動を早急に止める必要があると考えて、中止したのです。

 すると、男性はその晩から朝までぐっすり眠り、翌日にはデイサービスに通うようになりました。怒りっぽさが消えて穏やかな表情に戻り、暴力も振るわなくなりました。好きな民謡「佐渡おけさ」を歌い、趣味の尺八も吹くようになったといいます。

薬が引き起こす幻覚、妄想、興奮…

 男性が暴力を振るったのは、薬が原因で起きる「せん妄」だったのです。

 せん妄とは、意識障害の一つで、不安やイライラを伴う幻覚や妄想が起きたり、興奮状態になって暴力、暴言につながったりすることもある状態です。原因の薬は、抗不安薬のデパスとみられました。ベンゾジアゼピン系と呼ばれる薬の一つで、せん妄の副作用があります。それまで男性がかかっていた医師は、怒りっぽさや徘徊を抑えようと処方したようですが、かえって悪化させていたのです。

【ベンゾジアゼピン系薬剤の種類】

(成分名。かっこ内は商品名の例)

アルプラゾラム(コンスタン、ソラナックス)
エチゾラム(デパス)
オキサゾラム(セレナール)
クアゼパム(ドラール)
クロキサゾラム(セパゾン)
クロチアゼパム(リーゼ)
クロラゼプ酸ニカリウム(メンドン)
クロルジアゼポキシド(コントール、バランス)
ジアゼパム(セルシン、ホリゾン)
トフィソパム(グランダキシン)
トリアゾラム(ハルシオン)
ニトラゼパム(ベンザリン)
フルジアゼパム(エリスパン)
フルタゾラム(コレミナール)
フルトプラゼパム(レスタス)
フルニトラゼパム(ロヒプノール)
ブロマゼパム(レキソタン)
メキサゾラム(メレックス)
メダゼパム(レスミット)
ロフラゼプ酸エチル(メイラックス)
ロラゼパム(ワイパックス)

 デパスなどベンゾジアゼピン系の薬は、睡眠薬としても広く使われています。しかし、日本老年医学会が作った「高齢者の安全な薬物療法ガイドライン」では、せん妄の副作用があるため、「特に慎重な投与を要する薬物」の一つに挙げられ、「高齢者には可能な限り使用を控える」とされています。世界保健機関(WHO)も、日本はベンゾジアゼピン系の薬を使いすぎていると警告しています。

治療は飲んでいる薬の整理から

 この薬のほか、抗うつ薬の一部(三環系抗うつ薬)や、H2ブロッカーと呼ばれる胃腸薬などにも、せん妄の副作用があり、いずれもガイドラインでは「高齢者には可能な限り使用を控える」としています。

 高瀬医師は「たくさんの薬を飲んでいる高齢者は多い。治療はまず、薬を整理することから始めます」と言います。

 医療機関にかかっている75歳以上の高齢者の約7割に、5種類以上の薬が処方されている、というデータもあります。こうした「多剤併用」は、大きな問題となっているのです

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ニュージーランドハーストでゴンドウクジラ 38頭の死

2018-04-18 | 地震

2018年4月5日 ニュージーランドハーストでゴンドウクジラ 38頭の死。

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A型でRH-が一番汚染に強い

2018-04-18 | 

ツイートから

「放射性元素の蓄積と(血液型)RH要因を決定する赤血球表面のタンパク質抗原決定基の間には、明らかな相関が認められる。」 RH-とRH+なら、RH-の方が被曝影響が少ない。

AB型は本当にやばい。他の血液型より被曝に対してかなりハイリスク。他より先に逃げないと。

結果が出ました。このアンケートは人口における血液型の割合を見事に反映しました。 AB型はかなり不利です。 A型が汚染に有利。A型でRH-が一番汚染に強いのかも。

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