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国土地理院が房総沖で「スロー地震」を観測!最大約6cm動く!2年3ヶ月ぶり!東日本大震災前もプレートのスリップ現象が発生していた! new!!
1月10日に国土地理院が、関東東部の房総半島沖で「スロー地震」を観測したと発表しました。スロー地震とは、「スロースリップ」とも呼ばれており、プレートがゆっくりと滑る現象のことを言います。今回のスロースリップではプレートが最大で約6cmもズレ動いたのが観測され、平成26年1月2日頃から電子基準点の観測データで観測していたとの事です。
国土地理院の公式ホームページ上で観測データの資料が公表されていますが、これを見てみると、房総沖でのスロースリップは1996年5月から定期的に観測されていたことが分かります。一番大きなスロースリップは2011年10月に発生した20センチで、いずれもプレートは南東の方向へ移動していました。
最近はスロースリップの発生間隔が非常に短くなっており、次の大地震の発生を示唆している可能性があると考えられます。
ちなみに、関東南部沖に関しては関東大震災でプレートのエネルギーが放出されているので、現時点では大地震が即座に発生するとは考えられません。
今、一番警戒するべき場所は、小笠原諸島から関東東方沖の間です。このエリアでは数百年単位で巨大地震が発生しておらず、最近は噴火が発生したりと地殻変動も活発化しています。東日本大震災の時も今回のようなプレートの地滑り現象が発生しているので、今後も関東東部沖の地殻変動には注意が必要だと言えるでしょう。
☆房総沖で「スロー地震」か=間隔最短、2年3カ月ぶり―国土地理院
URL http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140110-00000122-jij-soci
引用:
時事通信 1月10日(金)17時29分配信
国土地理院は10日、千葉県の房総半島沖で、地下にあるプレートの境界がゆっくり滑る「スロー地震(スリップ)」とみられる現象を観測したと発表した。同様の現象は2011年10月以来で、観測史上最短の2年3カ月ぶりの発生という。
地震をもたらすプレートのひずみが小さくなった可能性がある一方、新たな巨大地震の前兆の恐れもあり、地理院は監視を続ける。
:引用終了
☆房総半島沖でプレート境界面のゆっくり滑り(スロースリップ)現象を検出
URL http://www.gsi.go.jp/WNEW/PRESS-RELEASE/chikakukansi_boso20140102.html
引用:
発表日時:平成26年1月10日(金) 14時00分
房総半島の電子基準点観測データに、平成26年1月2日頃から、通常とは異なる地殻変動(非定常地殻変動)が検出されました。これまでに検出された非定常地殻変動は大きいところで約1cmです。
この変動は、房総半島沖のフィリピン海プレートと陸側のプレートの境界面※で発生している「ゆっくり滑り(スロースリップ)現象」によるものと推定されます。検出された非定常地殻変動からプレート境界面上の滑りを計算したところ、房総半島沖で最大約6cmの滑りが推定されました。
※この境界面は、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震を引き起こした太平洋プレートと陸側のプレートとの境界面とは別のものです。
:引用終了
☆地震予知連絡会、東日本大震災発生のメカニズムの見解まとめる
URL http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00240766.html
引用:
地震予知連絡会は、2011年3月11日の地震と津波が、なぜ発生したのかなどの見解を、初めてまとめた。
地震予知連絡会の見解によると、3月11日の地震については、その前の月に、東北沖の太平洋で、10日間程度の海底の地すべりが起きたことが、3月9日の前震を招き、さらに本震に至った可能性があるとしている。
一方、津波については、15分から20分程度、押し波が続いた結果、内陸部まで津波が到達したことにつながったとしている。
また、この押し波に、さらに波が重なったことで、記録的な高さの津波になったという。
地震予知連では、今後の地震予知のポイントとして、「余効変動(よこうへんどう)」と呼ばれる、大きな地震のあとに長期間にわたってゆっくりと進行する地殻の変動を把握していくことと、海底の地震観測が重要としている。
:引用終了
☆巨大地震の予知 スロークェイク & 電離層の異常 2013 10 08
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*上記の動画で電離層と地震の関係について分かり易く解説しています。
↓東日本大震災時の電離層データ。下の方から強いエネルギーを捉えているのが分かります。場所はちょうど三陸沖です。
↓トルコ地震や中国視線地震の時も発生の数日前に、震源付近から異常値を計測。
↓地震前に電離層で異常が発生するのは、スロースリップ現象で地中のラドンが大量放出され、大気中の水分子や電気エネルギーを動かすからだと推測されています。ですので、ラドン濃度の調査も地震予測では重要。