皇室の菊紋の下から徳川家の葵紋…京都・二条城
読売新聞 8月28日(水)9時16分配信
菊紋の下に葵紋が見つかった金具(京都市元離宮二条城事務所提供)
世界遺産・二条城(京都市中京区)の二の丸御殿唐門(からもん)(国重要文化財)に施されている皇室の象徴・菊紋の下から、徳川家の家紋である葵(あおい)紋が見つかった。
徳川家康が築いた二条城は、1884年に当時の宮内省に所管が移っており、菊紋はその時期に取り付けられたとみられる。
二条城を管理する京都市によると、二つの紋が重なっていたのは、唐門の屋根を支える部材の先端部分にある飾り金具12個。金箔(きんぱく)を張り直すため、銅板で金具に固定された直径約9センチの菊紋を外したところ、下からほぼ同じ大きさの葵紋が現れた。
二条城は1867年の大政奉還の舞台として知られ、その後、京都府や陸軍省などを経て、1939年まで宮内省が管理。京都市元離宮二条城事務所の後藤玉樹・建造物保存整備担当課長は「江戸から明治にかけての激動の時代を映す貴重な資料」としている。唐門は今月、約2年がかりの修理が完了。今は菊紋が取り付けられている。
風疹の抗体検査を無料に 厚労省、子ども望む男女を対象
【阿部彰芳】風疹の流行を受け、厚生労働省は風疹の免疫を持っているか調べる抗体検査の費用を全額補助する方針を固めた。妊娠を望むが予防接種を受けたかわからない女性やそのパートナーが対象。妊婦が感染すると赤ちゃんの心臓や目、耳などに障害が出ることがあり、検査で免疫がないと分かれば、予防接種を促す。(朝日新聞デジタル)
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◆流行は落ち着ちつきつつある
・ 新たな風疹患者は61人 初めて昨年同期下回る - 厚生労働省は「風疹は5~10年に1度、大きな流行が来る」として、平成26年度予算の概算要求で妊娠を希望する女性とその家族のための抗体検査の費用を計上。産経新聞(8月27日)
◇予防接種率が低い20~40代
・ 風疹、免疫持たない20~40代男性に流行 予防接種の制度変更で - SankeiBiz(6月19日)