スカーレット手帖

機嫌のいい観客

ミュージカル『テニスの王子様』青学vs四天宝寺  -上へ行きすぎている座長-

2014-01-11 | テニミュ
ドンドンドドドン、してんほーじ!



テニミュ四天宝寺、名古屋公演二日目、行って参りました。


今回、チケット取りに関しては、夏の熱狂を引きずっていたため、
何公演行こうかな~ まず1枚取ってから増やすか考えようかな、と当初のんびりと考えておりました。
(前回はわりと間際までチケットに余裕があったので)
ところがホールが小さいほうだからなのか、土日を中心にわりとすぐ売り切れてしまい、
結局2日目のみ、1公演の参加となりました。
※いまのところ。東京凱旋に行くやもですが。あとLVは行きますよー


<感想箇条書き>
・桜乃リレー、こうきたか。
・新曲多いな!!! ホホホイをやりたかった。マンボ、良いと思うが慣れが必要ね。
・一心同体の曲は前のほうが好きだなあ。ゲイって言いながら歌ってるんですかね??
・一氏くん中学生感はめっちゃある。かわいいが演技力はもう少しほしいかなあ。
・金ちゃんかわいい いいキャスティングだ ていうかFROGSのあの子か、気づかぬうちにまた見守ってる私
・銀さん小顔すぎ 声低い ※あっ、今回生写真初めて当たりました!そして銀さんを引いたよ
・オサムちゃん楽そうでいいね
・オサム、橘、亜久津 がアダルト組みたいになってるけどうしろ2人中学生だからねほんとにもう
・なんかSっぽい白石の解釈(これはこれでありかもしれない)
 「エクスタシィ~」の腰クネに対して私の中で「前髪クネ男大賞2014」を授与したい
・矢田ちゃん多和田くんは安定の歌うま
・才気煥発の巻き戻し演出いいっすね
・ルーキー対決の上からアングルで見れる映像もいいな!
・セイヤーのダンスなんか変わってる?腕ぐるぐるするところ
・全体的に四天宝寺は若干まだ弱いなあ… という印象。ダンスはいいんじゃないの。

四天宝寺は、DVDでファーストシーズンのAを持ってますので
その印象と比較してるところが多々あると思いますです。

そんなこんなが全体の感想でしたが、
もっとも大きく感じたことはこれ。

座長の小越くんがもう、完全に大人の男性になってしまったなぁ。

彼の生演技を見たのはおととし1月の六角公演。もう2年前か…
そのときはリョーマは試合がなかったので、断片的なことしか覚えてないのですが
センターに立つ小越くんの印象としては「若い!かわいい!ピシッとしてる!」
て感じでした。当時17歳。

そして夏の立海公演。
対峙する真田・オガケンが役柄的にも体格も年齢も大きかったというのもあり、
必死に食らいついて勝ち上がる少年の図がバッチリハマっており、
2年間支えてくれた青学メンバーとの別れを通じて若い自分が頑張っていくんだ、という自負が見え
全私が号泣したことを思い出します。

その後新メンバーを迎えての比嘉では、
周りのレベルに合わせて若干可愛げを強調しているような感じも
なんとなく見受けられるよなあ と思いつつ、

夏の氷帝では、因縁の対決ということであおべ様との対戦。
最初に東京公演を見た時は完全に跡部を食ってるな、という印象だったのですが、
名古屋公演あたりでは氷帝がかなり追い上げてきてるなあと感じ、
個人的には納得した大千秋楽(LVでしたが)でした。

そこで今回の四天宝寺。
今回対戦する金太郎役の松岡くんが97年生まれ(!!! 生まれたときから消費税5%やん!!)だそうで、
小越くんがその3才上。
役の上ではどちらも中1、スーパールーキー対決なんだけど、
体つきも鍛え上がって、顔もシュッと引き締まった小越くんが演じるリョーマと、
松岡くん演じる絵に描いたように幼くて超かわいい天然野性児のはつらつとした金太郎が向き合うと
もうどうしたって同じ年齢には見えてこない感じが、正直ありました。
これはしょうがないと思う。
むしろリョーマは赤子の手をひねるように、舞台上の全員を問答無用の涼しい顔で倒しそうな風情満載 といった感じでした。
(幸村っぽい)

自分がここまでの中の人の経緯を含めて、ある意味ドキュメンタリーとして舞台を見て
解釈しているのもあるかもしれないんだけど
小越くんは全体の中で見てても、ひときわ一つひとつの動きが早いのに無駄がなくて楽そうだし、
なんかエネルギーの効率的利用ができているような感じがする。
遠目から見ててもカリスマが伝わってくる、真ん中に立つべき人だとは思う。

東宝や四季であれば、30才のおっさんになっても少年やったりして
多少見た目がアレでも技があればそれでいいよね、心の眼で見ろ、という話になると思うんだけど、
リアル(では決してないのだけど)青春感をにおわせながら若さと勢いで突っ走るテニミュが好きな私の個人的意見としては、
早く、彼を、少年の残り香のあるうちに全国優勝させてあげてほしい!!と思いました。
高音も若干つらそうになってきたような気もするし。
一方でいつまでもこの素敵な空間に酔いしれたい気持ちもあるけれど、
時間は正直です。
少年は青年に、美しくたくましく成長していく。そのオーラに合った、次に輝くべき場所にはばたいていってほしい。
ちなみに私は30代に突入する。なんか女の変声期を迎えたのか、最近声が低くなりました。(←どうでもいい)

こうなってくると、おそらく夏にやるのでしょう、
最後の対戦相手・幸村役の神永君(続投かな?)にすさまじいプレッシャーがかかってくるな
ということが容易に想像出来てくるわけなのですが、どうなるのでしょうか。
4年間、誰よりも舞台上でラケットを振ってきた小越くんを超えられる人というのは
現実的に考えて、現在世界に誰もいない中、
その事実を乗り越えて、テニプリのファンタジーをストーリーを、納得させられる形で演じてくれるのか。
私の中ではそういった文脈で、今年もテニミュを見つめていこうかなと思います。
応援席(という名の客席)から、最後まで見守ります。
あのね、ようやくTSCに入会したよ。ラストスパートだよ。

なんかめちゃくちゃいろいろ書いてしまいましたが、
テニミュファンはみんな熱いので、それぞれの思いがあると思います。
ま、ふつうにセイヤーで間近に来てくれることもあるっていうだけで、美容液効果抜群というのもありますのでね。うへへ。

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