スカーレット手帖

機嫌のいい観客

【観劇記・番外編】TARO -座席との戦い(敗北)-

2015-01-27 | 観劇ライブ記

椅子に座った瞬間に「これは駄目だ」という状況に陥った。
ただしそれは、演目内容とは一切関係のないところでのことだった。ーーー



そんな、ある意味強烈に思い出深い、そしてそのくせ書き忘れていた
1月の観劇経験について書いておきたいと思います。
観劇とは、自分の肉体のコンディションを伴うものであるということを
まざまざと感じさせられたのである。


その日、見ようとしていたのは「TARO~俺たちが救う!!~」
日本の昔話の「~太郎」とつく登場人物がいっぱい出てくるという、
オリジナル演劇。ダンスの要素も含み、キャストにはテニスを卒業した、今見てみたい人たちが揃う。
ちょうど仕事で年明けから始まる同じような企画を仕込んでいた最中にこの芝居を見つけ、
これってなんだかリンクしてるみたいじゃ~ん 2015幸先いい!
と思いながら、チケットを取った年末を思いだす。

1/24のマチネだった。
土曜日の昼公演はいつも週末の疲れを振り切って準備をし、家を出ていかねばならないので
大体会場到着がギリギリになってしまう。
この日も案の定であった。

渋谷駅からほど近いシブゲキ。初めて行く会場だ。
さほど迷わずに到着し、エレベーターで上階へ。
開演5分前にギリギリで到着した。
ホールに入って、後方の自分の席に着席した瞬間。
ドキッとした。

この劇場って・・・足元がむちゃくちゃせまくない・・・!?

座った瞬間感じる圧迫感。
この座席、普通に腰掛けたときの前の座席への余裕として、膝にびっちりつく幅しか確保されていない。
足を組みかえるどころか寸分も動かせない距離感と、押し込められる尻まわり、
一週間の疲れがたまりきってはち切れんばかりのふくらはぎが悲鳴をあげる。

身長165センチ、体格がけっこう良い(どう間違ってもスマートとは言えない)私。
日頃の運動不足もたたり、筋力も柔軟性も低いためとにかく劇場では足元にスペースが欲しい。
しかもこの日、何を思ったか、私はデニム生地のタイトスカートに、ロングブーツという、
腹回りから足首にかけてわりと締め付けのきつい格好をしてきてしまっていた。
本来的にそれが観劇(椅子に2時間単位でじっと座る)に不向きである、ということはわかってはいたのだが、
夜に人と会う用事があったため、もうなんとか手持ちの服で防寒しつつ着痩せするもの、
ということでそのチョイスで来てしまっていたのだ。
(そして着痩せと着心地は大体の場合において、どちらかをとればどちらかを譲る運命になっている。)
ていうかまあ、別の会場にこの格好で行ったこともあったし、荷物もそんなにないから問題はないのかと思ってました。

ひとことでいうと、窮屈だ。
そしてその窮屈さを裏切るように座面だけがふかふかの椅子。
ああ、尻の裏からふかふかさだけが押し寄せてくる、、、イイカンジ、、、、

しかし、自分を騙すことができない。
尻の着地面の優しさが嘘のように、まったく余裕のない腰、腹、ふくらはぎ。

周りを見回す。
みなさんは普通に座っていらっしゃる。
だから私だけの思い込みなのかもしれない。
楽しみにしてきたのだし
普通に落ち着けば、2時間休憩なしのこの舞台を耐えられるのではないか。
そう2時間、たった2時間のことだ。


と、考えた瞬間、プチパニックが到来した。
2時間・・・・・・

細い、円筒状の入れ物の中に入れられている動物のような気持ちになる。
怖いことだが、このままゆっくりと身体が固まったまま壊死していくのではないかとすら思えた。
勝利のイマジネーションではなく、終了のお知らせが自分の中にひびきわたっていた。

そして開演1分前、私は会場を飛び出した。


==

後から、思いました。
ああ、せめてスニーカーで来ていたら。
せめて、ジャージ素材のスカートあたりで来ていたら。
ふかふかの椅子~~~ひゃっほ~~~~ と言いながら楽しめていたのかもしれない。
敵はどこに潜んでいるのかわからない。

結局、会場外のビジョンで、舞台の様子を見せてもらいました。
近い距離感ならではの、楽しいお芝居が繰り広げられていたし、
ダンスは是非目の前で見たかった。
アイドルがテーマの一つになっていて、ヲタ芸も披露されていたし。
各太郎のアイデンティティが奪われてどうのこうの、、、というストーリー展開も
興味深かった(←見れてない)。
あと、テーマソング、悔しくて忘れられなくて今でも歌えます。
お箸の国のヒーロー、きみを救うのは太郎



ということで、まとめますと、
「CBGKシブゲキへ行くときは、伸縮性のある服と身軽な格好で行け」

・・・いや、ていうか、「痩せろ」か?

ブログの放置とわたし

2015-01-22 | わたくし
空いておりますね。

茫洋としておりますね。


近頃、あまり自分の毎日が自分のものと思えません。
この「ズレ」感、なんでしょう。
内省できるほど、自分の位置が定まっていないかんじである。
忙しいのかといわれると、そうでもないような、そんな感じでもあるような。
不満と不安の間、というよりはやはりの「ズレ」感。
スピリチュアルな話ですみません。

でもとくにそれをよくするための信仰はない。
足首と首の付け根を温めてバファリン飲んで寝る ぐらいしか、
私にはできないのでございます。
うーん、冬うつですかね。

年明けからも、舞台を見てはおります。
まずは、「新・幕末純情伝」1/9
行ってきましたよ。
脚本が強いと、演者の力も演出の力もぜんぶ飲み込むんだあ と思いました。
つかこうへい作品、もっと見ていきたい。好きなかんじではないが。

次回は、1/24 昼にTARO そしてその後、村井先生のシアワセでなくちゃいけないリユウ
行ってまいります。
観劇趣味も4年目を迎えてどうやら第一のピークをすぎ、
マラソンの様相を呈してきているようだ。
なんでもそうだが、単なる思ったことの撒き散らしからもう少し上がったところへいこう
と思うと、
すんごく考える時間をかけるか、停滞を打破するぐらいの数を積み上げるしかない気がする。
そこに高みがあるのなら、淡々と積んでいこう。
(と、無意識に努力しようとしてしまうあたり、
 努力することがいいことという教育、染み渡ってるなあと思いますね。己に。
 才能ってもんもあるんやよ・・・ 自問自答)

ううむ。

11月と12月忘れていたものまとめ

2015-01-04 | 観劇ライブ記
1ヶ月も経つと記憶も薄れてきて「あの日感じた感動が今ここにある」とは言えないんだけど、
年末に数本の舞台を観、イベントに行ったので、思い出しながら書いてみたいと思う。


11/22(土) 私の玉の輿計画!

12月の前にこれがあったか。
1日だけの朗読劇興行、「私の玉の輿計画!」
完全にキャスティング情報のみで勝利をもぎ取った形のイベントだったと思う。
廣瀬智紀×鈴木拡樹×宮崎秋人
という、どうみてもいま一番チケットのとれない舞台ことペダステの主要キャスト。
いつこのメンツを押さえたのだろう。
彼らを単日でも揃えて押さえられたことだけで、もう価値がある。
とりあえず今この顔合わせと聞いたらば一応観てみたいと思うというものだ。
題名を聞いただけで「これは、ハネないだろうな…」と思いつつも、
なんかチケットが取れたので横浜に行ってきた。

で、

乙女ゲームとかやってたらちょっとはおもしろく見れたのかしら~~~~~~!!

予想通り、朗読劇なのか、王子様コスプレを見せたかったのかはわからないのだけど、
多分内容に意味はなかった。居るだけでよかった。
彼らの「営業」であった。
私たちの「栄養補給」であった。
清々しいほどの、そういうものでありました。

主人公の女の子役の声優さんもあれだなー、声の仕事なのか女優的なアレなのか
立ち位置の難しい仕事だよなーー!!
拡樹くんがいちばん聞きやすい喋り方でした。(キャラもあるか??)


12/6(土) 走れメロス(昼)

おなじ朗読劇、おなじ宮崎秋人出演作でも、こちらは別格であった。(当たり前だ)
「極上文学」シリーズに初めて参戦してみたのでありました。
とっても見応えがありました!
演目はみんなにおなじみ「走れメロス」
なんといっても宣伝ビジュアル(しりあがり寿)が鮮烈すぎたが、
内容も負けず劣らず非常に鮮烈!!
まず開演前にアンサンブルの面々が衣装のままロビーをうろうろしつづけているのにびっくりするところから
はじまって、開演したらあっというまに引き込まれた。
ベートーベンの「交響曲第9番」(年末に流すやつ)にからめてメロスが走る演出がすばらしかった!!!

朗読劇なので皆衣装はつけつつも本を手に読んでいるのだが、
その本を手にするしかた、手放すタイミング、計算されている。観ていて息を飲んでしまう。
言葉をすごく大切に丁寧に演じているし演出しているんだな、という感じがしたし、
そもそも太宰治の文章は短くて力づよいなとも感じた。
三人称で書かれている地の文を、各役が自分を主語に置き換えて読んでいくスタイルに素直に感動した。
「作家」という立ち位置も斬新だなあ。演ずる天羽尚吾さん、異様な存在感。だいぶ若いようだね。

妹がだいぶ肉付けされていて、「お兄様…」的な風味に演出されていた気がして、
そこは笑ってしまった、というかちょっと冗長なのでは? という感じがした。
でも演じるさとちゃんがかわいかったからなあ。許す。
あと、エチュードコーナーがあって意外でした。ちょっと許せない気もしたけど、
おもしろかったからな。許す。
そして観てみたかった名高達男様。意外すぎる赤髪での登場であった。
ぐっと存在感があり、王様の悲哀がよく伝わった。

でもまあとにかくすべてを飲み込む勢いで、宮崎くんのメロスがとてもよかった。
なんか、自転車で走る役よりも適役なのではないか、という気がした。
(ま、実際は自転車で走る役あってこその走れメロス登板なのかもしれないが)

自分もよく知っているどメジャーな原作で観れたのもよかったかもしれないけど、
俳優の熱演と名作の言葉の強さを味わえるすごくよい時間だった。
極上文学、これは、ぜひ観ていきたいシリーズだわ。


12/7(日) 村井良大カレンダーイベント(1部&2部)

はじめて村井くんのイベントに行ってしまった。
しかも1部2部両方参加だ。
ああ私は村井村の住人だった、との自己認識をあらたにした。
日曜日を丸々費やし、4つのカレンダーを手に帰宅。
村井村は日頃あんまり税の取り締まりが厳しくないので
良心的な年貢だよな~ と思いながら納めてきた。
(トレカとかは位の高い人のための年貢だと思ってる)
楽しかった。
いいカレンダーでした。壁掛けのやつの表紙の写真がいちばん好きだわ。

感想としては、「安定感がある」「かっこいい」「好きです」ですかね。
2回カレンダー手渡ししてもらって、1回サイン書いてもらいましたけど
この各2秒ぐらいのときにやっぱり何言えばいいかわかんないですね。
手渡しの際に笑顔の目尻が下がりすぎてて、いい人だなと思いました。
自然体で、やっぱいい意味で男子だなーと思いましたし、肌が綺麗でした。
犬の名前なんていうんですか、という質問をした方がグッジョブすぎました。
(犬飼ってるの知らなかった。「ミルクちゃん」だそうです。
 外出時に加藤真央くんのお母さんに預けるというなんだそれエピソードもあり。)
ていうかみんな質問がうまい。村井村の自然な統率力すごい。
来年(2015年)はいろいろあらたな展開があるらしいので、追いかけていきましょう。

でも、なんでだろう、こうしたイベントに行くと、とっても嬉しい反面、
なんともいえない悲しい気分になってくる。
でも、行く。


12/13(土)『僕旅』完成イベント(1部)

悲しい気分になってくる、とか言いながらも2週連続で村井くんを見に行ってしまった。
村井村の出納課の動きがめずらしく盛んなのである。
(行けなかったけど、アフターVのイベントもあったね)
今回は、そのうちテレビでも放送する新番組を事前に見せて、トークして、
オリジナルグッズとDVD売るよ、というイベントだった。

ギリギリでチケットをとったため、券面で確認したら座席はほぼ最後列。
あんまりちゃんと見れないだろうなーと思いつつも、参加する事に意義があるのだ
というど根性精神にて、前日飲み会で夜中帰りからの土曜AM原宿ラフォーレに参上。

俺旅は、想像していたよりも楽しそうな番組でした。
村井くんは芝居について語る時はほんとうに嬉しそうだ。
念願のニューヨークに行けてよかったね。
そしてよほど同行したさと兄のことが好きなんだなあ と微笑ましく見ました。
詳細は忘れたけど、なんか、気を許した相手だけに使うであろう
スラング的なくだけた喋り方をしていた気がする。
ああ、正しく男子だ… 拝もう。

そしてご本人2名登場後、トークショー。トークもうまいね。安定感がある。
思い出を語りゆるりとトークが終了。
ふむふむ、よかったね。オンエアもチェックしましょう。
さ、帰るか… と思っていたときに本当に思いがけないアナウンスがね。

「このあと、ハイタッチ会があります」

えっ・・・

こちらとしては単に映像上映会と思っているので
何の心構えもなく寝起きそのまま・化粧なしでの参加である。
必殺顔かくしことマスクも未装着である。
しまった、なんということ。この申し訳ない顔をじかにさらしてまうやんけ…

よりにもよって村井村のイベントにこのような状態で挑まなければならないなんて…
西国に向かって長年旅する熱心な教徒が、うっかりパジャマ姿でガンダーラに到着したようなものである。
「注意一秒、ケガ一生」とはよく言ったものだ。
どうする、自分。

そう、たしかにそこには葛藤があった。
でも一瞬の逡巡ののち、当然ひきさがらない図太さを持つ者、それが私であった。
粛々と列に並び、「無」の精神状態で、ついに村井先生とハイタッチさせていただきました。
右手でサッと、させていただきました。
ありがとうございました。
ありがたすぎました。
だってね、信仰の対象ご本尊やぞ!?!? 接触したらありがたすぎて長生きできる。

返す返すもこちらのコンディションがベストを尽くせなかった事が心残りだけれども、
まあ、村井村長にとっては数百名の人々の中の一瞬の出来事、
そして先週のカレンダーイベントの時と同様、目尻が皺に消え入るほどの細目笑顔だったので
たぶん私のこと見えていないと思う。(と、自分に言い聞かせる)

ただ、さと兄こと佐藤貴史さんに「お疲れさまでしたー」と声かけて「ありがとー^^」と返された記憶の方が
鮮明なのは、この不意打ち接触に対するショッキングさを自分が飲み込むための
心理的防衛術の賜物だと思う。


12/20(土) アルターボーイズ クリスマススペシャル

今回、夫が覚醒した。

東京に来てから、行こうと思えばいくらでも行けてしまう舞台やイベントだらけになったので
うっかりすると週末を完全に夫婦別行動で過ごすことになってしまうことに気づいた。
別にそれでもいいっちゃいいんだけど、あまりにも無趣味な夫に対して
なんとなく負い目を(おもに金遣いの粗さという面で)感じ、
ときどき、現場に帯同することによって帳消しにしようと試みている。

ただ、テニミュをはじめとするいわゆる『2.5次元的なもの』のことを侮っていたり(テニスは2.5次元とは思わないけど!)
歌もあんまり好きじゃない、舞台俳優のことはぜんぜん知らない、というコンディションなので、
これまでわりと「テレビに出てる芸能人」が出てる「有名もしくはベタな」作品
を中心に一緒に行くようにしていたんだけど、
私が11月のRED公演であまりに感動しておもしろかったので、これはいけるんじゃないかと思い
クリスマススペシャルに一緒に行ったんですよ。

観たかったレジェンドの面々と、そしてフレッシュREDチームアゲイン!
一役2~3人という超盛りだくさん演出に興奮しながらクラップ状態の私の横で、
静かにノっていたらしい夫。
「田所さんの人」(大山まーくん)だけが目印だったのに、
終演後、「俺もあんなにうまく歌いたい」「金髪の人(植木さん)踊りうまい」
「若い方の女の子っぽい子(法月くん)目が離せない」「あの人(良知くん)かっこいい」と語る語る。
家に帰ってきてからテニミュのDVD観ている私に対して「アルターボーイズのほうがいいよ」と
したり顔で言ってくる始末だ。テニスあってこそのアルターやぞ。
しかし、この男、もっとミュージカルの場に連れ出した方がいいような気がしてきた。

以上、アルターの感想じゃなくて夫の話になってしまったわ。


12/21(日) キレイ

さて、12月はなんというか、この日のために自分が生きていたような気がする。
楽しみでもあり、半ば恐怖でもありながら「キレイ」を観に行ってきた。

タイトルと出演者への興味だけで衝動的に初演のDVDを買って、何の気なしに観て、
そのことを後悔するほど衝撃を受けたのがこの「キレイ」の初演。それが7年前ぐらいだったと思う。
『全盛期の奥菜恵』という、もうこの現世には存在しない幻の至宝の女が
へたな演技と歌を丸出しにしながら、しかし圧倒的な存在感で不器用に表現する「ケガレ」という少女に
どうしようもなく心惹かれてしまった。

汚さと差別用語と、概念と薄気味悪さと、
割り切れなさと意味不明。
曲はキャッチーでドキドキするほど惹かれるのに、
何回観てもちょっとあまりにもわからなさすぎて、ビックリして、そのまま再演のDVDも購入。
こちらは初演の毒々しさに華やかさが加わったような印象があった。
たとえばブラックメリーポピンズでも同じものを扱っていると言えばそうなのだし、
最悪の悲劇とみることもできれば、それも包括した上での喜劇ともいえるし、
やぶれかぶれのはちゃめちゃなのに、なんだかおとぎ話みたいなところもあり、
驚くほどに優しさがまぶされていて、思わず何度も味わい直さずに居られなかった。


そして今回。
ストーリーは知っているし、展開も知っているのに、
なんでそうなるんだよ。
と思いながら観た。またしても泣いた。

「それはそれ これはこれ」
「宇宙は見えるところまでしかない」
「俺は見る 単に見る」

など、乱暴な名言(歌詞)の多い作品だ。(主観)
なかでもクライマックス、
「メンスのように、生まれ損なおう」
というセリフのひどさと強さ。(主観)
ああ~ ついにこれを生で聞いてしまったあ、と思った。
今回のケガレちゃん(多部未華子)よかった。
彼女の演技のおかげなのか、座組のバランスの賜物なのか、
なんか、DVDで観てたよりもまろやかな作品という印象になった。
生音で演奏してるんだもんなあ。

再再演なのだが、もしも次回演じられたらまた必ず見に行くと思う。
ケガレがどんな子か、確認しにいくと思う。
今作については1回観るのですごい体力精神力を奪われるから
何回もは行けない。こちらも全力なのですよ。1回勝負なのである。

いつにも増して感覚的なメモになってしまった。


12/25(木) テニミュ3rdシーズン お披露目会

バトンがつながる時がきた。
行ってきました。サードシーズンお披露目会。
25日にお披露目会ってまじかよ~~ ぜったいまにあわない~~と言いながら、
しっかり一応19:30~の第三部チケットは押さえてあった自分。
そして、ちょうどその時間に打ち合わせが終わるように調整してしまう自分。
仕事をかなりおろそかにこなした上で、
案の定ギリギリで会場に到着し、2バルの最後列センターで見届けさせてもらった。
オープニングBGMが「頑張れ負けるな必ず勝て」で、きしむテニスシューズについて強制的に思いを馳せられてしまう仕様。

サードシーズンメンバーはまだまだ、固い感じであった。
そして若いぞ。(年齢が)
これは、感情移入できるのかしら~~~~
ゲストで来ているおごえ様とましゅまろちゃんの先輩感すげ~~~
でもどう考えても先輩に注目が集まってるなかでパフォーマンスしないといけない
彼らも大変だよな~~~~~~~
とか思っているうちに、終わってしまった感。

お見送りがあり、不動峰チームのまとまり感とトリオの可愛さが印象に残りました。
青学レギュラー陣は主役校だからなかなかまだ先輩たちの印象が強くて、すっと入ってこなかった。
ただ、手塚役の財木琢磨くんが座右の銘を「切瑳琢磨」としており、
まあ切磋琢磨答える人は多いと思うけど、そういや6代目和田琢磨くんも「切磋琢磨」って言ってたよな…
と思い、手塚役の琢磨の人における「切磋琢磨の呪い」について考えを馳せてしまった。

6代目の途中からと7代目しか知らないのでなんとも言えないが、テニミュの、特に青学については
キャラにしっかり寄せることが重要そうに見えて、実はそれは基準の一つであるけどすべてではなくて、
それよりも
演じる彼らのパーソナリティをうまく反映させたリアル「チームワーク」が出来上がってくるところが
いちばんの見どころなんだと思っている。
6代目と7代目は小越くんという共通項はありながらも、全体のバランスがよくみたら全然違うし。
一番キャラに寄せた人が勝ち、という戦いでもないのだ。たぶん。
(もちろん人によって見方は違うと思うので、異論ぜんぜん受け付けます)

だからサードも、きっと彼らなりの落としどころを探っていって、バランスが出来てくるんだと思う。
私はその、フィクションとリアルのはざまみたいなところを観られたら良いなと思っている。
まだ2枚しかチケットとってないので、ぜひ様子みながら増やしていきたいですね。
2015も、テニミュにはきっとたくさん力をもらえると思う。楽しみだな。

2015

2015-01-03 | わたくし
12月→1月にとくにめでたさを感じなくなって久しいけど、
今回は顕著だった。
もう2週間ぐらいお休みしていたい。
いや、このままお休みしつづけたい。
冬は寒いっていうのがいけない。
陰気な気分になる。

2013年は個人的にいろいろとやることがあったので、
2014年に対しても継続的にある程度の闘志を持てたのだけど
2014年は特にパッとしなかったというか、
もういまのところ必要なものは入手し終わった感覚なので
完全に凪である。
どうでもいいことに一喜一憂し、肩こりとともに生きていくと思う。
冬に流され、陰気な感じのまま、いくよ。