スカーレット手帖

機嫌のいい観客

私のDarlin'

2013-04-26 | 観劇ライブ記


はい、ダーリンさんを4月の名古屋公演で見てきました。


コレあとで感想書いてますが、公演日、自分の結婚式の4日前でして、
それでなくとも最初の段階(脚本、キャスト、あらすじ等を見た段階)で
あまり個人的に興味をそそられない内容だったもので、
ギリギリまで行くかどうか迷い、いったん止めておこうと思ったものの
「いや、せっかく村井くんが地方まで来てくれるんだから!」
ということで、わりと間際にチケットを取りまして
観に行きました。

すべては村井くんウォッチングという動機が私を動かす…!

恐るべき男だよ。



(主演は黒木瞳だというのに…)


んで、当日もふつうに平日だったもので、
なんと仕事が終わらず、
打ち合わせ終わりにダッシュで会場に向かいましたものの、
冒頭20分遅刻
という、真剣に見てる人にはゴメンナサイな状況で途中入りしました。


わたしは基本的に、ネットの感想とかを見ないようにして行くタイプなので、
今回もクリエの評判とかあまり聞かず、出演者についてもあまり調べず
観たんですが。


全体的な感想としましては

「う~ん…
 
 これは……


 全編、黒木瞳ファンのための黒木瞳ショーだな」


というところでしょうか。



べつに黒木瞳のこと嫌いじゃないんですが、
正直、舞台としては個人的にはぜんぜん面白くなかったです。
村井くんが出てましたが、面白くなかったです。
途中でちょっと帰ろうかな と思いました。
自分がこの芝居の対象年齢や、面白みを感じるツボから大きくズレていたような気がします。
「舞台好きの人がわかるあるあるネタ」とか
「日替わりコーナー」とか、
なんだかイマイチでしたわ。

タップもいっぱいやってましたが、あの黒木瞳がやってる という眼で見るからなんかすごいのであって、
別にワザとしてはそんなにうまくないような気がした。

ストーリーも、まあ、よくある感じだ。
黒木瞳がやっているから という感じだった。
それにしても黒木瞳が「かわいい奥さん」をやろうとすると
どうしても嫌味を感じてしまうこの感じ。声が老けているからね。
なぜ「凄み」を出す方向へいかないのか。松田聖子のように「かわいげ」の方へ行くのか。
黒木瞳だったら「凄み」を観たいんだよ(私は)。


強いて言えば、今回は古川雄大くんがわりとよかったね。
だいぶ声が出ていました。
彼はこういうちょっと不自然な世界に似合うよなあ。
等身も含めてちょっと不自然(なくらいの小顔と美しい顔とたたずまい)だからか。
前はもっとゆらゆら人形みたいな感じがしたけど、良くなっている気がする。
あと、さすが最近まで現役でやっていた愛原実花さん。
つかの娘とか言ってちょっとなんかいろいろ言われてたこともあったけど、
正直、一番安心して観れた感じ。


なんか、今回は辛口ですね。

おもしろくなかったからです。

八犬伝

2013-04-16 | 観劇ライブ記


こちらの八犬伝、3月に観ました。
初・シアターコクーンです!


昨年、イケメン八犬伝に行ったんです。
イケメン鑑賞タイムとしての満足度はまあまあ高い感じでしたが、
舞台の満足度としては正直、疑問に残る点が多かったかな。
まあ楽しかったんだけど。
そのあとwikiなんかで調べたりして、
もともと原作がとっても長いのでなかなか2時間くらいの芝居にまとめられるものではない
ということを知り、
これまでの映像化、舞台化作品のレビューなんかも見たりして、
ああやっぱ難しい作品なんだな と思ったわけです。

しかし一方で
その間になんか漫画の「八犬伝-東方八犬異聞-」

をアニメでやってるのを観て、これはこれでちょっといじってあるものの
少女漫画的な視点からは面白いなと感じてちょっとはまってしまい、
犬に関して微妙に知識を蓄えた状況で期待半分、あきらめ(?)半分、
今回の八犬伝に行って来ました。



が、



とてもよかった。



今回、


八犬伝


どころか


八百八十犬伝


くらいの面白さでした。
(前回の舞台比)



さすがの阿部サダヲといつも変幻自在の田辺誠一、貫録の津田寛治、
意外とやるじゃないかの瀬戸康二(思ったよりも高身長)、
などなど役者がそろっていた。
あと太鼓の演出はとても素晴らしかった。
屋根の上でのチャンバラシーン、とてもぞくぞくしました。
ていうか演出の河原雅彦氏、あんたやればできるじゃん。
「テキサス」と同じ人が演出したと思えん。

球を懐から取り出すシーンも、よかった。
ぽわ~ん、という効果は同じくでしたが、
ちゃんとタイトルコールや見得を切るシーンに繋がっていた。


全体的にとても満足度が高かった芝居でした。
金もかかってたんだろうな。



で、


その中でも私がいちばん言いたいところだ。



二階堂ふみがやばい。



まあね、


「ヒミズ」とか見れば


彼女がかなり狂ったタイプの女優であることはわかるのですが。
(役のヘンさだけではなく、本人の意思の強さが伝わってくる)


やばいね。

全身で芝居している。

狂気を途中で帯びる役であったが、

とっても目が離せない感じ。



やはり役者、とくに映画や舞台で主演格を張っていくタイプの人間というのは

これくらいの振り切れがあってしかるべきものなのだ

ということを彼女の動きから感じさせられた。



ぜひこの女優の成長を今後もウォッチしていきたいです。

ふみちゃん、気が強そうだけど、

今後の芸能生活の中で途中でやる気なくして演技やめちゃう とか

ならないといいな…

(なんか起こりそうでこわい)



まあ、そのような危うげなところも魅力なのでしょうが。




全体的にとてもおもしろかったです。

行ってよかった!!