はい、ダーリンさんを4月の名古屋公演で見てきました。
コレあとで感想書いてますが、公演日、自分の結婚式の4日前でして、
それでなくとも最初の段階(脚本、キャスト、あらすじ等を見た段階)で
あまり個人的に興味をそそられない内容だったもので、
ギリギリまで行くかどうか迷い、いったん止めておこうと思ったものの
「いや、せっかく村井くんが地方まで来てくれるんだから!」
ということで、わりと間際にチケットを取りまして
観に行きました。
すべては村井くんウォッチングという動機が私を動かす…!
恐るべき男だよ。
(主演は黒木瞳だというのに…)
んで、当日もふつうに平日だったもので、
なんと仕事が終わらず、
打ち合わせ終わりにダッシュで会場に向かいましたものの、
冒頭20分遅刻
という、真剣に見てる人にはゴメンナサイな状況で途中入りしました。
わたしは基本的に、ネットの感想とかを見ないようにして行くタイプなので、
今回もクリエの評判とかあまり聞かず、出演者についてもあまり調べず
観たんですが。
全体的な感想としましては
「う~ん…
これは……
全編、黒木瞳ファンのための黒木瞳ショーだな」
というところでしょうか。
べつに黒木瞳のこと嫌いじゃないんですが、
正直、舞台としては個人的にはぜんぜん面白くなかったです。
村井くんが出てましたが、面白くなかったです。
途中でちょっと帰ろうかな と思いました。
自分がこの芝居の対象年齢や、面白みを感じるツボから大きくズレていたような気がします。
「舞台好きの人がわかるあるあるネタ」とか
「日替わりコーナー」とか、
なんだかイマイチでしたわ。
タップもいっぱいやってましたが、あの黒木瞳がやってる という眼で見るからなんかすごいのであって、
別にワザとしてはそんなにうまくないような気がした。
ストーリーも、まあ、よくある感じだ。
黒木瞳がやっているから という感じだった。
それにしても黒木瞳が「かわいい奥さん」をやろうとすると
どうしても嫌味を感じてしまうこの感じ。声が老けているからね。
なぜ「凄み」を出す方向へいかないのか。松田聖子のように「かわいげ」の方へ行くのか。
黒木瞳だったら「凄み」を観たいんだよ(私は)。
強いて言えば、今回は古川雄大くんがわりとよかったね。
だいぶ声が出ていました。
彼はこういうちょっと不自然な世界に似合うよなあ。
等身も含めてちょっと不自然(なくらいの小顔と美しい顔とたたずまい)だからか。
前はもっとゆらゆら人形みたいな感じがしたけど、良くなっている気がする。
あと、さすが最近まで現役でやっていた愛原実花さん。
つかの娘とか言ってちょっとなんかいろいろ言われてたこともあったけど、
正直、一番安心して観れた感じ。
なんか、今回は辛口ですね。
おもしろくなかったからです。