明けましておめでとうございます。
このblogもめでたく6年目に入りました。
今年は「午(うま)年」です。
わが国では動物十二支(中国での十二生肖)が定着しているため、巷では「馬」としています。
干支(えと)は甲午(きのえうま、こうご)です。
毎年同じ事を繰り返し、お話しますが、
干支(かんし、えと)は、中国の陰陽五行思想(おんみょうごぎょうしそう)に基づいており、十干と十二支を“陰と陰”、“陽と陽”で組み合わせた、60組を一周する周期の暦です。“陰と陽”の組み合わせが無いので、「10×12=120」ではなく、半分の60組になります。六十干支(ろくじっかんし)といいます。
十干は次の10種類です。
甲(こう、きのえ) <木の兄>
乙(いつ、きのと) <木の弟>
丙(へい、ひのえ) <火の兄>
丁(てい、ひのと) <火の弟>
戊(ぼ、つちのえ) <土の兄>
己(き、つちのと) <土の弟>
庚(こう、かのえ) <金の兄>
辛(しん、かのと) <金の弟>
壬(じん、みずのえ)<水の兄>
癸(き、みずのと) <水の弟>
十二支は次の12種類です。
子(し、ね)
丑(ちゅう、うし)
寅(いん、とら)
卯(ぼう、う)
辰(しん、たつ)
巳(し、み)
午(ご、うま)
未(び、ひつじ)
申(しん、さる)
酉(ゆう、とり)
戌(じゅつ、いぬ)
亥(がい、い)
十干十二支の組み合わせ順は次の通り。
西暦年を60で割って34が余る年が甲午の年となります。
六十干支の31番目です。
「甲」は十干の1番目、「木の兄」です。陰陽五行で木性の陽に当たり、草木の芽生えを象徴するそうです。
「午」は、十二支の7番目。陰陽五行で「火」性の陽に当たります。「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされています。
「恵方(えほう)」は、十干に基づき決まります。
「甲」の年の恵方は東北東微東になります。
恵方には、その年の福徳を司る神・歳徳神(としとくじん)が降臨します。立春から節分までの一年間、諸々のことに大吉とされる方位です。
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