会の顧問をしている中村さんが、「不都合な真実」を見る集い(映写会)を開催したので出かける。
地球温暖化に取組んできたゴア副大統領のドキュメンタリー映画(と言うよりプレゼンテーションだった)です。
地球世界に対して”温暖化”のことを知ってもらいたい、防ぐための努力をしてもらいたい、身近な現実の問題として考えて欲しい、という警告がテーマだったと思う。
農業をしているものとして、環境問題は農業にとっては身近に感じなければならない内容だ。
「オーストラリアの干ばつは25年に1度の割合だったが、ここ3年は温暖化で畑の灌漑用井戸が出ない、当然、世界3位の小麦生産国は輸出ができない」等、干ばつの影響は世界に広がっている。このため食糧価格は値上がりし、日本にも影響が出ていることは当然のことだ!
オーストラリアは日本と同じで、農家の95%が家族経営、そして農村コミュニティは衰退し、高齢化が進んでいる。 しかし、飛行機で米を1haに150k播き210ha作り、野菜を1人で320ha作る機械化農業の国と日本は違う。 食糧自給率は230%だ! 39%の日本は輸入できなくなったときにどうなるのでしょう?
この映画で言っている不都合な真実を農業で考えてみるとやはり農業政策の欠点、考えの不足というものを危機感をもって見つけ出さなければならないと思います。 小さい経営規模でも、技術を駆使した儲かる農業政策(アイデンティティ・テクノロジー等がない)をするように活動してゆきたい。 農家のために!!!
追記: 大河ドラマの「篤姫」のなかで尊王攘夷、〃 という言葉がでてくる。
尊農上位(ダジャレの造語)、〃 の精神で農水省は儲かる政策へ改革すべし。
覚書: 「神の爆弾、浮かれ桜、日本一短い「家族」への手紙、りんぼう先生昔話、鏡を見てはいけません、偉人たちの死亡診断書、じじばばの記、こころの力」 が読み終わりました。
今回、時代小説は杉本苑子の「じじばばの記」のみでした、やはり周五郎、周平系の時代物がいいナァ!