車イスのある風景 

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2006年8月開始 福祉=前橋市肢体不自由児者父母の会等

福祉施設10周年式典に

2009-04-29 17:34:19 | 福祉

Sn370258ha Sn370260na_3 すてっぷ祭りに行って来た。

社会福祉法人「すてっぷ」の創立十周年記念式典に招かれたので出かける。

玄関前のハナミズキ(写真をクリック)が満開だ、十年前の小さな苗木がこうも大きくなって祭りを華やいだものにしていることに年月の速さを感じた穏やかな良い日であった。

庭では恒例の「沢入国際サーカス学校」(写真)の大道芸が、屋台村が出店し民族音楽の演奏がされている。施設の中では、利用者の制作作品が販売されている。

Sn370259mi さて式典では、市長、県障害政策課長挨拶後、多くの協力者に対し感謝状がそれぞれに贈呈された。 土地提供の地元の関係者、就労継続支援事業B型に対し厨房、購買清掃等に協力している県立女子大学、県立健康科学大学、多くのボランティアだ。

法人設立に際し、私達の会も肢体不自由児者のための施設づくりのため、施設長スタッフと署名を集めたりしたものだ。 今では、①わーくはうす「すてっぷ」多機能型②「社会就労センターぴいす」就労継続B型③「とらっぱ」多機能型④「メゾンすてっぷ」福祉ホーム④「ケアホームRUN」グループホーム⑤前橋市障害者生活支援センター⑥ヘルパーステーションすてっぷ」⑦ワークセンター、公益(キッズクラブ他)等々、多くの利用者と職員を抱える福祉施設となりました。

追記:式典で感じた゛ありがとうメッセージ゛

行政、地元そして各種団体、企業の多くの協力があって十周年が迎えられたことに感謝!感謝!

おめでとう!そして、ありがとう!

 

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農業の物語2篇

2009-04-25 20:26:32 | 小説

今日は、雨で薄ら寒い、で、種籾消毒予定だったが気が乗らないので明日にした。

枝豆には恵みの雨である、明日あたりに播こうと思う。

そんな訳で、”住井すゑ”の「夜明け朝あけ」を読んだ。

百姓一家の悲しい内容の物語なので読んでいるうちに涙がでてくる、しかし、勇気ずけられもするし、主人公(全員)にエールを送った一遍だった。(満足

百姓一家の物語で、最高に感銘受けた物語は、”船山馨”の長編「石狩平野」だ。

今でも北海道の開拓の厳しさとバッタの被害で大自然に翻弄される一家の姿が頭に焼き付いている。読んだ後に、こんなに頑張っている人がいるんだ、自分も頑張らねばという気持ちになったこと、(小説に励まされる事)を覚えている。

農業というと、必ず・・・”最近の農業を取り巻く環境は大変厳しい状況にありますが”・・・と、数十年前から挨拶の枕言葉になっているが、今の農業をどう思って言っているのか? 他産業と比べれば厳しい産業ではあるが、決して希望の無い職業ではない、経営の仕方いかんだ!(昔の農家の姿は今は無い、物語の姿は昔話となってしまう良い時代となっている)

・・・・・・・ 時代の変遷で農家の姿は大きく変わりました。ただ、小規模農家が大きな利益を得るにはまだまだ多くの問題点はありますし、厳しくもありますが・・・・・・・・・

追記: 

寒い日であった。

一人のさびしい顔の老乞食が橋の上に座って憐れみを乞うていた。

私は銅貨を一枚投げてやった。

乞食は喜んで、そのしわがれた手を伸ばして銅貨を拾おうとした。

銅貨はコロコロと橋坂を滑って大川に落ちた。

私は躊躇した、けれども立ち戻って、さらにかれに与えることをしなかった。

私の心には暗い影が射した。

”吉田弦二郎”の物語、「生命の微光」より

時代は変わり、今は乞食などいません。もう子供には乞食の意味は分からないでしょう。(ホームレスの意味は分かっても)

    

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蚕神様の話

2009-04-15 15:07:00 | 小説

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Sn370256yo 

家の斜め前方には、神明宮があります。

真ん中の写真(本日写す)の左の石造物が衣笠大神です。(自然石で高さ1.63メートルの蚕神塔です)

 酒井正保著「ふるさと昔話」(○○町神明宮の衣笠大神)に蚕神成立の貴重な物語が残されている。(参照)→

むかし、名主の家に一匹の白馬が飼われていたんだとさ。

ところがその馬は、いつの間にか名主の娘と恋仲になってしまって、娘が与える餌以外は食べなくなっちゅうまったんだとさ。

名主の家で働いてる番頭が、そのことを名主に話すと、名主は「その白馬ぁ殺してしまえ」と番頭にいいつけたと。

番頭は娘に知れねえように、河原で白馬を殺してしまったんだと。

白馬がいなくなったことにきずいた娘は、白馬を夢中で探したが、どうしても見つかんねえんだと。  ところが白馬は殺され皮は剥がされて河原に干してあったんだとさ。

それを見た娘は大声で泣きながら、白馬のもとに近寄ると、白馬の皮は娘の体をクルクルと巻き込んで、あれよあれよという間に空高く舞い上がってしまったんだとさ。

それから一年目、空から白い虫と黒い虫が降ってきたんだとさ。  その虫は桑の葉を食べ糸をうんとはきだしたんだと。

その虫の白い方が娘で、黒い方が馬だったんだとさ。その白い虫と黒い虫が「蚕」になり、あとで蚕の守護神になったんだとさ。         おしまい

追記: 3月と四月の読書・・・

1.最後の場所 秋元 康 2.朱の丸御用船 吉村 昭 3.日本経済入門 4.すべて辛抱 半村 良 5.くりやのくりごと 6.落花流水 7.老いの探求 8.シングルライフ孤独を考える・・・・・・・やっぱり時代小説がいいなあ

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竹薮のウグイス

2009-04-12 16:27:24 | 日記・エッセイ・コラム

我家の前は広い竹薮だ! 

毎朝、4,5日前から2羽のウグイスが鳴いている。 

1羽は「ホーホケキョ」、1羽は今年生まれたのだろうか「ケキョ 々 々 々 々 」と心もとない、

互いに長い時間鳴きあっているのだ。  

あたかも1羽の新人に鳴き方を教えているような掛け合いだ!

それが今日は、1羽だけで「ホーホケキョ」と鳴いている。  新人さんは教え方が厳しいので逃げたのか?

それとも新人さんが覚えきって堂々と鳴いているのかな?

Sn370253ta  新入学、新社会人の季節である。 初心を忘れず努力をしてもらいたいものだ。  「日新又新日」 (ひにあらたにまたひにあらたなり)と言う言葉がある。・・・・・・・・・毎日毎日は同じように見えても決して同じではない。今日又新しい日だ。昨日よりは、今日、今日よりは明日と、より成長するように努力しなければならないということである。

今朝は風無し!竹頂少しのゆれも無し!静かなり。

 追記: 農作業するときは、前の竹林の”ゆれ具合”で風の強さをはかりトンネルのビニール張り等を考える。   本日は農作業日和だ! だが枝豆播きの予定日ではない、残念・・・・・・・・総会議案書作りでもいたす事にしよう。

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歯科医院の内覧会

2009-04-05 13:28:19 | 日記・エッセイ・コラム

友人のSさん(車イスで行政書士をしている)から、息子さんが7日に開院するので見学会に来て欲しいと何度も連絡があった。

昨年より土地を探す協力をしてやった関係もあるので出かける事にした。 (場所はSさん家のそばに土地が見つかり開院する事になったのだが)

 Sn370245su_2 スマイル歯科クリニックは、私の家から自転車で分位、Sさん家から4分位だろう?    最新の医療機器が備えてあり安心できる歯医者と思う。  しかし、歯医者というのが余りにも多いと感じる。  私の地域にも多くの歯医者があるが、 ここの町(隣り町だが)には今年で8軒が開業している。 患者は多いほうがいいが、歯医者も差別化をはからないと経営が大変だろうと思います。

 SさんSn370241maは、障害者なのでバリアフリーには特別の感心をもっ ている、当然、息子さんの医院にもその考えが取り入れられている。・・・・・・・・・・チラシには→ 「車イスの父親の意見を参考にして、お年寄りや障害者に通いやすいように、スロープや手すりを設置し、段差などはありません。車イスやベビーカーでも遠慮なくご来店ください。」・・・・・・・・・・・とあった。 スロープあり、障害者トイレあり、また、お子様預かり室があり面倒を見てくれSn370243iruる。 立地条件、設備は申し分なし! あとはソフトの部分の差別化だ!

院名(スマイル)のとうり、院長、従業員は笑顔で対応してくれた、  (スマイル)のだけでなく、スピードのとセンサリティーのの三つのSを心がけて頑張って欲しい。

心よりエールを贈る!!!!!!!!!

 

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