前橋市障害者ネットワーク会議を開きました。
委員は警察署、弁護士、医師会、法務局、労働基準局、司法書士、教育委員会、障害者団体、障害者施設、福祉協議会等々、多業種に渡ります。
会長という事で議長をしましたが、進行の難しいことこの上なし。
虐待防止センターへの相談・通報等の状況についても意見が続出です。
委員から出された、提案事項は一部検討を要す事となった。
一日懸けてて協議しても余りあるものがある。
追記:本日も午前と会議終了後にトラクター耕運実施。
まだまだ終了せず!
明日は乾燥機の組み立てが待っている!
9時にJA支所に集合。
役員数名及び普及所の人と稲刈り取り時期の決定のため地区内の調査を行った。
水田作組合の組合長という立場上、大切な行事の一つです。
ひとめぼれ、コシヒカリ、ゴロピカリの水田を抽出して見て廻る。
幸い、台風の被害は少なく、また、昨年より1~2日位の早めの刈り取りが予定される結果となった。
ライスセンター稼働日も決め、コシヒカリの地域への頒布会も昨年同様に実施することを決めて終了した。
台風が近づき海鳴りが聞こえる。
「帰れなくなったね」
「泊まってもいいの!」
泳ぎつかれた民宿で、寝そべったまま、無表情に相槌をうつ。
彼女は、大手デパートの着物売り場が勤務地。
「私、着物が好きなの」
「毎月、買うのが楽しみなの」
「お金持ちの人と結婚するの」
そんな彼女と一緒になれることを夢見た。
農家の長男で、家には毎日農作業に汗を流してる両親がいる。
そんな農家には嫁がない?
電線を揺らす風がビュービューと唸りをあげる。
「一緒になろうよ・・・・・」
それを言うのがやっとだった。
「私、いや!」
「俺んち、お金はあるし、一生贅沢させてやる自信があるんだ・・・・」
「優しいあなたは好きよ」
「だけど、素直すぎるのよ」
プイと横を向けたまま黙ってしまう。
そして、何もない背中合わせの一夜。
そんな行動きりできなかった。
そんな世間知らずの自分がいた。
風が電線をビュービュー鳴らす夜は、慚愧の念がよみがえる。
民宿での思いもかけない宿泊は25歳の思い出となった。