車イスのある風景 

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2006年8月開始 福祉=前橋市肢体不自由児者父母の会等

田んぼの見回り

2008-07-20 21:11:02 | 日記・エッセイ・コラム

この辺りの田んぼは6月10日前後の田植えだったので、中干しも終わり、間断かん水をしているところが大部分だ。   苗は青く旺盛な育ちとなり、水の在る無しは遠くからは確かめられない程となっている。   この中の、一つの田んぼに、毎日通ってくる年寄りがいる、それも1日中(少なくとも午前2,3時間、午後も3,4時間)と言っていいぐらい畦に居るのだ。   こはぜの地下足袋、作業ズボン、半袖シャツに手甲をして麦わら帽子のいでたちで、2反歩の田のまわりを見回っている。

隣りに畑の在る同級生(女性)が言う。   こんな暑い日に、あんなに長く畦にいて良くもマァ熱中症で倒れないもんだ!  あんなに長く畦まわりにいて草刈するでもなく水管理するでもなく行ったり来たりしているんだよ!  と、そして言うには、先だって水を流し出してしまった所を、折りしも嫁が犬の散歩中にこれを見て「爺さん、こんな事をして!私が父ちゃんに怒られるんだからね!」とこっぴどく叱られていたという。   また、雨が降ってもビッショリになって畦にいつまでも立っていて帰らないでいたり、雷が激しくなったので家に帰ったと思ったら合羽を着て戻ってきて畦に立ってるんだよ、心配するよネェ。

隣り村の人だから付き合いはないが、昔から知っているので、昨年の雷のときなどは家に送っていった事があるという。   そんなことで、たまに「うちの田んぼに誰かが無断で入れ水したらしい?」「ロータリーで田んぼをかき混ぜたものがいるらしい?」誰だか見たか?と話しかけてくるという。・・・・・・・呆けているらしい!・・・・・聞けば連れ合いは死んだそうで(昔はテーラーの後ろへ乗せてきて仲良く作業をしていたのだそうだ)、今はトラックもトラクターも使わせてもらえず、畑は嫁が使っているらしい。  そんな状況だから、田んぼの見回りが日課?生き甲斐?なのかなどと考えさせられる。

昔の米作りは農業そのものだった。  だから俺達の親の年代は強い思い入れがあって当然だ。

呆けても爺さんにとっては、米作りには相当の執着心があるのだろう。   はたから見れば、・・・・・・何してるんだ爺さんは(家にいれば良いだろう)・・・・・・・・・ しかし頭の中は米作りの経験、思いいれ、思い出等が一杯で、じっとしていられないのだろう。   朝早くから、夕方まで暑い日も雨の日も見回っている、このことが本人にとっては幸せなんだろうな。     来年も再来年も腰に手拭い下げた爺さんの見回り姿が消えないでほしいと思います。

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こころに咲く花

2008-07-17 20:07:10 | 映画

暑い!暑い!とにかく暑い!

中干しを6日したので水を入れた! 畦の草刈りをして汗びっしょりとなる。

枝豆後の畑をを耕運した、汗びっしょりだ! 家に居ても水を飲む以外やることなし!

仕事が出来る状況ではないので、人権を考える「講演と映画の集い」に行く、社協でお世話になったH課長さんの主催挨拶で始まった。

人権啓発映画「こころに咲く花」は、子どものいじめ、と職場のいじめを例に、いじめの構造の中で多数を占める傍観者、観衆たちが一歩を踏みだして、勇気を持って声を発すれば、必ずいじめの解決につながるという事を訴えた映画でした。

講演はつまらなかったが映画は良かった。(どんな映画でも何かを訴えるというポリシーは感じる)

追記:映画の中での、のじぎくの花Flower1001 の花言葉は真実忘れられない人だそうです。

35分のの映像で訴える力は、素晴らしい!!!!

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農繁期たより

2008-07-10 17:00:25 | 日記・エッセイ・コラム

農繁期たより(6月12日)以来、ながらくご無沙汰です。

農作業(主に枝豆出荷、除草作業等々)に追いまくられて、パソコンに向かう気力なし!     疲れを取るために酒を飲んで寝てしまう毎日です、2~3キロ体重減で疲れが取れません。

農業は大変なんです! 

農作業の合間(主に雨の日)に出かけたので幾つか報告まで

15~16日(月)は肢体不自由児者父母の会の山梨大会が北杜市の「八ヶ岳ロイヤルホテル」で開催されたので車を走らせました。

Dscf0006_2 Dscf0003tora_3 帰りに寄った清里周辺はガラガラでした、

萌木の村には古いトラクターが展示されていた。

21日(雨の日)は渋川市のアジサイ寺と小野池公園ののアジサイを見にDscf0009ono_3行く、アジサイ祭り初日なので多くのバスで人出があった。

20種2,000株と言っていたが、今年は遅れているとかで余り咲いていなかった。

22日(雨)は、高崎サティで「ザ・マジックアワー」を観る、現実的でない、絵空事のようなコミック映画でした。・・・・・・マジックアワーとは“夕焼け“の事でした。

伊勢崎市の赤堀ショウブ園にはバスと人出で一杯でした。前に行ったときより増えていて、整備もされていて見事な景観でした。

Sn370135syoubu

24日は父が4箇所目の病院に転院するので弟と一日がかりでした、以前より幾らか症状がよくなってきた(自分の名前と生年月日が言えたのは事故後初めてなので)気がします。

その他は、農作業の合間に、県の障害児協会やJAの理事会、福祉法人やNPOの理事会に出席したりの1ヶ月でした。

 追記: 今月に入っても相変わらず忙しく、疲れた…疲れた…が口癖に為ってしまいそう、、、、

5日は合氣道に2名の入会者(大人)がインターネットを見て入る日なので、しばらく、休んでいたが出かけた。  中々筋のいい人だったので楽しみ!!!!

   

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