鹿児島の自然と食

鹿児島の豊かな自然(風景、植物等)、食べ物、史跡を紹介します。

喜入の自現坊滝と磨崖仏

2024-03-22 | 史跡

鹿児島市喜入町の自現坊滝と磨崖仏を紹介します。

 

喜入の中心地から県道喜入知覧線を知覧方面へ行き、左に入るとここへ来るので、左の道を下ります。

 

山道を下ると、岩が露出した小さな川へ出ます。

 

自現坊滝です。渇水期で水は少ないですが、細い滝が3段に落ちており、雰囲気のいい滝です。

 

下流の滝。川は八幡川左岸の支流です。

 

滝の右岸の岩壁に磨崖仏があります。

 

正面より見る。

正徳四年(1714年)、大僧都自現覚光が読経して滝を開き、青木清右衛門という仏師が菩薩を刻んだ、と岩に書かれているそうです。滝の名前は自現覚光からきています。

 

優美な姿の如意輪観世音菩薩。300年前とは思えないほど、保存状態がいいです。

ここは訪れる人も少ないところですが、こんな立派な磨崖仏があることに感激しました。

 

穏やかな表情の観音様。

 

右手に持つ輪も風化せず残っています。

 

右の穴です。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする